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2-70.あからさまな…
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『しあ、だいじょうぶ?』
リトスが胸ポケットから出てきて頬ずりしながら尋ねて来る
「ああ、大丈夫だよ」
頭をなでて癒されながらそう返す
暫くこれからの事を話していると食事の準備が出来たと呼びに来た
「わーお」
大きなテーブルに並んだ沢山の料理にシャノンが嬉しそうな顔をする
「どうぞそちらの席に」
テーブルを挟ん端からローガン、カレン、ブリーナが並んでいた
促されて俺はローガンの正面に、隣にルーク、ブリーナの正面にはシャノンが座る
「シアには私の正面に座って欲しかったのに」
ブリーナが拗ねたように言うのを俺は聞こえないふりをした
俺達はゲストであってコンパニオンじゃないからな
「シア達は旅をしていると言っていたが出身は?」
食事が進んでくるとローガンが尋ねてきた
「ただの田舎町だ」
「そ…そうか」
「ねぇ、シアはどうして旅を?どこかに落ち着きたいと思ったりはしないの?」
「は?」
「ほら、例えばこの町とか…」
ブリーナが言いながら頬を赤く染める
「実は私にはまだ婚約者がいないの。婚約の打診は来るんだけどみんないまいちだから。でもシアみたいなかっこよくて強い人なら婚約してあげてもいいわ」
ブリーナの言葉に横から『うわ~』って声が聞こえてきた
ルークのやつ後でぶん殴ってやる
「随分上からものを言うんだな」
「…え?」
自分が思っていたのと違う反応だったんだろう
ブリーナは呆けたような顔をする
「今のあんたの言葉は自分が選ぶ権利を持っていて、俺にはそれに従うべきだと言ってるように聞こえるが?」
俺はそう言いながらローガンを見据えた
「申し訳ない。この子はちょっと甘やかしてしまったせいかわがままでね」
「ちょっとパパ?」
「いいからそういう話はやめなさい。お客様に対して失礼だ」
「でも!この町一番の商人の娘である私の婚約者なのよ?地位だってお金だって…」
「それ、全部あなたのじゃなくてローガンのものじゃない」
シャノンが吐き捨てる様に言う
「な…!?」
「あなた自身の物じゃないでしょって言ってるの。自分の力でそれを手にしてるシアには必要ないものだわ」
「何か食べる気が失せた。部屋に戻らせてもらう」
「待ってくれ!ブリーナを下がらせるから君達は…」
「嫌よ!私はシアといたいの!」
ブリーナはローガンの言葉を遮った
「話にならない。これだけは言っておく。俺はお前のようなわがままで空気の読めない女が一番嫌いだ」
「!!」
「ローガン、最初の約束を忘れないでくれ。そもそも、俺達がここに泊めて欲しいと言ったわけじゃない」
俺はそう言い捨てて部屋を出る
ルークとシャノンも当然の様に後に続いた
「マジうざい」
ソファに身を放り投げる様に座る
ルークとシャノンは向かいのソファに座った
「お前ら食い足りないだろ」
俺はインベントリから調理済みの料理をいくつか取り出した
「リトスも好きなの食えよ」
『わーい』
「見た目はそれなりだったけど味は酷かったね」
「親子3人の体形見て納得だな」
3人共小太りだった
出された料理は脂っこいものばかりで俺としては胸やけしそうでもあった
「僕でもあのギトギトはちょっと…」
「牛肉なんて牛脂食べてるみたいだったよ?」
この2人がここまで言うのも珍しい
「シア様、少しよろしいでしょうか?」
「は?」
ノックと共にかけられた声に首をかしげる
「旦那様が話をしたいと…」
言いづらそうにしている相手を見ると食堂に居たメイドだった
馬鹿の下で働くのも大変そうだな…
「ちょっと行ってくる」
「はーい」
「僕たちはここで食べてるよ」
