贖罪の救世主

水野アヤト

文字の大きさ
上 下
800 / 841
第五十九話 北へ

6

しおりを挟む
「アナタって実は馬鹿なの? やっぱり馬鹿なのよね? こんなに馬鹿な人、アタシ見たことないわ」

 大型二輪車を走らせ、悪路だろうと何だろうと走破してきたリックは、ジエーデル兵達を前に二輪車を停車させていた。目の前で彼を散々馬鹿にしている人物は、ボーゼアスの乱で共に戦った名将の息子、ロイド・ルヒテンドルクであった。
 対峙した二人の再会は、全くの偶然だった。リックはジエーデルに先を急ぐ身であり、ロイドは軍を率いて、敵戦力との交戦を終えた直後である。その敵というのは、リックの障害となったであろう、反乱軍の一部だった。
 
「一応聞くけれど、アナタ状況わかってるわよね? 自分が狙われるって自覚ある? 今までの経験から何も学んでないのかしら?」
「学んでるからこいつに乗ってきた」
「ああ、成程。この鉄の馬なら例え敵に遭遇しても爆速で振り切れるって⋯⋯⋯、そんな言い訳アタシに通用するとでも?」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯駄目?」
「アナタの部下が普段どれだけ苦労してるのか、ようやく理解できたわ」

 逃げるように目を逸らすリックに、明らかに怒っているロイドの視線が突き刺さる。呆れたロイドは眉間を手で押さえて空を仰ぎ、ぶつぶつと小声で独り言を口に出す。よく聞き取れないが、少なくともリックに向けた暴言であるのは明らかだった。
 何故ロイドがこんなところに現れ、リックに対して怒っているのか。その理由を聞く前に、リックはロイド達が排除した敵を目にし、ある程度の察しを付けていた。
 
 戦闘を終えたジエーデル軍部隊は、自分達が討った死体の処理を行なっている。周囲への警戒が行なわれる中、十数人の死体が兵士達によって運ばれていく。
 ロイド自ら兵を指揮し、反乱軍による警戒部隊を殲滅した。そうであれば、ここで行なわれた戦闘の説明が付くのである。リックの予想は当たっており、独り言で文句を言い終えたロイドは、察した顔の彼に答えて見せた。

「ご名答。アタシたちの仕事は、アナタたちを包囲していた警戒網の破壊よ」
「⋯⋯⋯エミリオの頼みか?」
「またまたご名答。エミリオ・メンフィスがアナタを裏切るなんて、絶対おかしいと思ったのよ。だって彼、アナタのこと大好きじゃない? アナタもそう思うから、アタシたちが誰の差し金かわかったんでしょ?」

 リックもロイドも、今回の反乱がエミリオの野心からくるものではないと、最初から分かっていた。分かっていたからこそ、最初から彼の目的を見抜き、彼を信じる事ができた。
 エミリオは、リック達がどう動いても良いように、ここでも保険をかけていたのである。
 ジエーデル国が帝国国防軍内の反乱に気付くよりも先に、エミリオはロイドへ情報を送っていた。ジエーデル国内で女王アンジェリカを狙う計画がある事も、リックを捕縛するべく展開された警戒網についても、全て伝わっていたのである。
 首謀者エミリオ・メンフィスからの要請は、自分達が作ったこの警戒網の除去であった。この時ロイドは、エミリオの真意を理解し、彼の思惑に乗る決断をした。

 アンジェリカを狙う者達は、ヴァスティナ帝国に降ったジエーデル国の真の独立を目指す、反ヴァスティナ派の勢力である。これはジエーデル国の現体制を脅かす存在であり、帝国女王を餌に一気に始末できるなら、反乱は都合が良かった。
 理由はそれだけではない。もしここでエミリオの思惑に乗らなければ、帝国国防軍の反乱が無事に鎮圧されず、北からの侵攻を許してしまうからだ。
 エミリオの目的は、ヴァスティナ帝国を脅かす膿を絞り出し、北の二大大国との戦いに備える事にある。しかし二大大国が、この好機を逃すはずはない。どちらか、或いは両方が、必ず何かしらの軍事行動に出るのは明白である。
 この侵攻を阻止するためには、迅速かつ無事に内戦を終結させ、北からの侵攻を迎え撃たなければならない。そのためには、踊らされているのを承知の上で、エミリオの策に協力するしかないのだ。

