平凡でツンデレな俺がイケメンで絶倫巨根のドS年下に堕ちたりにゃんか絶対しにゃい…♡

うめときんどう

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まだまだ甘々です

今日ほど最悪な日はないと思った…♡

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「いってきまーす!!」

「行ってらっしゃい!忘れ物無いよね?」


とまるで入学初日の子供を送り出すかのような会話を振ってくる母親に俺は

「大丈夫だよ!ただ学年が変わるだけ!入学生でもないのに笑」

と笑って言葉を返すと

「だってうーちゃんうっかりしてるか心配なんだもの、笑」

とお母さんが笑ってやっと朝の学校への1歩を踏み出した


さっき言っていた「うーちゃん」とは俺の事だ「うーちゃん」こと石川 憂良いしかわ うい

自分で認めたくはないのだが、俺は男らしいというよりかは遥かかけ離れ女顔とこの紛らわしい名前のせいで何回女に間違われたことか、皆俺の事を「可愛い♡可愛い♡」って俺は嫌味にしか聞こえないんだ!!


だから、女顔と名前は直せなくても身長は伸ばせると思い毎日牛乳を飲んでいるのに、なぜ伸びない!!


「元はと言えばアイツらが1年の文化祭の時にカフェなんて開いて俺にあんな服を着させるからだ、」


1年の頃の黒歴史が蘇ってくる。


(あぁ、俺はもう高2になったのか、早いな)


としみじみ感じながらとことこ歩いていると背後から何かが落ちたかのような音がしたのに気づいた、


一瞬ビックッとした体は反射的に後ろをふりかえっていた


そこで俺が見たのは人の死体、
誰か死んでいる。


「大丈夫ですか!?」
やばい、、返事がない、


あ!早く110番に…!!


俺が携帯を取り110番しようとすると
倒れている人の手が動き俺の携帯に触ろうとする。

俺はこの人が生きていると確信した途端スマホなんか鞄の中に放り込んで苦しそうな頭を膝に乗せた。

「大丈夫ですか!?」

「え、誰?」

相手も戸惑っているように見えた
「俺はたまたま道を通ってたら後ろであんたが倒れて、」

俺は焦る自分に落ち着けと言い聞かせ答えた。


「誰か知らないけどとっても可愛い顔だね、もし良かったら俺と学校まで行って欲しいな♡」

男はそういった。


だが俺は一緒に行く気なんてない。


だってあいつはさっきなんて言った?
『可愛い顔だね、』
また出たよそれコンプレックスなのに、


なんで倒れたのか聞きたいけど、今までの経験で大体わかる。


この整った顔、高身長、さっきのナンパするみたいな発言、、

絶対女事だな、

俺がこんなやつと一緒に登校していたら周りにどんな目で見られるか…


「俺、男だし、一緒に行かない」

すると男は前を向いた俺の体を巻き戻すかのように腕を引き男の手が俺の体に当たった。

プニィ…

俺は男がどこを触っているかすぐ分かった。

俺は胸に触れている男の手を振り払うように手首を掴み思いっきり振り払った。


その瞬間、最低だ、クズだ、

と言った感情がどんどん湧いてくる


「お前なんかと、もう二度と顔を合わせるわけないだろ!」


俺は恥ずかしさのあまり、男がブツブツ喋っているがそれを聞こえない振りをするように全力で走った。



こんなやつと二度と関わるか!


もう、顔を合わすこともないだろうと思い角を曲がったところで息をハァハァ吐きながら、膝に手を付き中腰になって疲れを吐き出す。



もう少しで学校だ。

あれだけ走ったのにも関わらず来るのはいつもより少し遅かった。






__________________






クラス替えでは1年の頃同じクラスで仲の良かった、仲嶺    宏なかみね こうと言うやつが手招きしてクラスを教えてくれたので混雑していたクラス表を俺の低身長で飛びながら見る必要もなかった。


宏とまたクラスが一緒だったので少し盛り上がっていると
荷物を置くのが遅くなりチャイムと同時に座ってしまった。








__________________



1限目が終わり休み時間、宏は保体委員なので出席表を出しに行かないと行けない、宏は保健室に行ったら、保健室の先生のかなり話し込むから帰ってくるのを待ってるのも暇すぎるので、懐かしみのある1年の階に行く事にした。




1年の階に着くと女子達の「キャーキャー」と叫ぶ声が聞こえた。

これは当たりの入学生がきたな。

と思いどんな顔か見ておこうと女子の間を覗こうとするが俺の小柄な体型に合わせて筋肉も着いていない体は女子の圧に耐えきれる訳がなくもう少しという所で、流されてしまいそうになる。


ここまで来たのにそれは惜しいと思いながら、最後の足掻きとして手を伸ばす。


それがまぐれでも届くはずもなく、諦めて流される前に帰ろうと思い手を引っ込めようとした瞬間、


ガシッ!



誰かに手を掴まれた感覚がした。


おいおい、まさかな…


そんなことを考える時間は少しであっという間に俺の手を引き、引っ張られ、その勢いで転けそうになる俺の体を、女子共に囲まれていた体の腰部分にギュッと上から腕で抱き寄せられた。




俺はいくら小柄で女顔だと言っても男の制服来てるし、間違うはずがないよな。


嫌がらせか?


俺がムカッとしてそんな事するやつはどこのどいつだ!

と顔をあげて男の顔を見た。


「朝ぶりだねぇ~おはよぉ~♡」




俺は今日ほど最悪な日はないと思った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前に書いていたのですが、力尽きて途中までになっていたので、続きを書かせていただきました!
まだまだエロは先だと思われますが、こんなストーリーでも楽しんで頂ければ嬉しいです(T▽T)✩
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