12 / 13
引きこもり終了
しおりを挟む「はぁっはっ…ぅっ…はっ…はっ…ぁ…」
俺はまともに呼吸ができず喋れなくなっていた…。
「はぁっ…ひぃっ…」
…苦しいっ…
「……。」
母親はそのままずっと電話をつないだまま…
「はぁっはぁっ…ぁっ…」
そのまま数分が経過した--
「……幸子…?」
「はぁっ…はぁっ…」
お母さんに今まで言えなかった事……
今ここで言ってしまったら楽になるだろうか---?
「はぁ…はぁ…」
「…大丈夫?」
俺は少し呼吸が落ち着いてから喋りだした…
「…ぉ…お母さん…はぁ…はぁ…」
「何?
…言いたい事…言っていいのよ?」
「はぁ…はぁ…
…う゛…ぁ…あのさ…」
「…うん?」
「…はぁ…ぉ…俺
幼稚園の時…はぁ…
…う゛…独りで帰ったどき…
…はぁ…知らないおじさんに…れ…レイプされて…
…はぁっ…はぁ…
…ぅ…ほ…ほんとは言いたかったけど
言っだらお母さんにおごられると思っで言えながっだ…ぁあ…ぅう…ぅっ…
…ほ…ン…ぅ…ほんとはいつも"おばけの夢みた"なんてウソだったんだ…
ぅうっ…うっ…う゛ぅっ…」
ほんとは学校が楽しいなんてウソだったんだ…
仲良しな友達がいるなんてウソだったんだ……
「ぅうっ…うーっ…
…ぉ…ほんどは…
学校いっでなぐで…
ずっと独りで公園にいて……
ぁ…ぁあ…うーっ…ぁ…」
学校なんて大嫌いで…
毎日つまらなくて…
生きてる事が苦痛で……
「…ぅっ…ほんとは
ぅーっ…ぁ…あっ
…ぅ…ほ……ほんとは…
全部ウソだったんだよっっ!!」
……あぁ
…言っちゃった……。
「…ぅうっ…うーっ…うっうっ…えっ…ぁ…ぁああああああ…」
この時…
俺の中で今まで築き上げた"何か"が
音をたてて崩れ去っていくのが分かったんだ----。
俺はまともに呼吸ができず喋れなくなっていた…。
「はぁっ…ひぃっ…」
…苦しいっ…
「……。」
母親はそのままずっと電話をつないだまま…
「はぁっはぁっ…ぁっ…」
そのまま数分が経過した--
「……幸子…?」
「はぁっ…はぁっ…」
お母さんに今まで言えなかった事……
今ここで言ってしまったら楽になるだろうか---?
「はぁ…はぁ…」
「…大丈夫?」
俺は少し呼吸が落ち着いてから喋りだした…
「…ぉ…お母さん…はぁ…はぁ…」
「何?
…言いたい事…言っていいのよ?」
「はぁ…はぁ…
…う゛…ぁ…あのさ…」
「…うん?」
「…はぁ…ぉ…俺
幼稚園の時…はぁ…
…う゛…独りで帰ったどき…
…はぁ…知らないおじさんに…れ…レイプされて…
…はぁっ…はぁ…
…ぅ…ほ…ほんとは言いたかったけど
言っだらお母さんにおごられると思っで言えながっだ…ぁあ…ぅう…ぅっ…
…ほ…ン…ぅ…ほんとはいつも"おばけの夢みた"なんてウソだったんだ…
ぅうっ…うっ…う゛ぅっ…」
ほんとは学校が楽しいなんてウソだったんだ…
仲良しな友達がいるなんてウソだったんだ……
「ぅうっ…うーっ…
…ぉ…ほんどは…
学校いっでなぐで…
ずっと独りで公園にいて……
ぁ…ぁあ…うーっ…ぁ…」
学校なんて大嫌いで…
毎日つまらなくて…
生きてる事が苦痛で……
「…ぅっ…ほんとは
ぅーっ…ぁ…あっ
…ぅ…ほ……ほんとは…
全部ウソだったんだよっっ!!」
……あぁ
…言っちゃった……。
「…ぅうっ…うーっ…うっうっ…えっ…ぁ…ぁああああああ…」
この時…
俺の中で今まで築き上げた"何か"が
音をたてて崩れ去っていくのが分かったんだ----。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

後宮の棘
香月みまり
キャラ文芸
蔑ろにされ婚期をのがした25歳皇女がついに輿入り!相手は敵国の禁軍将軍。冷めた姫vs堅物男のチグハグな夫婦は帝国内の騒乱に巻き込まれていく。
☆完結しました☆
スピンオフ「孤児が皇后陛下と呼ばれるまで」の進捗と合わせて番外編を不定期に公開していきます。
第13回ファンタジー大賞特別賞受賞!
ありがとうございました!!
【完結】忘れてください
仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。
貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。
夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。
貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。
もういいの。
私は貴方を解放する覚悟を決めた。
貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。
私の事は忘れてください。
※6月26日初回完結
7月12日2回目完結しました。
お読みいただきありがとうございます。
【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる