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番外編 完全無敵のロケットハニー
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「感染るから来るな、って言っただろ……」
玄関扉へもたれかかるようにして幸喜はそう言うと、心底怠そうに顔を俯かせた。
マスクをした口元を押さえ、苦しげに肩を上下させながら息をしている彼は、髪はボサボサで額には冷却シートが貼られているし、着ているグレーのスウェットはくたくたに寄れていて、体調が悪いのは明らかだ。
ここまで彼が弱りきっている姿を見るのは初めてかもしれない、と思いつつ、だって、とまるで子供の言い訳のような事を言ってしまう自分が何だかとても情けなくて、茅乃は口先を尖らせてしまう。
「幸喜さん、具合悪いんでしょう」
「いいから、感染るから、帰れって」
言いながら、身体を折り曲げるようにして酷く咳き込んでしまうので、茅乃は荷物を持ち直し、慌てて幸喜の背中をゆっくりとさすった。
服越しに伝わる体温は、思っていたよりかなり熱い。
やっぱり来て正解だった、と茅乃はぎゅうと眼を瞑った。
熱を出したと連絡があったのは一昨日の晩で、心配だから家に行くと茅乃が言っても、感染るから、大丈夫だから、と幸喜はそれをずっと拒んでいたのだ。
彼は大人なのだし、具合が悪い時に一人でもそれなりに対処する方法をわかっているのだろう。
心配と不安でいっぱいになりながらも、そう自分に言い聞かせてどうにか納得したのだけれど、丁度その時に志穂から連絡があったので幸喜の事を話すと、その考えはすぐに一変した。
「志穂さん達にも様子を見てきて欲しいって頼まれたんですよ。幸喜さん、具合悪くなるとすぐ食事をとらなくなるから、って」
食べられなくなるわけじゃなくって、動くのが怠くて食べなくなっちゃうみたいなの、と志穂は困ったような声で言っていた。
電話越しに、美織の泣き声とそれをあやす修司の声が聞こえて、まだ幼い美織がいるので病人の家にはおいそれと行けないし、かといって放っておけば悪化するかもしれない、と心配しているのだろう志穂達の気持ちも理解してしまい、意を決して茅乃は此処まで来たのだ。
幸喜は熱でぼんやりとしているのか、地面に視線を向けたままゆっくり瞬きを繰り返していて、不安になった茅乃がじっと見つめていると、それに気付いたのか、困ったように眉を下げて頭を撫でてくれている。
「どうにもならなくなったら、病院で点滴打って貰うからいい」
とんでもない事を言い出した幸喜に、茅乃は思わず絶句し、荷物を持っている手のひらをぎゅうと握り締めた。
助けにならない事が悲しいのではなく、助けてとすら言って貰えない事がこんなに悲しい事だなんて、今まで知らなかった、と、思う。
力が入らないのだろう彼の手が頭の上からふらりと下ろされて、髪が少し乱れてしまったのも構わずに、茅乃はその手のひらを掬い上げて握り締めた。
助けてとか、苦しいとか、重過ぎて言えなかった、といつか彼が言っていた言葉を思い出す。
深く抉られてしまった傷は、かさぶたになったとしても、痛みを孕んだまま膿んでしまい、決して塞がりきらない事を、茅乃はよく知っている。
大丈夫、と何度も何度も自分に言い聞かせるように呟いて、どんな痛みにも耐えて、耐えなければいけなくなって、一人で道端にしゃがみ込んだ日を、きっと、絶対に忘れはしないだろう。
それでも、その事に気づいてくれたのは、間違いなく、目の前にいる彼なのだ。
「何を言われても看病します。追い返されても中に入れてくれるまでずっと待ってます。何時間でも」
茅乃は不安でいっぱいになりながらも、こうでも言わないと絶対に中へ入れてくれないもの、と密かに思い、幸喜の様子を伺った。
