BL短歌1～100

BL短歌 91~95

91 本当の 愛とは何か 考えて ただただ自分を 殺していった

本当の愛とは何かを考えて、ただ君のために生きようと、自分を殺していったんだろう。

92 向き合って 絶望をする くらいなら 希望を持たずに 守っていたい

自分の罪と向き合って絶望をするくらいなら、希望を持たずに君のことを守っていたいんだ。

93 許される ことだと思って いないから ただ高潔な 君の後ろで

君への想いは、許されることだと思っていないから、ただ高潔な君の後ろで戦えるなら、それでよかった。

94 敗北に 流した涙 あの苦さ 滲んだ視界 君も同じだ

試合に負けて流した涙、あの苦い経験と、滲んだ視界。君も同じだったんだろうな。

95 期待して 信じてくれた あの人に 頭を撫でて ほめられたかった

僕に期待をして信じてくれたあの人に、頭を撫でられて、褒めてもらいたかったんだ。