幼女エルフの自由旅

信用と経験

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ライヤさんとダダさんは朝食を取っていないらしく、朝市に買いに行くと言って行ってしまった
結局あの2人は同部屋だったのだろうか
2人の関係が気になるところだけれど態々聞きにいくほどでも無いんだよなぁ
昨日と同じミネラル塩を溶かしたような味のスープに黒パンを入れてふやかす
まぁこんなものだろう、と昨日と同じような感想を抱きながら胃に流し込む
きっと私が作る料理よりは美味しいだろう
なんせアキには一時期ダークマター製造機という不本意な呼び名をつけられたほどの人格である
それでも腹が膨れれば、と食べてはいたんだけど
ウ神の言うように努力は裏切らない世界ならば料理に挑戦してみようか……

「それに料理スキルさえ解析すれば簡単、かも知れない」

その前に解析の才能を上げる必要がある……か？
そういえばコ神が才能をいじったって言ってたっけ
つまり、私の才能は解析では無いって事になるのか？
自分の掌を見て解析時と同じように才能を使用する

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名前:ヴィエン
年齢:29
状態:良好
才能:解析の瞳 / 不眠5
徳位:22
好物:江戸紫
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解析の瞳？
解析とは何が違うのだろうか
しかも才能のレベル数値が消えているのは何故だろう

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才能:解析の瞳
ランク:下級
特徴:常時発動。視界内の情報を記憶し、発動を意識すると自覚することが出来る。
条件:神の采配により不確定。
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