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1年生3学期
1月22日(土)曇りのち晴れ 大倉伴憲との日常その10
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久しぶりの陽の光が注いだ土曜日。そんな良い天気だけど、今日の僕は大倉くんと通話を繋いでゲームを楽しんでいた。
「大倉くんはさ、もしも休み明けで雰囲気変わった人がいたらどうする?」
そんな会話の中で僕は唐突にそれを聞いてみる。僕が気にし過ぎであるかどうかを知るために。
『そ、それって夏休みデビューみたいなこと? 冬休みでもあるんだ……』
「そういう感じ」
『う、うーん……その人とどれくらい知り合いかによって変わりそうな気がする。仮に知り合いだったらその休み中に何があったか知ってそうだし、あんまり知り合いじゃなかったらそもそも話かけないと思うし』
「……確かにそうか。いや、でも、休みが終わるギリギリで劇的変化を遂げた人がいて、その人が知り合いだったら?」
『そ、それなら何があったか聞くと思う』
大倉くんの回答を聞いて僕は少し安心する。ここ数日の僕の言動は空気を読めてないわけじゃなかったんだ。
『え、えらく具体的な聞き方だったけど……もしかして大山さんのこと?』
「あっ、いや……それもあったけど、部活内でもそういう感じのことがあって」
『へー……ボク、そういう出来事はアニメや漫画の話だけだと思ってた』
「まぁ、目に見えて変わる人はあんまりいないよね。いきなり金髪とかめっちゃ日焼けしてくるとか」
『あっ、そ、そうじゃなくて……そういう出来事に何回も遭遇してる産賀くんがアニメや漫画っぽいって話』
大倉くんにそう言われて僕はポカンとしてしまう。自分ではあまり考えたことがなかった。
『もしかして、産賀くんはボクと違う世界線にいる……? 同じ教室にいるのにそんなイベントがたくさん起こるなんて……』
「いや、たくさんじゃないよ。2回だけだから」
『でも、産賀くんは知らない間に美少女の先輩とも知り合っていたから……結構なフラグ体質なのでは!?』
「そんなことないよ。高校になってからたまたま……」
『つまりは産賀くんの方が高校デビューしていたってこと!?』
そこそこ長い付き合いになってきてわかったことだけど、大倉くんは意外とこういう話が好きで、絡めるのはアニメや漫画の話になるけど、それを割とテンション高く話してくる。僕はそういうところも嫌いじゃないので別にいいんだけど、急に始まると結構びっくりしてしまう。
『産賀くんにはこの後にも色んなイベントが待ち受けているのだった……』
「続く……の?」
この大倉くんの一面は二人の時にしか出ないし、それに対して僕も今日みたいな他ではちょっと言いづらい話題を振るからそれだけ仲良くなれたのだと改めて思った。
「大倉くんはさ、もしも休み明けで雰囲気変わった人がいたらどうする?」
そんな会話の中で僕は唐突にそれを聞いてみる。僕が気にし過ぎであるかどうかを知るために。
『そ、それって夏休みデビューみたいなこと? 冬休みでもあるんだ……』
「そういう感じ」
『う、うーん……その人とどれくらい知り合いかによって変わりそうな気がする。仮に知り合いだったらその休み中に何があったか知ってそうだし、あんまり知り合いじゃなかったらそもそも話かけないと思うし』
「……確かにそうか。いや、でも、休みが終わるギリギリで劇的変化を遂げた人がいて、その人が知り合いだったら?」
『そ、それなら何があったか聞くと思う』
大倉くんの回答を聞いて僕は少し安心する。ここ数日の僕の言動は空気を読めてないわけじゃなかったんだ。
『え、えらく具体的な聞き方だったけど……もしかして大山さんのこと?』
「あっ、いや……それもあったけど、部活内でもそういう感じのことがあって」
『へー……ボク、そういう出来事はアニメや漫画の話だけだと思ってた』
「まぁ、目に見えて変わる人はあんまりいないよね。いきなり金髪とかめっちゃ日焼けしてくるとか」
『あっ、そ、そうじゃなくて……そういう出来事に何回も遭遇してる産賀くんがアニメや漫画っぽいって話』
大倉くんにそう言われて僕はポカンとしてしまう。自分ではあまり考えたことがなかった。
『もしかして、産賀くんはボクと違う世界線にいる……? 同じ教室にいるのにそんなイベントがたくさん起こるなんて……』
「いや、たくさんじゃないよ。2回だけだから」
『でも、産賀くんは知らない間に美少女の先輩とも知り合っていたから……結構なフラグ体質なのでは!?』
「そんなことないよ。高校になってからたまたま……」
『つまりは産賀くんの方が高校デビューしていたってこと!?』
そこそこ長い付き合いになってきてわかったことだけど、大倉くんは意外とこういう話が好きで、絡めるのはアニメや漫画の話になるけど、それを割とテンション高く話してくる。僕はそういうところも嫌いじゃないので別にいいんだけど、急に始まると結構びっくりしてしまう。
『産賀くんにはこの後にも色んなイベントが待ち受けているのだった……』
「続く……の?」
この大倉くんの一面は二人の時にしか出ないし、それに対して僕も今日みたいな他ではちょっと言いづらい話題を振るからそれだけ仲良くなれたのだと改めて思った。
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