 今のジエーデル国では、北からの侵攻があったとして、十分な迎撃態勢が取れるとは言い難い。先の戦争における傷は癒えておらず、ジエーデル国の軍備は不十分であった。
 兵も武器も足りておらず、熟練兵は多くが失われ、特殊魔法兵部隊も壊滅した。おまけに新兵ばかりで、軍資金も不足している有様だ。如何にロイドが優秀な指揮者でも、二大大国の大軍相手に勝利を収めるには、余りにも厳しい実情だった。
 大陸中央で最強を誇った、かつてのジエーデル国防軍は過去のものである。エミリオに利用される道以外、再び迫る国家存亡の危機を回避する手段は、他になかった。
 反乱さえ片付けば、帝国国防軍の強力な機甲戦力と航空戦力によって、北の侵攻を確実に阻止できる。ロイドは自国を守るために、ヴァスティナ帝国を打倒できる絶好の機会を、敢えて見逃したのだ。

「狂ってるくらい愛されてて羨ましいわ。シリウスもこれくらいアタシを愛してくれたら、もっと尽くしてあげられるのに⋯⋯⋯」
「重すぎる愛は困るから、あいつを止めるために先を急いでる」
「⋯⋯⋯彼、命を懸けてるわよね」
「だろうな。死ぬつもりじゃなきゃ、こんなに馬鹿なこと仕出かしたりしない」

 当然の事のように言って見せるリックと、ロイドの考えは同じだった。共に過ごした日々は違えど、エミリオと話した僅かな時間で、ロイドは彼を理解していた。
 名将と謳われた自分の父を、一度だけ破った男。興味深いと思っていた、その男に出会えたのは、異教徒反乱を鎮圧するべく集まった、グラーフ同盟軍の陣地内であった。
 話に聞いていた以上に優秀な軍師だと感じ、直ぐにエミリオの事が気に入った。ロイドは彼を自軍に迎え入れたかったが、エミリオの意志は変えられなかった。

 自分の存在はリックのためにあり、彼なしでの自分はあり得ない。きっぱりと言い切り、勧誘するロイドに向けられたエミリオの瞳には、一切の揺らぎはなかった。
 軍人としての忠誠だけではない、固い信念のようなものを感じ取り、あの時ロイドは説得を諦めた。絶対に変えられない強い意志に、正直圧倒されたのである。エミリオの心を変えるのは、殺しても無理だと思った程だ。
 そんな男が、自分の存在の全てである男に刃を向け、野心に駆られて打倒など考えるはずもない。最初で最後の出会いがエミリオという男を理解させ、裏切りではないと、ロイドを確信させるに至ったのだ。
 
「覚悟はできてるのよね? アナタの大事なエミリオは、アナタの手で殺されるのを望んでる。もしアナタにそれができなくても、きっと自分から命を絶つわよ」
「⋯⋯⋯失う覚悟なんて、あいつを軍師にした時からしてるさ」
「覚悟なんて、実際に失ったら吹っ飛んでしまうものよ。アナタに求められている覚悟は、並みの人が背負う以上のものなんだから⋯⋯⋯」

 ロイドに教えられずとも、大切な者達を失ってきたリックには、心に刻み付けられている痛みと悲しみだ。しかしロイドもまた、覚悟というものの脆さを分かっている。
 覚悟はしていたが、先の戦争でロイドは自分の両親を失った。殺されると分かっていたが故に覚悟をしていたが、失ったという事実を知らされた瞬間、覚悟など消え失せ、憎悪に駆られた。そうなって欲しくないと思うが故の言葉だが、今のリックに迷いはなかった。

「そうだとしても、俺は今できる全力でエミリオを止める」
「⋯⋯⋯強いのね、アナタ」
「そうでもない。時には、誰かの胸で慰められたい気持ちにもなる」
「あら~♪ 辛いならアタシの胸で泣いても良いのよ?」
「女になってから出直せ。アリステリア殿下くらいの美人になったら抱かれてやる」
「人がせっかく優しくしてやろうって言ってんのに失礼過ぎないかしら!?」

