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おいおい
どうすればそんな考えになるんだ
走り出そうとする妹の腕を掴んだ
「何よお兄様 離して
早く行かなきゃ
王子様をお待たせする訳には
いかないでしょ」
冗談のような事を本気で言う
妹に恐ろしくもなった
「入学式始まるぞ
遅れたら母さんから叱られるし
父さんからは何も買ってもらえなく
なるんじゃないか」
まだまだ不満顔だが
「わかった 王子様には
入学式が終わってから会いに
行けばいいし」
俺はほっとしたと同時に
式が終わった後
すぐ妹を捕獲しなければと考えた
そうしなければ
スイトニア伯爵家は終わりだ
今でもあのデビュータント事件は
尾を引いていて
沢山の貴族がうちとの取引を
辞めて行った
何とかぎりぎりもちこたえている
状態なのだろう
これ以上何かあれば確実に
爵位剥奪 平民一直線
どうすればそんな考えになるんだ
走り出そうとする妹の腕を掴んだ
「何よお兄様 離して
早く行かなきゃ
王子様をお待たせする訳には
いかないでしょ」
冗談のような事を本気で言う
妹に恐ろしくもなった
「入学式始まるぞ
遅れたら母さんから叱られるし
父さんからは何も買ってもらえなく
なるんじゃないか」
まだまだ不満顔だが
「わかった 王子様には
入学式が終わってから会いに
行けばいいし」
俺はほっとしたと同時に
式が終わった後
すぐ妹を捕獲しなければと考えた
そうしなければ
スイトニア伯爵家は終わりだ
今でもあのデビュータント事件は
尾を引いていて
沢山の貴族がうちとの取引を
辞めて行った
何とかぎりぎりもちこたえている
状態なのだろう
これ以上何かあれば確実に
爵位剥奪 平民一直線
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