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第九章、終わりの始まり
D-69 中二病
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聖夜は徒歩で3人の集合場所に歩いて行く。
あの死神の最後の言葉が頭の片隅にしつこく残っている。
「人の心を失った化け物ねぇ……。」
聖夜は自分に人の心はまだあると思っている。
しかし現状人の心があるか時折わからなくなることがある。
自分はこの先何を為したいのか。
元の時間軸に戻って何がどうなるのか。
もしかしたら誰ももう俺のことなど待っていないのではないか。
アレイスターも天之川も本当に俺のことを慕ってくれているのか。
自分は力を持っている。
でもその力をいったいこれから何に使うのだろうか。
「……まぁ今はいっか。」
この力の使い道はいつかわかるだろう。
これからのことはこれから考えよう。
「人の心を失った化け物ねぇ……。」
「!?」
「なんか厨二病みたいだったね聖夜。」
天之川は顔の形が変わるまでボコボコにされた。
「ひょ、ひょれでひぃもーひょひょんひょひょーひゃーひゃひゅひぃひゃひゃひぇ。(これでリモートコントローラーはクリアだね。)」
「これでミッションコンプリート、あとは未来に戻るだけですね。」
「…………。」
「聖夜くん?」
聖夜は下を向いて固まっている。
「な~んかうまくいきすぎてるんだよな。」
「それでいいじゃないですか。」
「このまま終わらない気がするんだよな……。」
聖夜達は天界のさらに奥、神の居場所にたどり着いた。
「おーいニヒト、順行時計できたか?」
聖夜がドアノブに手を触れる。
バヂィィ!!!!
「がぁっ!!」
体に電流が走り、聖夜は地面に膝をつく。
「聖夜!!」
天之川は聖夜に駆け寄る。
幸い痛みだけで外傷はないらしい。
「聖夜くんあれを!!」
アレイスターが宙を指さす。
「いや~やっぱり悪役ってのは宙からの登場って相場が決まってるよね。」
空から降り立ったのは最初らへんに出て全く出番のなかった社長ことつぼっちだった。
「てめぇなんのつもりだ!!」
「なんのつもりか?…………なんでだっけ?」
「時間稼ぎです。」
「そう時間稼ぎ!!だってさ、かっこよく出現したいじゃん。」
つぼっちは後ろにいる部下と話す。
「この世界の全てを知ってる【預言者】がお前のことを知らないっていってたよ、お前何者だ?」
「何者?もう答えを知ってる人は多いだろう。俺はこの世を作った者、【作者】だ。」
あの死神の最後の言葉が頭の片隅にしつこく残っている。
「人の心を失った化け物ねぇ……。」
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しかし現状人の心があるか時折わからなくなることがある。
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元の時間軸に戻って何がどうなるのか。
もしかしたら誰ももう俺のことなど待っていないのではないか。
アレイスターも天之川も本当に俺のことを慕ってくれているのか。
自分は力を持っている。
でもその力をいったいこれから何に使うのだろうか。
「……まぁ今はいっか。」
この力の使い道はいつかわかるだろう。
これからのことはこれから考えよう。
「人の心を失った化け物ねぇ……。」
「!?」
「なんか厨二病みたいだったね聖夜。」
天之川は顔の形が変わるまでボコボコにされた。
「ひょ、ひょれでひぃもーひょひょんひょひょーひゃーひゃひゅひぃひゃひゃひぇ。(これでリモートコントローラーはクリアだね。)」
「これでミッションコンプリート、あとは未来に戻るだけですね。」
「…………。」
「聖夜くん?」
聖夜は下を向いて固まっている。
「な~んかうまくいきすぎてるんだよな。」
「それでいいじゃないですか。」
「このまま終わらない気がするんだよな……。」
聖夜達は天界のさらに奥、神の居場所にたどり着いた。
「おーいニヒト、順行時計できたか?」
聖夜がドアノブに手を触れる。
バヂィィ!!!!
「がぁっ!!」
体に電流が走り、聖夜は地面に膝をつく。
「聖夜!!」
天之川は聖夜に駆け寄る。
幸い痛みだけで外傷はないらしい。
「聖夜くんあれを!!」
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「いや~やっぱり悪役ってのは宙からの登場って相場が決まってるよね。」
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「てめぇなんのつもりだ!!」
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「時間稼ぎです。」
「そう時間稼ぎ!!だってさ、かっこよく出現したいじゃん。」
つぼっちは後ろにいる部下と話す。
「この世界の全てを知ってる【預言者】がお前のことを知らないっていってたよ、お前何者だ?」
「何者?もう答えを知ってる人は多いだろう。俺はこの世を作った者、【作者】だ。」
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