 大切な者を奪われ、失いあった者同士。国や守るべきものは違えど、お互い相手の事を気に入っている。互いに敵として争う事がなく、本当に良かったと思ってもいる。
 胸の内をさらけ出せる者同士、いつか存分に語り合ってみたいと思う。しかしその時、リックとロイドが傍にいて欲しい願う、最愛の戦友たる彼と共に語らえるのかは、神のみぞが知る未来と言えるだろう。
 
 結末を語れば、二人の望みが叶う事はなかった。
 それでも、切っ先の姿をした運命が、エミリオの身を斬り裂くその瞬間まで、リックは彼を救うため戦ったのである。

「⋯⋯⋯そろそろ行くよ。手を貸してくれて、感謝してる」
「お礼は期待してるわ。それと、気を付けていってらっしゃいね」

 別れの言葉を交わし合い、リックはジエーデルへ向かうべく二輪車を走らせ、ロイドは先を急ぐ彼の背を見送るのだった。
 








 ロイド・ルヒテンドルクは、あくまでも自国を守るため行動し、結果としてリックを手助けしたに過ぎない。
 しかしロイドもまた、自分の立場を理解しつつも、リックと同様にエミリオを救いたいと願っていた。その願いを果たせなかった自身の無力さが、今もリックを苦しめ続けている。
 
「⋯⋯⋯みんな、身勝手すぎる」
「!」

 憤った声で呟くレイナの言葉に、驚いたリックが振り返った。悲しみに暮れるリックと対照的に、怒りに震えるレイナは彼を睨み付けている。
 だがその怒りは、リックへと向けられたものではない。怒りの矛先は彼を向いているようで、ここにはいない者達へ向けている。

「みんながあなたを苦しめる。悲しむとわかっていて、平気な顔であなたを残して、そして去っていく。生きて欲しいと願うあなたの心を、みんな裏切ってばっかり⋯⋯⋯!」
「レイナ⋯⋯⋯」
「あなたを守るためなら、何をしても良いわけじゃない。自分達の命を犠牲にされて、あなたがどれだけの苦痛を知るか、誰もわかってないんです」

 憎悪に近い感情で、大切な者達の死をレイナは激しく責め立てる。先の戦いにおけるエミリオと、リックを愛したアングハルトの死。そしてリックが愛し、彼を愛していたメシアとユリーシアの死を、レイナは許せなかった。
 愛する者達の死を知る度、深い悲しみと絶望がリックを襲い、彼を苦しめる。涙が枯れ果てても尚、悲しみに苛まれるリックの姿を、ずっとレイナは見てきた。
 ただの槍でしかない自分では、悲しむリックを癒す事ができない。絶望に震え、膝を付いたリックを救えるのは、彼が愛した者達の温もりと微笑みだ。
 アングハルトの死で、リックが記憶を失った時もそうだった。誰の事も憶えていなかった彼が、自分の記憶を取り戻すきっかけとなったのは、レイナではなくリリカの存在であったのだから⋯⋯⋯。

「俺の代わりに怒ってくれて、ありがとう」
「⋯⋯⋯!」
「レイナの言う通り、みんな勝手なんだよな。俺が嫌だって、駄目だって言ったって聞いてくれない。だから――――」

 瞳にレイナの姿を映すリックが、彼女を見つめ薄く微笑む。その瞳が、彼が愛した者達へと向けていた目と同じだと気付いた瞬間、心の奥に秘められたレイナの想いが飛び出しかける。

「レイナだけは⋯⋯⋯、勝手にいなくなったりしないでくれ」

 自分こそ、皆の代わりにいなくなるべきだった。いつだってそう思ってきたレイナにとって、彼の言葉はあまりにも残酷だった。
 その言葉は自分にではなく、ヴィヴィアンヌやリンドウに向けられるべきだ。彼女達こそ、真に願われるべきなのだと言い聞かせるも、残酷な彼の言葉が嬉しくて堪らない。
 