幸喜は視線を地面に向け、暫く黙り込んでから「勝手にしろ」と言って疲れたように息を吐き出すと、手を離し、部屋の中へと入っていくので、茅乃は安堵しつつもおずおずとその後をついていく。
玄関に荷物を置くと、すぐ隣にある洗面所へと足を向けるが、幸喜はその場から動こうとせず、壁に凭れてぼんやりとしている。
「手洗いとうがいしてきます。幸喜さんはちゃんと休んでて下さいね」
声をかけてみるものの、彼は小さく頷くきりで、本当に聞こえているかどうか。
心配になりながらも手洗いとうがいをしっかりとして、ポケットからタオル地のハンカチを取り出して丁寧に手を拭いていると、玄関の方から咳き込む音が聞こえて、茅乃は慌ててハンカチをしまい、玄関へと足を向けた。
幸喜は相変わらず壁に凭れたままで、先程から全く動いていないのは明白だった。
「幸喜さん、ちゃんと休んでてって言ったのに」
ごほごほと咳き込む幸喜の背中をさすりながら、茅乃は奥の部屋へと身体を押しやるけれど、彼はぼんやりとした眼を向けて、茅乃の腕を力なく掴んでいた。
そのまま緩やかに腕を引かれるので、どうしたのだろうと思いながら幸喜を見つめるが、彼は何も言いはしない。
言わない、というより、何か言うのを躊躇っているようにも思えて、茅乃は眉を下げて笑うと、そっと幸喜に抱きついた。
すっぽりと収まる腕の中、普段はひんやりとして穏やかな体温の彼が、酷く熱い。
随分辛い状態なのだろう、と手のひらで労わるように優しく背中を撫でると、幸喜はすんと鼻を鳴らして肩に頭を押し付けてくる。
顔を向けようとしても、そのままぎゅうと抱き締められてしまうので、身動ぎすら出来なくなってしまい、落ち着かせるように一定のリズムで背中を撫でる。
少しずつ伝わる熱と、いつもより早い、呼吸や鼓動の音。
自分のものではないのにどうしようもなく安心するそれらが、彼にとっても同じであれたらいい、と茅乃は思い、彼の頭に頬を寄せた。
暫く動かずにいた幸喜は肩に押し当てていた頭を離すなり、首元に擦り寄るようにしていて、まるで犬のような仕草に、くすぐったい、と身を捩らせた茅乃は思わず頰を緩めて笑ってしまう。
「さっきは、ごめん」
掠れた声で呟かれた言葉に、茅乃はことりと頭を傾けるけれど、彼は申し訳なさそうに眉を下げていて、頭をゆっくりと撫でてくれている。
おそらく、言い方がきつかった、と言っているのだろう。
風邪が感染るのを心配していたので仕方がなかったのだろうし、何より、体調不良で伏せっている時、周囲に気を遣えなくなるのは仕方のない事だ。
ただでさえ幸喜は思った事をすんなりと口にせず、内側にこもってしまいがちなので、茅乃としては嬉しく感じているのだけれど。
「具合が悪いんですから、いいんですよ」
小さく笑ってそう言うと、幸喜は緩やかに頭を振った。
茅乃が傷付くのは嫌だ、と言っていた彼だから、きっと気にしているのだろう。
大丈夫、と触れた額に貼られた冷却シートはすっかり温くなっていて、ごわごわとした触感になってしまっている。
構わずにゆっくりと骨に沿って撫でると、彼は心地よさそうに目を細めていて。
助けてとか苦しいとか、自分達はまだ、そういう事を簡単には言えない、から。
だから、わがままを言ったりだとか、不安を口にしたりだとか、そういう事を少しずつ積み重ねていければいい、と茅乃は思う。
そういう事を出来るのが、この人とならば、それはとても嬉しい事だ、とも。
そうして彼が、来てくれてありがとう、と言うので、ふふ、と吐息混じりに笑った茅乃はぎゅうと幸喜に抱きついた。
当たり前のように抱き締め返してくれる事が、ただ、嬉しい。
何だって、大丈夫、と思えてしまうほど。
「もう大丈夫ですよ。幸喜さんの事が世界で一番大好きな、無敵の彼女が来ましたからね」
満面の笑みを浮かべてそう言うと、吊り目がちの瞳をぱちぱちと瞬かせ、子供のように目を丸くしていた幸喜は、言葉の意味を噛み砕けると、ふは、と息を吐き出しながら笑って、いて。
