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精霊達の土地編
31.国の代表者との会合
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「さて、紹介しようか。小鳥美、こちらへ。」
ウィール様が私を本名で呼ぶ。各国の者に合わせ、貴族女性の所作で行動しておく。
「彼女が今代の精霊妃だよ、小鳥美、挨拶を。」
「今代の精霊妃、小鳥美です。未だ学ぶことが多いですが、努力を重ねてお役目を果たしていこうと思っています。よろしくどうぞ。」
各国の国王よりも権力的には上なので、上位者として話す。
立食形式の会場を見渡すと、それぞれの様子がよく分かる。
…………当然という感じがあるのが2人かな。あとはやや不満そうだ。
「小鳥美は四大と5精霊全てと契約している。また、神々の手違いで異世界の記憶を持っているからそのつもりで。」
「「「「「「「かしこまりました。」」」」」」」
「それではこれより、精霊妃と人の子の王との会合を始める。精霊妃として歩み始める小鳥美に精霊達よ、祝福を。」
光の粒が降ると同時に、開会が告げられた。
ウィール様と話していると、「よろしいですかな?」と、声をかけられた。
「もちろんですわ。」
「では、お初にお目にかかります、精霊妃様。ライミリ精霊信仰国の国王、ガストロと申します。以後、お見知りおきを。」
そう言って頭を下げたのは、輝く金髪に少し濃い灰色の目をした男性。
「後ろに控えているのは私の側近であり、我が国の宰相でもあるマフィックスです。私の予定が合わぬ時はマフィックスを代表として行かせますので、ご了承ください。マフィックス、挨拶を。」
「ライミリ精霊信仰国の宰相を務めております、マフィックス=ガディアと申します。以後お見知りおきください。」
こちらはくえない男な雰囲気が出ている、紺に赤い目をした人物。
………ていうか、イケメンやらダンディなおじさまが多いようで!わざとかい!?
「どうぞよろしくお願いします。」
とりあえず適当に返しておく。
「我が国ではその国名に恥じぬよう、精霊関係を学ぶことを義務としておりますので、精霊妃様が来られてもご満足足りえると思うのですが…。」
(基本我が国で生活しない?環境他国よりいいよ?)
「あら、それは嬉しいことですね。でも、私はまだ世界樹様のもとで学ぶことが多いのでしばらくはここにいますわ。」
(まだここいます~。イケメンに惹かれないもので。)
「そうですか、残念ですが仕方ありませんな。精霊妃様の思いが一番ですから今回は引くとしましょう。」
(おや残念。)
「ふふ、また機会がありましたら是非お願いしますわ。」
「かしこまりました。」
意外にあっさり引いたライミリ国王。
フム、とりあえず好印象かな?それではチャンスを。
「そうだ!ガストロ様、私異世界で食べていたチョコレートと呼ばれるものを探しているんです。ご存じありませんか?」
「はて……………、マフィクス。」
「存じ上げませんが、どのようなものでしょうか。」
「茶色い色をしたお菓子なのですけど…………。カカオと呼ばれる果実から作れるんです。」
「精霊妃様、よろしいでしょうか。」
割り込んできたのは、マルクトリア国の国王。詫びを入れて話し始める。
「マルクトリアの国王、ルイフェストルクと申します。我が国の南の地方にてカカオと呼ばれる果実があったと記憶しております。しかし、薬と聞いておりますが……。」
「まぁ!カカオで間違いありませんわ!異世界でも過去には薬として扱われておりましたの。ルイフェス様、譲っていただくことは可能でしょうか?対価はそうですね…………………。ウィール様、何がいいでしょう。」
うーん、と悩む手ぶりをする。
「そうだね……マルクトリアは干ばつが起こっていたから、アクスの力を借りて雨を降らせてあげればいいんじゃないかな。どうだい?ルイフェストルク。」
「十分対価になります。干ばつで苦しむ民も救われましょう。」
そう紺に隠れた銀の目を細めるマルクトリア国王。
……ご令嬢には困らなさそうだな、この人。不愛想な人にも一定のファンはいるし。
そんなことも考えながら、取引の個数や日にちをまとめて書面に残す。
よっしゃ!カカオゲット!地味―に欲しかった奴ゲット!
それを見ていた他の代表者は、僅かな憎しみがこもった嫉妬の目でマルクトリア国王を見た。
その中でも一番憎しみがこもった目で見ていた者が、近づいてくるようだ。
一礼してマルクトリア国代表達が去り、改めて私を嘲りの目で見た。
「お初にお目にかかります、精霊妃様。カッセルラの国王、ヴァッテマズと申します。精霊妃様にお目にかかることができ、至極恐悦でございます。」
カッセルラ、ね。精霊に否定的であり、しかし精霊の力を手中に収めたい国。
典型的な傲慢な国だな。欲しい者も、美しい人もいないので興味なし!
