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第4話:教育実習生にメラメラ?(その6)
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ドキドキ高鳴る心臓の音と、みるみる真っ赤になっていく顔を必死に隠すために、
「他の人に聞かれたくないって、そんなに重要な話なんですか?
鍵閉めて、カーテンまで閉めて、重要な話じゃなかったら、本気で怒りますからね。」
と強気な態度で先生に立ち向かってみた。
本当は緊張のあまり、足はブルブル震えていて、今にも崩れ落ちそうなのに・・・。
でも、先生は私が「本気で怒る」と言ったことで、ちょっとビクッとして、後ずさりした。
よかった・・・
私がドキドキ緊張しているのがバレてないみたいで・・・。
「で、人にも聞かれたくない大切な話って何なんですか?」
改めて先生に問いただした。
「それは・・・」
先生が歩いて、こっちに近づいてくる。
やめて、やめて!
近づいてこないで!
これ以上、強気の演技をしていられる自信なんて無いのに!
私から発せられる「殺気」を感じたのか、先生は2メートルぐらい離れたところで、ピタッと止まった。
「おれは、女子達に『彼女ができた」』って思われても全然かまわないんだけど、西森はそれはイヤなのか?」
「え?」
予想外のことを言われて、一瞬、頭の回転が止まった。
え?どういうこと?
私は「ストラップ事件」で、先生に彼女が出来たと疑われたことが困ったことだと思っていたけれど、先生はそう思ってないの?
「そりゃ、確かに西森はおれの『本当の彼女』じゃないけど、おれは西森のことを本気で好きだから、他の女子達に『彼女が出来た』と思われても全然かまわないんだけど・・・」
思いもよらない発言のせいで、私の顔は再び「ゆであがったタコ」のように一気に真っ赤になっていく。
「西森?」
そんな恥ずかしい表情を見られたくなくて、思わずその場にしゃがみこんで、顔を隠す。
別に、先生のことなんて、これっぽっちも何とも思ってないのに、なんでこんなに真っ赤にならないといけないの?
悔しいのやら、恥ずかしいのやらで、何も言えず、しゃがんだままでいると、
「どうした?立ちくらみか?」
と、先生が近寄ってきて、すぐそばにしゃがみこむ。
先生の靴が目に入って来た。
きっと二人の距離は、ほんの数センチかもしれない。
もうダメだ・・・。
真っ赤になった顔を、隠し通せる自信は・・・無い。
「他の人に聞かれたくないって、そんなに重要な話なんですか?
鍵閉めて、カーテンまで閉めて、重要な話じゃなかったら、本気で怒りますからね。」
と強気な態度で先生に立ち向かってみた。
本当は緊張のあまり、足はブルブル震えていて、今にも崩れ落ちそうなのに・・・。
でも、先生は私が「本気で怒る」と言ったことで、ちょっとビクッとして、後ずさりした。
よかった・・・
私がドキドキ緊張しているのがバレてないみたいで・・・。
「で、人にも聞かれたくない大切な話って何なんですか?」
改めて先生に問いただした。
「それは・・・」
先生が歩いて、こっちに近づいてくる。
やめて、やめて!
近づいてこないで!
これ以上、強気の演技をしていられる自信なんて無いのに!
私から発せられる「殺気」を感じたのか、先生は2メートルぐらい離れたところで、ピタッと止まった。
「おれは、女子達に『彼女ができた」』って思われても全然かまわないんだけど、西森はそれはイヤなのか?」
「え?」
予想外のことを言われて、一瞬、頭の回転が止まった。
え?どういうこと?
私は「ストラップ事件」で、先生に彼女が出来たと疑われたことが困ったことだと思っていたけれど、先生はそう思ってないの?
「そりゃ、確かに西森はおれの『本当の彼女』じゃないけど、おれは西森のことを本気で好きだから、他の女子達に『彼女が出来た』と思われても全然かまわないんだけど・・・」
思いもよらない発言のせいで、私の顔は再び「ゆであがったタコ」のように一気に真っ赤になっていく。
「西森?」
そんな恥ずかしい表情を見られたくなくて、思わずその場にしゃがみこんで、顔を隠す。
別に、先生のことなんて、これっぽっちも何とも思ってないのに、なんでこんなに真っ赤にならないといけないの?
悔しいのやら、恥ずかしいのやらで、何も言えず、しゃがんだままでいると、
「どうした?立ちくらみか?」
と、先生が近寄ってきて、すぐそばにしゃがみこむ。
先生の靴が目に入って来た。
きっと二人の距離は、ほんの数センチかもしれない。
もうダメだ・・・。
真っ赤になった顔を、隠し通せる自信は・・・無い。
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