確かに無敵だ、と呟くと、嬉しそうに頷いていた。
玄関扉へもたれかかるようにして幸喜はそう言うと、心底怠そうに顔を俯かせた。
マスクをした口元を押さえ、苦しげに肩を上下させながら息をしている彼は、髪はボサボサで額には冷却シートが貼られているし、着ているグレーのスウェットはくたくたに寄れていて、体調が悪いのは明らかだ。
ここまで彼が弱りきっている姿を見るのは初めてかもしれない、と思いつつ、だって、とまるで子供の言い訳のような事を言ってしまう自分が何だかとても情けなくて、茅乃は口先を尖らせてしまう。
「幸喜さん、具合悪いんでしょう」
「いいから、感染るから、帰れって」
言いながら、身体を折り曲げるようにして酷く咳き込んでしまうので、茅乃は荷物を持ち直し、慌てて幸喜の背中をゆっくりとさすった。
服越しに伝わる体温は、思っていたよりかなり熱い。
やっぱり来て正解だった、と茅乃はぎゅうと眼を瞑った。
熱を出したと連絡があったのは一昨日の晩で、心配だから家に行くと茅乃が言っても、感染るから、大丈夫だから、と幸喜はそれをずっと拒んでいたのだ。
彼は大人なのだし、具合が悪い時に一人でもそれなりに対処する方法をわかっているのだろう。
心配と不安でいっぱいになりながらも、そう自分に言い聞かせてどうにか納得したのだけれど、丁度その時に志穂から連絡があったので幸喜の事を話すと、その考えはすぐに一変した。
「志穂さん達にも様子を見てきて欲しいって頼まれたんですよ。幸喜さん、具合悪くなるとすぐ食事をとらなくなるから、って」
食べられなくなるわけじゃなくって、動くのが怠くて食べなくなっちゃうみたいなの、と志穂は困ったような声で言っていた。
電話越しに、美織の泣き声とそれをあやす修司の声が聞こえて、まだ幼い美織がいるので病人の家にはおいそれと行けないし、かといって放っておけば悪化するかもしれない、と心配しているのだろう志穂達の気持ちも理解してしまい、意を決して茅乃は此処まで来たのだ。
幸喜は熱でぼんやりとしているのか、地面に視線を向けたままゆっくり瞬きを繰り返していて、不安になった茅乃がじっと見つめていると、それに気付いたのか、困ったように眉を下げて頭を撫でてくれている。
「どうにもならなくなったら、病院で点滴打って貰うからいい」
とんでもない事を言い出した幸喜に、茅乃は思わず絶句し、荷物を持っている手のひらをぎゅうと握り締めた。
助けにならない事が悲しいのではなく、助けてとすら言って貰えない事がこんなに悲しい事だなんて、今まで知らなかった、と、思う。
力が入らないのだろう彼の手が頭の上からふらりと下ろされて、髪が少し乱れてしまったのも構わずに、茅乃はその手のひらを掬い上げて握り締めた。
助けてとか、苦しいとか、重過ぎて言えなかった、といつか彼が言っていた言葉を思い出す。
深く抉られてしまった傷は、かさぶたになったとしても、痛みを孕んだまま膿んでしまい、決して塞がりきらない事を、茅乃はよく知っている。
大丈夫、と何度も何度も自分に言い聞かせるように呟いて、どんな痛みにも耐えて、耐えなければいけなくなって、一人で道端にしゃがみ込んだ日を、きっと、絶対に忘れはしないだろう。
それでも、その事に気づいてくれたのは、間違いなく、目の前にいる彼なのだ。
「何を言われても看病します。追い返されても中に入れてくれるまでずっと待ってます。何時間でも」
茅乃は不安でいっぱいになりながらも、こうでも言わないと絶対に中へ入れてくれないもの、と密かに思い、幸喜の様子を伺った。
幸喜は視線を地面に向け、暫く黙り込んでから「勝手にしろ」と言って疲れたように息を吐き出すと、手を離し、部屋の中へと入っていくので、茅乃は安堵しつつもおずおずとその後をついていく。
玄関に荷物を置くと、すぐ隣にある洗面所へと足を向けるが、幸喜はその場から動こうとせず、壁に凭れてぼんやりとしている。