そんなこともつゆ知らずに、自慢げな様子で話すカッセルラ国王。
「我が国では農業が盛んでして、」
知ってる。
「精霊妃様が先ほど求めたような珍しい物が数多くございます。」
欲しいものはなかったのでどうでもいいや。
「また、若くして優秀なものが多いのが我が国の自慢の一つでございます。」
要するに、「美形多いよ!婚約者にどう?」でしょうが。
いらん。
いや、ドヤ顔で宰相の補佐前に出されても。っていうかさ~。
「まあ、宰相補佐様なんですね。ウィール様から精霊妃は大陸においても人の子においても大切な存在と聞きましたので、宰相様本人が来ると思っていたのですけれど……。あ!そうですよね、宰相なんですからお忙しいですよね。お恥ずかしいことを言いました、お忘れくださいな。」
(「精霊妃との会合よりも大事な国のお仕事って何かな~?下に見てんのかこの野郎?」)
「え?!え、ええその通りでございます。ご気分を害されたのでしたら、きつく言い聞かせておきましょう。」
「そうしてもらおうか。」
答えたのはウィール様。ニッコリ笑顔のままだけどお怒りのようです。
「あら、ヴァッテマズ様お顔の色がすぐれませんわ。少し離れたところでお休みになられては?」
(不愉快なのでどっか行ってくださいません?体調、悪いでしょう?)
「ええ、そうさせていただきましょう。それでは失礼します。」
やや青い顔でそそくさと去るカッセルラ国王。そのわずかな時間を見逃さずに来たのは一番嫌いな国。
「お初にお目にかかります、精霊妃小鳥美様。ペカニブル国国王のペカシトヒと申します。」
「ペカニブル国………ああ!噂はもちろん本でも楽しませてもらったよ!」
そのとたんサーっと青白い顔になるペカシトヒ。そんなことは見えていないように、ウィール様は続ける。
「私はほとんどの間、ここにいないといけないからね。数少ない娯楽として楽しませてもらったよ。」
「さようですか。まさか世界樹様のお耳にまで入っているとは。」
普段通りのように頑張って対応している国王様には、無邪気さを装って追撃をプレゼント♡
「まあ!ウィール様、ペカシトヒ様いったいどんな噂ですの!気になりますわ!」
「それは……。」
「ふふ。小鳥美が知るにはまだ早いよ。」
「そんな!私だってもう成人していますわ!」
この世界の成人は20なので間違ってはいない。…………ウィール様に言ったら驚いてたけど。
どんだけ若く見られてんだろう、私。
「それでも、可愛い小鳥美にこんなこと聞いてほしくないんだよ。ペカシトヒ、離れたところで詳しく聞こうか。」
「かしこまりました。」
少し時間ができたので、精霊達を他の代表者達を寄せないための盾として配置し、お菓子やジュースを楽しむ。
うん、精霊の土地産はおいしいね。
ウィール様が私を本名で呼ぶ。各国の者に合わせ、貴族女性の所作で行動しておく。
「彼女が今代の精霊妃だよ、小鳥美、挨拶を。」
「今代の精霊妃、小鳥美です。未だ学ぶことが多いですが、努力を重ねてお役目を果たしていこうと思っています。よろしくどうぞ。」
各国の国王よりも権力的には上なので、上位者として話す。
立食形式の会場を見渡すと、それぞれの様子がよく分かる。
…………当然という感じがあるのが2人かな。あとはやや不満そうだ。
「小鳥美は四大と5精霊全てと契約している。また、神々の手違いで異世界の記憶を持っているからそのつもりで。」
「「「「「「「かしこまりました。」」」」」」」
「それではこれより、精霊妃と人の子の王との会合を始める。精霊妃として歩み始める小鳥美に精霊達よ、祝福を。」
光の粒が降ると同時に、開会が告げられた。
ウィール様と話していると、「よろしいですかな?」と、声をかけられた。
「もちろんですわ。」
「では、お初にお目にかかります、精霊妃様。ライミリ精霊信仰国の国王、ガストロと申します。以後、お見知りおきを。」
そう言って頭を下げたのは、輝く金髪に少し濃い灰色の目をした男性。
「後ろに控えているのは私の側近であり、我が国の宰相でもあるマフィックスです。私の予定が合わぬ時はマフィックスを代表として行かせますので、ご了承ください。マフィックス、挨拶を。」
「ライミリ精霊信仰国の宰相を務めております、マフィックス=ガディアと申します。以後お見知りおきください。」
こちらはくえない男な雰囲気が出ている、紺に赤い目をした人物。
………ていうか、イケメンやらダンディなおじさまが多いようで!わざとかい!?
「どうぞよろしくお願いします。」
とりあえず適当に返しておく。
「我が国ではその国名に恥じぬよう、精霊関係を学ぶことを義務としておりますので、精霊妃様が来られてもご満足足りえると思うのですが…。」
(基本我が国で生活しない?環境他国よりいいよ?)
