BL短歌1～100

BL短歌 71~75

71 不思議だな ドキドキしてた 距離感が 触れあうまでに 近くなってる

不思議だなあ。隣にいるだけでドキドキとしていたのに、いつの間にか触れ合うまでに近くなっている。

72 帰り道 彼女と歩く 君を見て 去り際キスを してみたくなる

帰り道に彼女と歩く君の背中を見つけて、追い越す去り際に不意打ちでキスをしてみたくなった。

73 罪の色 失うことは 出来なくて もがいて助ける 全てのひとを

僕の犯した罪の色を失くすことは出来ないから、この罪悪の海でもがきながら、全てのひとを助けたいんだ。

74 大人ぶり 余裕を見せても 結局は 君の境界 飛び越えたくて

大人ぶって余裕を見せていても、結局は君と僕の間にある境界線を飛び越えたいだけなんだ。

75 真実を 知られる恐怖は あるけれど 守れるならば かまわないんだ

真実を知られてしまうかもしれないという恐怖はあるが、君のことを守れるならば俺はかまわない。