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番外編

登場人物の紹介と設定 その①

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ルーカス=ジェナー
ジェナー公爵家の三男。身体は小さく、オッドアイで左目がクリソベリル(金緑石)の色である。これは精霊の愛し子の証しだが、認知されていない情報である。
そのせいで、気味が悪いと母親から嫌われている。そのため左目を前髪で隠している。母親のせいで生活にも不便している。人と関わるのが苦手。


テオドール=ジェナー
ジェナー公爵家の長男。フォーサイス学園の専門学部に通っており、寮暮しである。
ジェナー公爵家の跡継ぎとして勉強に励んでおり、多忙なことと母親が苦手なためから家に帰ってくることは少ない。だが、弟のエルド・ルーカスの事は気にかけている。とても優しい性格だが怒らせると怖い。


エルド=ジェナー
ジェナー公爵家の次男。フォーサイス学園の中等部に通っている。勉強は程々に、騎士団に入団するのが夢で剣術に力を入れている。
母親の事は好きでも嫌いでもない。だが、ルーカスの内気な性格が気に入らず一方的に嫌っている。根は優しいが口が悪い。


フローラ=ジェナー
ジェナー公爵家の長女。年上のマルティス侯爵家の長男と結婚し今は、マルティス侯爵家で暮らしている。母親の事をとても嫌っておりジェナー公爵家に顔を出す気はさらさらない。
弟達の事は気になるが自分の生活の方が大事。でも、弟達がピンチなら助けに行く。


メルヴィル=ジェナー
ジェナー公爵家の当主にしてフォーサイスの宰相。オリビアの事を愛し、子供たちを大切に思っている。だが、ルーカスと接するとオリビアが怒り散らし、ルーカスに当たるので、なるべくルーカスとは関わらないようにすることで守っている。


オリビア=ジェナー
ジェナー公爵家の公爵夫人。メルヴィルにゾッコン。子供は元々好きじゃないがメルヴィルが子供が好きなため作った。そのため、育児に関しては放置主義。ルーカスを産んだ際、オッドアイで不自然な目の色を見て気味が悪いと突き放した。だが、メルヴィルがルーカスを大切にしているとこを見て、愛情が盗られると感じ、ルーカスをさらに嫌い、視界に入るだけだ手をあげようとする。





設定

ルーカス達が住む国は、精霊に愛されし国「フォーサイス」という。
この世界では精霊と契約することで魔法を使うことが出来る。
「風・土・水・火・光・闇」の属性があり複数の精霊と契約出来る人もいるがそれは精霊にどれだけ愛されてるかで決まる。精霊との契約は7歳になる誕生日の日に教会で行われる。


フォーサイスに住む貴族の子息・令嬢はフォーサイス学園に通うことになる。

8~10歳は初等部であり任意の入学。

11~13歳は中等部で11歳になったら必ず学園に入学しなくてはいけない。

14~16歳は高等部であり、社会勉強のためにも寮暮らしをしなくてはいけない。

17~18歳は専門学部で将来の就職先によって学ぶことが別れている。

初等部からでも寮暮らしは出来る。
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