「手洗いとうがいしてきます。幸喜さんはちゃんと休んでて下さいね」
声をかけてみるものの、彼は小さく頷くきりで、本当に聞こえているかどうか。
心配になりながらも手洗いとうがいをしっかりとして、ポケットからタオル地のハンカチを取り出して丁寧に手を拭いていると、玄関の方から咳き込む音が聞こえて、茅乃は慌ててハンカチをしまい、玄関へと足を向けた。
幸喜は相変わらず壁に凭れたままで、先程から全く動いていないのは明白だった。
「幸喜さん、ちゃんと休んでてって言ったのに」
ごほごほと咳き込む幸喜の背中をさすりながら、茅乃は奥の部屋へと身体を押しやるけれど、彼はぼんやりとした眼を向けて、茅乃の腕を力なく掴んでいた。
そのまま緩やかに腕を引かれるので、どうしたのだろうと思いながら幸喜を見つめるが、彼は何も言いはしない。
言わない、というより、何か言うのを躊躇っているようにも思えて、茅乃は眉を下げて笑うと、そっと幸喜に抱きついた。
すっぽりと収まる腕の中、普段はひんやりとして穏やかな体温の彼が、酷く熱い。
随分辛い状態なのだろう、と手のひらで労わるように優しく背中を撫でると、幸喜はすんと鼻を鳴らして肩に頭を押し付けてくる。
顔を向けようとしても、そのままぎゅうと抱き締められてしまうので、身動ぎすら出来なくなってしまい、落ち着かせるように一定のリズムで背中を撫でる。
少しずつ伝わる熱と、いつもより早い、呼吸や鼓動の音。
自分のものではないのにどうしようもなく安心するそれらが、彼にとっても同じであれたらいい、と茅乃は思い、彼の頭に頬を寄せた。
暫く動かずにいた幸喜は肩に押し当てていた頭を離すなり、首元に擦り寄るようにしていて、まるで犬のような仕草に、くすぐったい、と身を捩らせた茅乃は思わず頰を緩めて笑ってしまう。
「さっきは、ごめん」
掠れた声で呟かれた言葉に、茅乃はことりと頭を傾けるけれど、彼は申し訳なさそうに眉を下げていて、頭をゆっくりと撫でてくれている。
おそらく、言い方がきつかった、と言っているのだろう。
風邪が感染るのを心配していたので仕方がなかったのだろうし、何より、体調不良で伏せっている時、周囲に気を遣えなくなるのは仕方のない事だ。
ただでさえ幸喜は思った事をすんなりと口にせず、内側にこもってしまいがちなので、茅乃としては嬉しく感じているのだけれど。
「具合が悪いんですから、いいんですよ」
小さく笑ってそう言うと、幸喜は緩やかに頭を振った。
茅乃が傷付くのは嫌だ、と言っていた彼だから、きっと気にしているのだろう。
大丈夫、と触れた額に貼られた冷却シートはすっかり温くなっていて、ごわごわとした触感になってしまっている。
構わずにゆっくりと骨に沿って撫でると、彼は心地よさそうに目を細めていて。
助けてとか苦しいとか、自分達はまだ、そういう事を簡単には言えない、から。
だから、わがままを言ったりだとか、不安を口にしたりだとか、そういう事を少しずつ積み重ねていければいい、と茅乃は思う。
そういう事を出来るのが、この人とならば、それはとても嬉しい事だ、とも。
そうして彼が、来てくれてありがとう、と言うので、ふふ、と吐息混じりに笑った茅乃はぎゅうと幸喜に抱きついた。
当たり前のように抱き締め返してくれる事が、ただ、嬉しい。
何だって、大丈夫、と思えてしまうほど。
「もう大丈夫ですよ。幸喜さんの事が世界で一番大好きな、無敵の彼女が来ましたからね」
満面の笑みを浮かべてそう言うと、吊り目がちの瞳をぱちぱちと瞬かせ、子供のように目を丸くしていた幸喜は、言葉の意味を噛み砕けると、ふは、と息を吐き出しながら笑って、いて。
確かに無敵だ、と呟くと、嬉しそうに頷いていた。
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