「はい⋯⋯⋯、リック様」

 溢れ出す寸前の感情が、口から飛び出そうになるのを、必死に堪えてレイナは答える。するとリックは、急に気恥ずかしくなり、少し頬を朱に染めながら再び口を開く。

「いい加減⋯⋯⋯、その様付け止めてくれないか? やっぱり恥ずかしい」
「⋯⋯⋯今ここでそこを気にするんですか?」
「前みたいに名前で呼んでくれるのは嬉しいけど、付き合い長いんだからもういいだろ」
「嫌です。私はリック様に忠誠を誓った身ですから、リック様が例え死んだとしても、私は生涯リック様をリック様とお呼びします」
「様付け連呼すな! 新手の嫌がらせか!?」
「⋯⋯⋯大体、メイド部隊はいつも様付けではありませんか」
「リンドウさん達はそれが仕事だから良いの。お前は駄目なの」
「また子供みたいな我儘を⋯⋯⋯!」

 いつもの調子を互いが取り戻したところで、呆れた様子のクリスが二人のもとにやって来る。二人を離れて見守っていたクリスは、出発の頃合いを見計らっていたのだ。

「ったく、人が心配してりゃ槍女とじゃれつきやがって。お前らが遊んでる間に修理終わったぜ」
「かっ、勘違いするな破廉恥剣士! 私がいつリック様とじゃれついた!?」
「だから様付けは止めろって! じゃなくてそんなことよりも、車輌の修理が終わったなら、そろそろ出発するか」

 クリスの知らせを受け、リックもレイナも気持ちを戦いへと切り替える。まだ言い足りない事や、感傷に浸っていたい気持ちはあれど、散っていった者達の想いと共に、今はただ、北を目指さなくてはならない。

 ヴァスティナ内戦後、帝国国防軍参謀長エミリオ・メンフィスの戦死が公表された。反乱軍と戦った宰相リリカは、帝国女王アンジェリカ・ヴァスティナのいるジエーデル国に向かった。同じく共に戦ったヘルベルトの鉄血部隊と、烈火及び光龍騎士団は、リリカの護衛として同行している。
 帝国国防軍親衛隊隊長のヴィヴィアンヌと、狙撃手イヴの二人は、当初ダナトイアから反乱鎮圧に急行しようとしてが、エミリオ戦死の報と、二大大国の侵攻を受け、北方への対処に行動を切り替えた。
 オーデル王国で捕らわれていた発明家シャランドラも、監禁から解放された後、この二つの知らせを聞き、二人と同じ行動に出ている。帝国国防空軍のドラグノフらも、彼女達と同じく侵攻阻止に尽力した。
 
 ヴァスティナ帝国は一丸となり、北からの脅威に立ち向かっている。これも全てエミリオの計画通りなのだろうが、問題なのはこの戦いの後だ。
 エミリオは、北方の二大大国の侵攻を阻止するまでを、計画の中に組み込んでいた。しかしその先は、リック達自身の手で切り開いて行く必要がある。

「北へ⋯⋯⋯。極北の大地を目指し、俺達はまずホーリスローネ王国を潰す」

 リックの宣言通り、戦いの舞台は、確実にローミリア大陸北方へと移り変わろうとしていた。
 そしてこれは、ローミリア大陸の戦史に大きく刻まれ、後に語り続けられる大戦争の序章となるのだった。
しおりを挟む
感想 72

あなたにおすすめの小説

神様のミスで女に転生したようです

結城はる
ファンタジー
 34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。  いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。  目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。  美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい  死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。  気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。  ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。  え……。  神様、私女になってるんですけどーーーー!!!  小説家になろうでも掲載しています。  URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

神の盤上〜異世界漫遊〜

バン
ファンタジー
異世界へ飛ばされた主人公は、なぜこうなったのかも分からぬまま毎日を必死に生きていた。 同じく異世界へと飛ばされた同級生達が地球に帰る方法を模索している中で主人公は違う道を選択した。 この異世界で生きていくという道を。 なぜそのような選択を選んだのか、なぜ同級生達と一緒に歩まなかったのか。 そして何が彼を変えてしまったのか。 これは一人の人間が今を生きる意味を見出し、運命と戦いながら生きていく物語である。

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。

大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった! でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、 他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう! 主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!? はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!? いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。 色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。 *** 作品について *** この作品は、真面目なチート物ではありません。 コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております 重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、 この作品をスルーして下さい。 *カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

チート幼女とSSSランク冒険者

紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】 三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が 過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。 神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。 目を開けると日本人の男女の顔があった。 転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・ 他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・ 転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。 そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語 ※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...