肉をほおばりながら言う2人に見送られて俺はメイドの後についていくことにした
リトスが胸ポケットから出てきて頬ずりしながら尋ねて来る
「ああ、大丈夫だよ」
頭をなでて癒されながらそう返す
暫くこれからの事を話していると食事の準備が出来たと呼びに来た
「わーお」
大きなテーブルに並んだ沢山の料理にシャノンが嬉しそうな顔をする
「どうぞそちらの席に」
テーブルを挟ん端からローガン、カレン、ブリーナが並んでいた
促されて俺はローガンの正面に、隣にルーク、ブリーナの正面にはシャノンが座る
「シアには私の正面に座って欲しかったのに」
ブリーナが拗ねたように言うのを俺は聞こえないふりをした
俺達はゲストであってコンパニオンじゃないからな
「シア達は旅をしていると言っていたが出身は?」
食事が進んでくるとローガンが尋ねてきた
「ただの田舎町だ」
「そ…そうか」
「ねぇ、シアはどうして旅を?どこかに落ち着きたいと思ったりはしないの?」
「は?」
「ほら、例えばこの町とか…」
ブリーナが言いながら頬を赤く染める
「実は私にはまだ婚約者がいないの。婚約の打診は来るんだけどみんないまいちだから。でもシアみたいなかっこよくて強い人なら婚約してあげてもいいわ」
ブリーナの言葉に横から『うわ~』って声が聞こえてきた
ルークのやつ後でぶん殴ってやる
「随分上からものを言うんだな」
「…え?」
自分が思っていたのと違う反応だったんだろう
ブリーナは呆けたような顔をする
「今のあんたの言葉は自分が選ぶ権利を持っていて、俺にはそれに従うべきだと言ってるように聞こえるが?」
俺はそう言いながらローガンを見据えた
「申し訳ない。この子はちょっと甘やかしてしまったせいかわがままでね」
「ちょっとパパ?」
「いいからそういう話はやめなさい。お客様に対して失礼だ」
「でも!この町一番の商人の娘である私の婚約者なのよ?地位だってお金だって…」
「それ、全部あなたのじゃなくてローガンのものじゃない」
シャノンが吐き捨てる様に言う
「な…!?」
「あなた自身の物じゃないでしょって言ってるの。自分の力でそれを手にしてるシアには必要ないものだわ」
「何か食べる気が失せた。部屋に戻らせてもらう」
「待ってくれ!ブリーナを下がらせるから君達は…」
「嫌よ!私はシアといたいの!」
ブリーナはローガンの言葉を遮った
「話にならない。これだけは言っておく。俺はお前のようなわがままで空気の読めない女が一番嫌いだ」
「!!」
「ローガン、最初の約束を忘れないでくれ。そもそも、俺達がここに泊めて欲しいと言ったわけじゃない」
俺はそう言い捨てて部屋を出る
ルークとシャノンも当然の様に後に続いた
「マジうざい」
ソファに身を放り投げる様に座る
ルークとシャノンは向かいのソファに座った
「お前ら食い足りないだろ」
俺はインベントリから調理済みの料理をいくつか取り出した
「リトスも好きなの食えよ」
『わーい』
「見た目はそれなりだったけど味は酷かったね」
「親子3人の体形見て納得だな」
3人共小太りだった
出された料理は脂っこいものばかりで俺としては胸やけしそうでもあった
「僕でもあのギトギトはちょっと…」
「牛肉なんて牛脂食べてるみたいだったよ?」
この2人がここまで言うのも珍しい
「シア様、少しよろしいでしょうか?」
「は?」
ノックと共にかけられた声に首をかしげる
「旦那様が話をしたいと…」
言いづらそうにしている相手を見ると食堂に居たメイドだった
馬鹿の下で働くのも大変そうだな…
「ちょっと行ってくる」
「はーい」
「僕たちはここで食べてるよ」
肉をほおばりながら言う2人に見送られて俺はメイドの後についていくことにした
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