「あら、それは嬉しいことですね。でも、私はまだ世界樹様のもとで学ぶことが多いのでしばらくはここにいますわ。」
(まだここいます~。イケメンに惹かれないもので。)
「そうですか、残念ですが仕方ありませんな。精霊妃様の思いが一番ですから今回は引くとしましょう。」
(おや残念。)
「ふふ、また機会がありましたら是非お願いしますわ。」
「かしこまりました。」
意外にあっさり引いたライミリ国王。
フム、とりあえず好印象かな?それではチャンスを。
「そうだ!ガストロ様、私異世界で食べていたチョコレートと呼ばれるものを探しているんです。ご存じありませんか?」
「はて……………、マフィクス。」
「存じ上げませんが、どのようなものでしょうか。」
「茶色い色をしたお菓子なのですけど…………。カカオと呼ばれる果実から作れるんです。」
「精霊妃様、よろしいでしょうか。」
割り込んできたのは、マルクトリア国の国王。詫びを入れて話し始める。
「マルクトリアの国王、ルイフェストルクと申します。我が国の南の地方にてカカオと呼ばれる果実があったと記憶しております。しかし、薬と聞いておりますが……。」
「まぁ!カカオで間違いありませんわ!異世界でも過去には薬として扱われておりましたの。ルイフェス様、譲っていただくことは可能でしょうか?対価はそうですね…………………。ウィール様、何がいいでしょう。」
うーん、と悩む手ぶりをする。
「そうだね……マルクトリアは干ばつが起こっていたから、アクスの力を借りて雨を降らせてあげればいいんじゃないかな。どうだい?ルイフェストルク。」
「十分対価になります。干ばつで苦しむ民も救われましょう。」
そう紺に隠れた銀の目を細めるマルクトリア国王。
……ご令嬢には困らなさそうだな、この人。不愛想な人にも一定のファンはいるし。
そんなことも考えながら、取引の個数や日にちをまとめて書面に残す。
よっしゃ!カカオゲット!地味―に欲しかった奴ゲット!
それを見ていた他の代表者は、僅かな憎しみがこもった嫉妬の目でマルクトリア国王を見た。
その中でも一番憎しみがこもった目で見ていた者が、近づいてくるようだ。
一礼してマルクトリア国代表達が去り、改めて私を嘲りの目で見た。
「お初にお目にかかります、精霊妃様。カッセルラの国王、ヴァッテマズと申します。精霊妃様にお目にかかることができ、至極恐悦でございます。」
カッセルラ、ね。精霊に否定的であり、しかし精霊の力を手中に収めたい国。
典型的な傲慢な国だな。欲しい者も、美しい人もいないので興味なし!
そんなこともつゆ知らずに、自慢げな様子で話すカッセルラ国王。
「我が国では農業が盛んでして、」
知ってる。
「精霊妃様が先ほど求めたような珍しい物が数多くございます。」
欲しいものはなかったのでどうでもいいや。
「また、若くして優秀なものが多いのが我が国の自慢の一つでございます。」
要するに、「美形多いよ!婚約者にどう?」でしょうが。
いらん。
いや、ドヤ顔で宰相の補佐前に出されても。っていうかさ~。
「まあ、宰相補佐様なんですね。ウィール様から精霊妃は大陸においても人の子においても大切な存在と聞きましたので、宰相様本人が来ると思っていたのですけれど……。あ!そうですよね、宰相なんですからお忙しいですよね。お恥ずかしいことを言いました、お忘れくださいな。」
(「精霊妃との会合よりも大事な国のお仕事って何かな~?下に見てんのかこの野郎?」)
「え?!え、ええその通りでございます。ご気分を害されたのでしたら、きつく言い聞かせておきましょう。」
「そうしてもらおうか。」
答えたのはウィール様。ニッコリ笑顔のままだけどお怒りのようです。
「あら、ヴァッテマズ様お顔の色がすぐれませんわ。少し離れたところでお休みになられては?」
(不愉快なのでどっか行ってくださいません?体調、悪いでしょう?)
「ええ、そうさせていただきましょう。それでは失礼します。」
やや青い顔でそそくさと去るカッセルラ国王。そのわずかな時間を見逃さずに来たのは一番嫌いな国。
「お初にお目にかかります、精霊妃小鳥美様。ペカニブル国国王のペカシトヒと申します。」
「ペカニブル国………ああ!噂はもちろん本でも楽しませてもらったよ!」
そのとたんサーっと青白い顔になるペカシトヒ。そんなことは見えていないように、ウィール様は続ける。
「私はほとんどの間、ここにいないといけないからね。数少ない娯楽として楽しませてもらったよ。」
「さようですか。まさか世界樹様のお耳にまで入っているとは。」
普段通りのように頑張って対応している国王様には、無邪気さを装って追撃をプレゼント♡
「まあ!ウィール様、ペカシトヒ様いったいどんな噂ですの!気になりますわ!」
「それは……。」
「ふふ。小鳥美が知るにはまだ早いよ。」
「そんな!私だってもう成人していますわ!」
この世界の成人は20なので間違ってはいない。…………ウィール様に言ったら驚いてたけど。
どんだけ若く見られてんだろう、私。
「それでも、可愛い小鳥美にこんなこと聞いてほしくないんだよ。ペカシトヒ、離れたところで詳しく聞こうか。」
「かしこまりました。」
少し時間ができたので、精霊達を他の代表者達を寄せないための盾として配置し、お菓子やジュースを楽しむ。
うん、精霊の土地産はおいしいね。
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