幼女エルフの自由旅

たまち。

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命名、そして真実

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ドノアさんに変わって今日来る筈だった人は手の掛かる仕事が急遽きゅうきょ回って来てしまったので急いで片ずけている最中なのだとか
多分ドノアさんはそれなりに優秀な人材なのだろう……仕事を熟せば、という後付けがつくけれども

 「そう言えば昨日使った白塗りを買いに行くのはどうかしら、もう無くなりかけていたでしょう?ウチの分を買いに行くついでにティハに……と言うのは私達にしか出来ないと思うのですが」
「そりゃいいね、でもティハの持てる数にも限度ってのがある……ありゃぁ筈だったねぇ」
「アマリ姉さん……名案ですね!」
 
何やら私が思考に耽っている間に話が進んでしまったようだ
瞳をキラキラさせたリューシャさんと不敵な笑いを浮かべたアマリさんが此方を見ている……
 
「行くよ?」
「あのッ!教会にも寄りたいんですけど……」

職人ギルドに直行となりそうなので堪らず声に出して目的地の追加を依頼する

「教会?森の神に祈るのかぃ?」
「あーっと、まぁ……はい」

ちょっと首を傾げながらも承諾してくれ、職人ギルドに行く前に教会に寄ってくれることになった
 
教会に着いて手を組めば、早々に浮遊感を感じる

『早々に立ち寄ってくださりありがとうございます』

まぁ、昨日「明日も来てほしい」って言われてたしね
 
「ていうか、そこの『、ヴィエンも知る神ですので』……へ、へぇ」
 
視界に入る位置に佇む仮面をつけた不気味な生物はであるらしい
しかも私も知る神となると目の前の叔父、正しくはウ神を除けば1柱しかいないだろう
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