195 / 286
第一章、300年前の世界
D-5 謎のビル
しおりを挟む
「あぁ、俺の母さんか………………は?」
「僕が君に会う前に君の母親、神成優夜さんに会ったよ。そこで特異点の存在のことも聖夜の身に起こったことも全て聞いたよ。」
「母親って……俺会ったことないんだよな。」
「優夜さんに聖夜にあってみたらって聞いたけど『は、恥ずかしいからやだ!!』って言ってたよ。なんか聖夜の兄弟とも顔合わせたことないらしい。」
「兄弟?俺以外の神成のやつか。」
「まぁ君の家族の話は置いといて、優夜さんから君が元の世界に戻る方法を教えてくれたよ。」
「え、まじで!?どうやるんだ!?」
「ここからは私が説明します。」
見知らぬ声が飛んできた。
声の方を見るとミルクたっぷりなコーヒーをイメージしたような服をきた少女が横にいた。
「だれだ!!てかどこから出てきた!!」
「ずっといましたよ。」
「私も気づきませんでした……。」
アレイスターも気づかなかったらしい。
気づいていたのは天之川だけだった。
「優夜さんが言うにはこの人についていったらわかるって。」
「こんな人についていっていいのか?」
「まぁついていってみればいいじゃないですか。」
「それでは私に続いてきてください。」
女はどこから持ってきたのか旗をひらひらと持って道に沿って歩いていく。
俺も二人も女についていった。
「つきましたよ。」
「…………。」
女が指先たのはボロい小さなビルだ。
「ここの3階ですよ。」
ぴっぴっ
女はエレベーターのボタンを押す。
というかここの空間だけすごい近代的なんだよな。
チーン
「さ、左の部屋でしゃちょーがお待ちですよ。」
「は、はぁ。」
俺たちは言われるがままに部屋の前にたどり着く。
まぁ一応の礼儀としてノックをする。
「入りたまえ。」
低く偉そうな声でとびらの奥から声がする。
俺は若干躊躇しつつも扉を開けた。
扉の先の部屋はドラマでよくあるような社長室。
『ロリ』と大量に描かれた旗が置いてあり、冷蔵庫なども置いてある。
天井にはエアコンと子供部屋によくある光を当てておくと暗くしたら引かれあれが張り付いている。
そして明らかに高そうな高級イスにふんぞりかえる眼鏡をかけた男と傍には黄色い服の青年が立っていた。
「よくきたな、俺の名は『つぼっち』。この秘密結社ロリーコーンの社長だ。」
「僕が君に会う前に君の母親、神成優夜さんに会ったよ。そこで特異点の存在のことも聖夜の身に起こったことも全て聞いたよ。」
「母親って……俺会ったことないんだよな。」
「優夜さんに聖夜にあってみたらって聞いたけど『は、恥ずかしいからやだ!!』って言ってたよ。なんか聖夜の兄弟とも顔合わせたことないらしい。」
「兄弟?俺以外の神成のやつか。」
「まぁ君の家族の話は置いといて、優夜さんから君が元の世界に戻る方法を教えてくれたよ。」
「え、まじで!?どうやるんだ!?」
「ここからは私が説明します。」
見知らぬ声が飛んできた。
声の方を見るとミルクたっぷりなコーヒーをイメージしたような服をきた少女が横にいた。
「だれだ!!てかどこから出てきた!!」
「ずっといましたよ。」
「私も気づきませんでした……。」
アレイスターも気づかなかったらしい。
気づいていたのは天之川だけだった。
「優夜さんが言うにはこの人についていったらわかるって。」
「こんな人についていっていいのか?」
「まぁついていってみればいいじゃないですか。」
「それでは私に続いてきてください。」
女はどこから持ってきたのか旗をひらひらと持って道に沿って歩いていく。
俺も二人も女についていった。
「つきましたよ。」
「…………。」
女が指先たのはボロい小さなビルだ。
「ここの3階ですよ。」
ぴっぴっ
女はエレベーターのボタンを押す。
というかここの空間だけすごい近代的なんだよな。
チーン
「さ、左の部屋でしゃちょーがお待ちですよ。」
「は、はぁ。」
俺たちは言われるがままに部屋の前にたどり着く。
まぁ一応の礼儀としてノックをする。
「入りたまえ。」
低く偉そうな声でとびらの奥から声がする。
俺は若干躊躇しつつも扉を開けた。
扉の先の部屋はドラマでよくあるような社長室。
『ロリ』と大量に描かれた旗が置いてあり、冷蔵庫なども置いてある。
天井にはエアコンと子供部屋によくある光を当てておくと暗くしたら引かれあれが張り付いている。
そして明らかに高そうな高級イスにふんぞりかえる眼鏡をかけた男と傍には黄色い服の青年が立っていた。
「よくきたな、俺の名は『つぼっち』。この秘密結社ロリーコーンの社長だ。」
