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3 ごめんなひゃい
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あわてて謝罪をしようと口を開いたが、言葉を発する前に片方の手で顎をガシッと掴まれてしまった。
「ご、ごめんなひゃい」
俺の顎を掴んだ美しい人は俺の謝罪を聞くなりさらに眉を顰め、潰れるんじゃないかってくらい力を込めて握ってきた。
せっかく綺麗な顔をしているのに鬼の形相かってくらい顔がこわい。
「は、離しっ、」
「あ?」
「ひぃっ!」
「てめぇのドジで転んだくせに俺を巻き添えにして申し訳ございませんだろ?」
巻き添え、ってお腹に腕を巻きつけて巻き添ってきたのはそっちなだけどね・・
首を縦に振りコクコクッと頷いといた。でも助けてくれたおかげで俺の友達(リス)も潰さずにすみ、本当に感謝している。とりあえずお礼と謝罪をしないと。
一寸先にある相手のキラキラと輝く眼をジッとみつめながら
「おでのドジのしぇいであなたしゃまに巻き添いをくらわせてしまい、もうしゅわけありゅませぇんでした。」
しっかり謝罪した。強い力で掴まれているせいで上手くいえなかったけど。
「あと、たしゅけてくれて、ありがとうごじゃいましゅ。」
向こうは目を細めて俺をジッと見つめたかと思うとフンッといいながら手を離した。
いっだかったぁ~
それにしてもなんなんだ。その威圧的な態度は本当に。
感謝してるけど、、
「だいたい、俺の安眠を邪魔しやがって、貴重な休憩時間だっていうのによ」
「はい....」
俺だって貴重な休憩時間だった。
「お前のデブペットだってそうだ。蝶を見つけたのかしらんが、ぐるぐる回って俺の安眠を妨げやがって」
で、デブ!?!
デブペットってなんだ!デブペットって!!デブじゃないし、ペットでもない!!
このリス(リスかは分かってない)は真っ白なまんまるデフォルメが可愛いんだろうが!ナンセンスなやつめ
くるくる何かを回っていたのはそういうことだったのか、蝶がすきなんだな
俺は助けられた側だからあまり言い返すことはできない。
「そもそもなぁ、」
この説教はいつまで続くのだろう。
「お前がドジってなければ、ングッ」
だから強行突破することにした。
「んン~!!」
あらかじめリスに上げる予定だったパンをポケットに入れといたのだ。よかった、ギリギリ潰れてはいなかった。目の前にある五月蝿い口にパンを突っ込んでやった。
別に美味しいからいいだろ。
俺は痛む顎と頬をさすりながら立ち上がった。
相手を見下ろす形で全体像を見てみたが、顔も豪華だが服もシンプルながらいいものを着ている。一見普通の服に見えるがここら辺じゃ手に入らない生地を使っていた。そしてシンプルであるがつい目に入ってしまうようなデザイン。
どこぞのお貴族様のお忍びかと不安に駆けられた。
が、逃げてしまえば問題ない。
「ご、ごめんなひゃい」
俺の顎を掴んだ美しい人は俺の謝罪を聞くなりさらに眉を顰め、潰れるんじゃないかってくらい力を込めて握ってきた。
せっかく綺麗な顔をしているのに鬼の形相かってくらい顔がこわい。
「は、離しっ、」
「あ?」
「ひぃっ!」
「てめぇのドジで転んだくせに俺を巻き添えにして申し訳ございませんだろ?」
巻き添え、ってお腹に腕を巻きつけて巻き添ってきたのはそっちなだけどね・・
首を縦に振りコクコクッと頷いといた。でも助けてくれたおかげで俺の友達(リス)も潰さずにすみ、本当に感謝している。とりあえずお礼と謝罪をしないと。
一寸先にある相手のキラキラと輝く眼をジッとみつめながら
「おでのドジのしぇいであなたしゃまに巻き添いをくらわせてしまい、もうしゅわけありゅませぇんでした。」
しっかり謝罪した。強い力で掴まれているせいで上手くいえなかったけど。
「あと、たしゅけてくれて、ありがとうごじゃいましゅ。」
向こうは目を細めて俺をジッと見つめたかと思うとフンッといいながら手を離した。
いっだかったぁ~
それにしてもなんなんだ。その威圧的な態度は本当に。
感謝してるけど、、
「だいたい、俺の安眠を邪魔しやがって、貴重な休憩時間だっていうのによ」
「はい....」
俺だって貴重な休憩時間だった。
「お前のデブペットだってそうだ。蝶を見つけたのかしらんが、ぐるぐる回って俺の安眠を妨げやがって」
で、デブ!?!
デブペットってなんだ!デブペットって!!デブじゃないし、ペットでもない!!
このリス(リスかは分かってない)は真っ白なまんまるデフォルメが可愛いんだろうが!ナンセンスなやつめ
くるくる何かを回っていたのはそういうことだったのか、蝶がすきなんだな
俺は助けられた側だからあまり言い返すことはできない。
「そもそもなぁ、」
この説教はいつまで続くのだろう。
「お前がドジってなければ、ングッ」
だから強行突破することにした。
「んン~!!」
あらかじめリスに上げる予定だったパンをポケットに入れといたのだ。よかった、ギリギリ潰れてはいなかった。目の前にある五月蝿い口にパンを突っ込んでやった。
別に美味しいからいいだろ。
俺は痛む顎と頬をさすりながら立ち上がった。
相手を見下ろす形で全体像を見てみたが、顔も豪華だが服もシンプルながらいいものを着ている。一見普通の服に見えるがここら辺じゃ手に入らない生地を使っていた。そしてシンプルであるがつい目に入ってしまうようなデザイン。
どこぞのお貴族様のお忍びかと不安に駆けられた。
が、逃げてしまえば問題ない。
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