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第二十一話 反攻の刃
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「なあ、ほんとにこれがご褒美で良いのか?」
「うちにとっては最高のご褒美や。ずっと楽しみにしてたんやで」
昨晩リックは、前に彼女とした約束を果たす事になった。
寝室で休もうとしていた彼のもとに、ネグリジェ姿のシャランドラが現れて、彼女はこう言った。「今日、うちと一緒に寝てくれんか?」と。
前にリックはシャランドラと約束していた。シャランドラの実験が成功したら、そのご褒美として添い寝すると言う、あの約束。
「えへへ、今日はリックを独り占めや」
寝室のベッドの上で添い寝する事になり、二人は一緒に毛布に入った。彼女はいきなりリックの右腕に抱き付き、体を密着させる。いつもかけている眼鏡を外した彼女は、リックの事を真っ直ぐ見つめていた。
「ありゃ、顔が赤いでリック。もしかして緊張しとるん?」
「当たり前だ。ネグリジェ姿の女の子と添い寝とか、男なら普通緊張するだろ」
「そりゃそうや。どうや、うちのネグリジェ姿?この日のために街で買ってきたんよ。可愛くてエロいやろ?」
彼女が着ているネグリジェは、桃色の可愛らしいものである。生地が薄く、少し透けているお陰で素肌が見えるため、シャランドラが言う様に可愛くてエロいと言えるだろう。
この時リックは、ネグリジェ姿のシャランドラに対して、内心とても興奮していた。
眼鏡を外し、ネグリジェ姿で抱き付いてくる彼女のあまりの可愛さにやられ、彼女の事を凝視し続けていたのである。
「・・・・・・一言だけ感想を言わせてくれ」
「なんや?」
「惚れた」
「!?!?!?」
今度はシャランドラが驚く番であった。
この時のリックは冷静さと理性を欠いており、彼女を見て思った事をそのまま口に出したのである。これには流石のシャランドラも、驚かずにはいられない。顔を真っ赤にして、恥ずかしさのあまり、リックから視線を外す。
「その服、滅茶苦茶似合ってる。俺が今疲れ切ってなかったら絶対襲う」
「ちょ、ちょっと待ってや・・・・・、急にそんな事言われたら恥ずかしいで・・・・・・」
「恥ずかしがってるところも可愛いな。お前の美少女っぷりには惚れる」
「いやいや・・・・・・うちが美少女なわけないやろ。だってうち、レイナっちみたいに可愛くないし、イヴっちみたいに女の子らしくないし、姉御みたいに胸も大きくない貧乳やし、寝相だって悪いねん。お世辞言うてくれるんは嬉しいんやけど・・・・・・・」
今、彼女は一人の女の子として、リックを今夜だけ独り占めに出来る事が嬉しくて仕方がなかった。だがシャランドラは、自分の容姿に自信が持てないのである。確かに彼女は、自分で言った通り胸はとても小さく、実は寝相がとても悪い。ちなみに彼女、その寝相の悪さは折り紙付きで、一度ベッドに入ったなら、枕は投げ捨て毛布は蹴飛ばし、ベッドから転げ落ちる事も屡々である。
自分は女の子らしくない。そう言う自覚があるからこそ、彼女はリックの言葉に動揺しているのだ。
「俺はお世辞言うのは苦手だ。だからこうして・・・・・」
「んなっ!?」
シャランドラの体を左腕で抱き寄せ、自分の胸元に彼女の顔を埋める。
突然抱きしめ返された彼女が、顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。恥ずかしがって、リックの体から抜け出そうと少し動いて見せたが、彼女はすぐに動くのをやめた。
リックの与えてくれる温もりが、その優しさと愛情が、彼女の心の奥底まで届いたのである。リックと出会う前の幼い時、シャランドラが心の奥底に封じ込めた、悲しさと苦しさ、そして絶望。それら全てを、彼の優しさと温もりが癒す。