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
領主の妻になりました
青波鳩子
恋愛
「私が君を愛することは無い」
司祭しかいない小さな教会で、夫になったばかりのクライブにフォスティーヌはそう告げられた。
===============================================
オルティス王の側室を母に持つ第三王子クライブと、バーネット侯爵家フォスティーヌは婚約していた。
挙式を半年後に控えたある日、王宮にて事件が勃発した。
クライブの異母兄である王太子ジェイラスが、国王陛下とクライブの実母である側室を暗殺。
新たに王の座に就いたジェイラスは、異母弟である第二王子マーヴィンを公金横領の疑いで捕縛、第三王子クライブにオールブライト辺境領を治める沙汰を下した。
マーヴィンの婚約者だったブリジットは共犯の疑いがあったが確たる証拠が見つからない。
ブリジットが王都にいてはマーヴィンの子飼いと接触、画策の恐れから、ジェイラスはクライブにオールブライト領でブリジットの隔離監視を命じる。
捜査中に大怪我を負い、生涯歩けなくなったブリジットをクライブは密かに想っていた。
長兄からの「ブリジットの隔離監視」を都合よく解釈したクライブは、オールブライト辺境伯の館のうち豪華な別邸でブリジットを囲った。
新王である長兄の命令に逆らえずフォスティーヌと結婚したクライブは、本邸にフォスティーヌを置き、自分はブリジットと別邸で暮らした。
フォスティーヌに「別邸には近づくことを許可しない」と告げて。
フォスティーヌは「お飾りの領主の妻」としてオールブライトで生きていく。
ブリジットの大きな嘘をクライブが知り、そこからクライブとフォスティーヌの関係性が変わり始める。
========================================
*荒唐無稽の世界観の中、ふんわりと書いていますのでふんわりとお読みください
*約10万字で最終話を含めて全29話です
*他のサイトでも公開します
*10月16日より、1日2話ずつ、7時と19時にアップします
*誤字、脱字、衍字、誤用、素早く脳内変換してお読みいただけるとありがたいです
義理姉がかわいそうと言われましても、私には関係の無い事です
渡辺 佐倉
恋愛
マーガレットは政略で伯爵家に嫁いだ。
愛の無い結婚であったがお互いに尊重し合って結婚生活をおくっていければいいと思っていたが、伯爵である夫はことあるごとに、離婚して実家である伯爵家に帰ってきているマーガレットにとっての義姉達を優先ばかりする。
そんな生活に耐えかねたマーガレットは…
結末は見方によって色々系だと思います。
なろうにも同じものを掲載しています。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
骸骨と呼ばれ、生贄になった王妃のカタの付け方
ウサギテイマーTK
恋愛
骸骨娘と揶揄され、家で酷い扱いを受けていたマリーヌは、国王の正妃として嫁いだ。だが結婚後、国王に愛されることなく、ここでも幽閉に近い扱いを受ける。側妃はマリーヌの義姉で、公式行事も側妃が請け負っている。マリーヌに与えられた最後の役割は、海の神への生贄だった。
注意:地震や津波の描写があります。ご注意を。やや残酷な描写もあります。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
宮廷外交官の天才令嬢、王子に愛想をつかれて婚約破棄されたあげく、実家まで追放されてケダモノ男爵に読み書きを教えることになりました
悠木真帆
恋愛
子爵令嬢のシャルティナ・ルーリックは宮廷外交官として日々忙しくはたらく毎日。
クールな見た目と頭の回転の速さからついたあだ名は氷の令嬢。
婚約者である王子カイル・ドルトラードを長らくほったらかしてしまうほど仕事に没頭していた。
そんなある日の夜会でシャルティナは王子から婚約破棄を宣言されてしまう。
そしてそのとなりには見知らぬ令嬢が⋯⋯
王子の婚約者ではなくなった途端、シャルティナは宮廷外交官の立場まで失い、見かねた父の強引な勧めで冒険者あがりの男爵のところへ行くことになる。
シャルティナは宮廷外交官の実績を活かして辣腕を振るおうと張り切るが、男爵から命じられた任務は男爵に文字の読み書きを教えることだった⋯⋯
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる