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新学期
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言われた通り学校に着いて担任にセナが遅れることを伝えに行った
「そうか、ありがとな」
だらしねえなあいつはと笑いながら言う担任を横目に教室に戻ろうとすると他の先生に呼び止められた
「知らなかったよお前らそんな仲良いなんて」
言われてから気づいた
どう考えてもセナが遅れるって私が伝えるのおかしいよね?
「たまたま連絡来ただけです、失礼します」
足早に職員室を後にして教室に戻り自分の席に付きスマホを取り出すと一通のメッセージ
開いてみるとセナからだ
『ゆいちゃん今日バイトは?』
『ないけど』
返信を返すとすぐに既読が付き間髪入れずに電話が鳴る
慌てて出る
「やっほ~」
「…呑気だね、早く来なよ」
「いま朝飯食べるとこだよ、今日はホットケーキ」
「マイペースすぎ」
ホントにこいつだけ違う次元で生きてるんじゃないかって思い始めたよ私は
「今日バイトないなら学校終わったあと暇でしょ?」
「まあ暇だけど、どうしたの?」
「バイクで迎え行くからみんなで集まろ」
みんなってのは多分ハル達のことだ
「いいけど……まって迎え行くってなにそれ」
「いや、そのままの意味だけど」
「…ってことは今日来ないつもり?」
「だってめんどくさいじゃん、初日から遅刻とか」
言いたいことは何となくわかるけど来いよ
来るって言ってたんだから
「私1人だから早く来て欲しいんだけど」
「そうなんだよな…そこがマジでネック」
家にいても暇だしって付け加えケタケタ笑っている
「あ、そうだ」
「なに?」
「ゆいちゃん早退しなよ、どっかで拾うわ」
……………こいつはホントに
「そうか、ありがとな」
だらしねえなあいつはと笑いながら言う担任を横目に教室に戻ろうとすると他の先生に呼び止められた
「知らなかったよお前らそんな仲良いなんて」
言われてから気づいた
どう考えてもセナが遅れるって私が伝えるのおかしいよね?
「たまたま連絡来ただけです、失礼します」
足早に職員室を後にして教室に戻り自分の席に付きスマホを取り出すと一通のメッセージ
開いてみるとセナからだ
『ゆいちゃん今日バイトは?』
『ないけど』
返信を返すとすぐに既読が付き間髪入れずに電話が鳴る
慌てて出る
「やっほ~」
「…呑気だね、早く来なよ」
「いま朝飯食べるとこだよ、今日はホットケーキ」
「マイペースすぎ」
ホントにこいつだけ違う次元で生きてるんじゃないかって思い始めたよ私は
「今日バイトないなら学校終わったあと暇でしょ?」
「まあ暇だけど、どうしたの?」
「バイクで迎え行くからみんなで集まろ」
みんなってのは多分ハル達のことだ
「いいけど……まって迎え行くってなにそれ」
「いや、そのままの意味だけど」
「…ってことは今日来ないつもり?」
「だってめんどくさいじゃん、初日から遅刻とか」
言いたいことは何となくわかるけど来いよ
来るって言ってたんだから
「私1人だから早く来て欲しいんだけど」
「そうなんだよな…そこがマジでネック」
家にいても暇だしって付け加えケタケタ笑っている
「あ、そうだ」
「なに?」
「ゆいちゃん早退しなよ、どっかで拾うわ」
……………こいつはホントに
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