「シャランドラ・・・・・・あったかい・・・・・・・。照れてるところも可愛いな」
「ううっ・・・・・・、こんなんうちのキャラやない・・・・・・」
「良いんじゃないか、今日くらいは。俺以外誰も見てないし」
「今日はうちが主導権握るつもりやったのに・・・・・・」
「伊達に参謀長なんてやってない。今日は、俺がお前を独り占めだ」
相変わらず顔は赤いままだが、彼女は微笑みを浮かべていた。彼にそう言って貰えるのが、嬉しいと感じる気持ちの表れだ。
「ああ、何か勿体無いな」
「?」
「疲れてなかったら絶対襲う。でも駄目だ、眠気が・・・・・・・・」
「リック、ずっと忙しかったもんな。ええよ、襲うのはまた別ん時で。今日はもう寝ようや・・・・・・」
リックの眠気は限界だった。彼女を抱きしめたまま、彼は瞼を閉じる。
抱きしめられているシャランドラは、リックの胸の中で、彼の鼓動と温もりを感じていた。彼と密着しているお陰で、心臓の音が聞こえ、呼吸する音も聞こえる。こんなにも彼を傍で感じるのは、彼女にとって初めての事だった。
「リック・・・・・・うちな・・・・・・・」
抑えられない感情が溢れ出す。
彼に初めて出会い、短い間ではあったが、共にあの里で生活した日々。帝国に来てからは、彼とその仲間達のお陰で、幸福な日々を送る事ができた。時には辛い事も、悲しい事もあった。それでも、リックがいるからこそ、彼女の日々は満ち足りている。
自分に愛情を向けてくれるリックが、愛おしくて仕方がない。自分の人生に光を与えてくれた彼を、彼女は心の底から愛している。
この想いは、胸の内に隠し続けている。彼女は普段から彼に好意を向けているが、揶揄うような、冗談のような好意を見せ、胸の内は決して明かさない。仲間の愛ではなく、彼女はリックに、男と女の愛を求めているのだ。
しかし、今までシャランドラは、その想いを一度も明かさなかった。それはリックが、彼女自身よりも、心に深く想い続けた存在がいたから・・・・・・。
(二人の事・・・・・好きで好きで仕方なかったんやろ・・・・・・。だからうちな・・・・・)
ずっと我慢していたと言うべきか。いや、諦めていたと言う方が正しいのかも知れない。
「こんな事・・・・・・今言うたら迷惑やろうけど・・・・・、聞いて欲しいんや」
抑えきれない感情。溢れ出した、彼への想い。
彼にこの想いを届けるために、彼女はずっと伝えたかった言葉を口に出す。
「愛してるで、リック・・・・・・・」
リックの事だ。こんな事を言われたら、きっと慌てふためく事だろうと、そう思っていた。
だが、彼からは何の返事もない。
「リック・・・・・・?」
「・・・・・・・・」
「もしかして・・・・・・寝ちゃったんか?」
彼女の言う通り、リックは寝息を立てて、気持ち良さそうに眠りについていた。
どうやらシャランドラの愛の言葉は、彼に届かなかったらしい。
(・・・・・・・うち、なに言うてるんやろ。別にうちの想いなんか、伝えんでもええやないか)
今の関係で十分だ。これ以上望み欲するのは、貪欲すぎる。
(そうや、リックの傍にはうちなんかより・・・・・・)
シャランドラはリックの顔に視線を向ける。気持ち良さそうに、寝息を立てて眠っている彼の顔が、自分の目の前にあった。
「可愛い・・・・・・」
その寝顔を見て、彼女は改めて思った。彼は、守ってあげたくなる存在だと。
強く在ろうとするが、彼は弱く危うい存在だ。故に守りたくなる。そう思うのは、彼女だけではない。彼の仲間達も皆、そう思っている。
「うちが絶対守ったる。リックの事も・・・・・・皆の事も・・・・・・」
もう二度と、無力な存在にはならない。もう二度と、彼を悲しませない。
そのための力を、ようやく彼女は完成させた。
「おやすみリック・・・・・・・」
彼女もまた目を閉じ、程なくして眠りについた。
偶には、こうして彼を独り占めにしてもいいだろうと、そう思いながら・・・・・・・。
「うちにとっては最高のご褒美や。ずっと楽しみにしてたんやで」
昨晩リックは、前に彼女とした約束を果たす事になった。
寝室で休もうとしていた彼のもとに、ネグリジェ姿のシャランドラが現れて、彼女はこう言った。「今日、うちと一緒に寝てくれんか?」と。
前にリックはシャランドラと約束していた。シャランドラの実験が成功したら、そのご褒美として添い寝すると言う、あの約束。
「えへへ、今日はリックを独り占めや」
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「ありゃ、顔が赤いでリック。もしかして緊張しとるん?」
「当たり前だ。ネグリジェ姿の女の子と添い寝とか、男なら普通緊張するだろ」
「そりゃそうや。どうや、うちのネグリジェ姿?この日のために街で買ってきたんよ。可愛くてエロいやろ?」
彼女が着ているネグリジェは、桃色の可愛らしいものである。生地が薄く、少し透けているお陰で素肌が見えるため、シャランドラが言う様に可愛くてエロいと言えるだろう。
この時リックは、ネグリジェ姿のシャランドラに対して、内心とても興奮していた。
眼鏡を外し、ネグリジェ姿で抱き付いてくる彼女のあまりの可愛さにやられ、彼女の事を凝視し続けていたのである。
「・・・・・・一言だけ感想を言わせてくれ」
「なんや?」
「惚れた」
「!?!?!?」
今度はシャランドラが驚く番であった。
この時のリックは冷静さと理性を欠いており、彼女を見て思った事をそのまま口に出したのである。これには流石のシャランドラも、驚かずにはいられない。顔を真っ赤にして、恥ずかしさのあまり、リックから視線を外す。
「その服、滅茶苦茶似合ってる。俺が今疲れ切ってなかったら絶対襲う」
「ちょ、ちょっと待ってや・・・・・、急にそんな事言われたら恥ずかしいで・・・・・・」
「恥ずかしがってるところも可愛いな。お前の美少女っぷりには惚れる」
「いやいや・・・・・・うちが美少女なわけないやろ。だってうち、レイナっちみたいに可愛くないし、イヴっちみたいに女の子らしくないし、姉御みたいに胸も大きくない貧乳やし、寝相だって悪いねん。お世辞言うてくれるんは嬉しいんやけど・・・・・・・」
今、彼女は一人の女の子として、リックを今夜だけ独り占めに出来る事が嬉しくて仕方がなかった。だがシャランドラは、自分の容姿に自信が持てないのである。確かに彼女は、自分で言った通り胸はとても小さく、実は寝相がとても悪い。ちなみに彼女、その寝相の悪さは折り紙付きで、一度ベッドに入ったなら、枕は投げ捨て毛布は蹴飛ばし、ベッドから転げ落ちる事も屡々である。
自分は女の子らしくない。そう言う自覚があるからこそ、彼女はリックの言葉に動揺しているのだ。
「俺はお世辞言うのは苦手だ。だからこうして・・・・・」
「んなっ!?」
シャランドラの体を左腕で抱き寄せ、自分の胸元に彼女の顔を埋める。
突然抱きしめ返された彼女が、顔を真っ赤にして恥ずかしがっている。恥ずかしがって、リックの体から抜け出そうと少し動いて見せたが、彼女はすぐに動くのをやめた。
リックの与えてくれる温もりが、その優しさと愛情が、彼女の心の奥底まで届いたのである。リックと出会う前の幼い時、シャランドラが心の奥底に封じ込めた、悲しさと苦しさ、そして絶望。それら全てを、彼の優しさと温もりが癒す。
「シャランドラ・・・・・・あったかい・・・・・・・。照れてるところも可愛いな」
「ううっ・・・・・・、こんなんうちのキャラやない・・・・・・」
「良いんじゃないか、今日くらいは。俺以外誰も見てないし」
「今日はうちが主導権握るつもりやったのに・・・・・・」
「伊達に参謀長なんてやってない。今日は、俺がお前を独り占めだ」
相変わらず顔は赤いままだが、彼女は微笑みを浮かべていた。彼にそう言って貰えるのが、嬉しいと感じる気持ちの表れだ。
「ああ、何か勿体無いな」
「?」
「疲れてなかったら絶対襲う。でも駄目だ、眠気が・・・・・・・・」
「リック、ずっと忙しかったもんな。ええよ、襲うのはまた別ん時で。今日はもう寝ようや・・・・・・」
リックの眠気は限界だった。彼女を抱きしめたまま、彼は瞼を閉じる。
抱きしめられているシャランドラは、リックの胸の中で、彼の鼓動と温もりを感じていた。彼と密着しているお陰で、心臓の音が聞こえ、呼吸する音も聞こえる。こんなにも彼を傍で感じるのは、彼女にとって初めての事だった。
「リック・・・・・・うちな・・・・・・・」
抑えられない感情が溢れ出す。
彼に初めて出会い、短い間ではあったが、共にあの里で生活した日々。帝国に来てからは、彼とその仲間達のお陰で、幸福な日々を送る事ができた。時には辛い事も、悲しい事もあった。それでも、リックがいるからこそ、彼女の日々は満ち足りている。
自分に愛情を向けてくれるリックが、愛おしくて仕方がない。自分の人生に光を与えてくれた彼を、彼女は心の底から愛している。
この想いは、胸の内に隠し続けている。彼女は普段から彼に好意を向けているが、揶揄うような、冗談のような好意を見せ、胸の内は決して明かさない。仲間の愛ではなく、彼女はリックに、男と女の愛を求めているのだ。
しかし、今までシャランドラは、その想いを一度も明かさなかった。それはリックが、彼女自身よりも、心に深く想い続けた存在がいたから・・・・・・。
(二人の事・・・・・好きで好きで仕方なかったんやろ・・・・・・。だからうちな・・・・・)
ずっと我慢していたと言うべきか。いや、諦めていたと言う方が正しいのかも知れない。
「こんな事・・・・・・今言うたら迷惑やろうけど・・・・・、聞いて欲しいんや」
抑えきれない感情。溢れ出した、彼への想い。
彼にこの想いを届けるために、彼女はずっと伝えたかった言葉を口に出す。
「愛してるで、リック・・・・・・・」
リックの事だ。こんな事を言われたら、きっと慌てふためく事だろうと、そう思っていた。
だが、彼からは何の返事もない。
「リック・・・・・・?」
「・・・・・・・・」
「もしかして・・・・・・寝ちゃったんか?」
彼女の言う通り、リックは寝息を立てて、気持ち良さそうに眠りについていた。
どうやらシャランドラの愛の言葉は、彼に届かなかったらしい。
(・・・・・・・うち、なに言うてるんやろ。別にうちの想いなんか、伝えんでもええやないか)
今の関係で十分だ。これ以上望み欲するのは、貪欲すぎる。
(そうや、リックの傍にはうちなんかより・・・・・・)
シャランドラはリックの顔に視線を向ける。気持ち良さそうに、寝息を立てて眠っている彼の顔が、自分の目の前にあった。
「可愛い・・・・・・」
その寝顔を見て、彼女は改めて思った。彼は、守ってあげたくなる存在だと。
強く在ろうとするが、彼は弱く危うい存在だ。故に守りたくなる。そう思うのは、彼女だけではない。彼の仲間達も皆、そう思っている。
「うちが絶対守ったる。リックの事も・・・・・・皆の事も・・・・・・」
もう二度と、無力な存在にはならない。もう二度と、彼を悲しませない。
そのための力を、ようやく彼女は完成させた。
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