62 / 157
命名、そして真実
59
しおりを挟む ――――――――――――――――
残り時間――8時間02分
残りデストラップ――9個
残り生存者――10名
死亡者――2名
重体によるゲーム参加不能者――1名
――――――――――――――――
ヒロユキは愛莉を人質にとって、二階のレストランにいた。護送車から逃げ出してからずっと飲まず食わずでいたので、腹が空いていたのだ。レストランならなにかしらの食べ物があるかもしれないと考えてのことだった。
「厨房に行って、なにか食えそうな物を探してこい」
ヒロユキは一番奥のイスにふんぞり返った姿勢で、愛莉に指示を出した。
「何様のつもり? あんたのお手伝いさんじゃないんだけど」
「そうだな。お前はお手伝いじゃなくて、オレの奴隷だからな」
「サイテー」
愛莉がバカにしたように棒読みで言った。
「撃ってもらいたいみたいだな」
ヒロユキは銃口を愛莉に向けた。引き金を少しだけ絞る仕草をすると、愛莉は顔を強張らせて、厨房の中に走っていった。
「けっ、はじめから言うこと訊きゃいいんだよ」
拳銃をテーブルの上にバンと音をたてて置いた。さっき瓜生に言われたことを思い出す。弾は残り四発しかない。これからは有効に使わないと、こちらがやられことになる。そういう事態だけは避けたかった。
人質のあの女をを上手く使うしかないな。
愛莉の消えた厨房の方を見た。これからのことを真剣に考えていたはずが、すぐに愛莉の後ろ姿を思い出して、顔がにやけてきた。
愛莉は自分からキャバ嬢だと言っていたが、実際のところ、顔は派手目で体のラインはセクシーで、水商売のニオイをプンプンさせていた。警察に逮捕されてからというもの、下半身を使う機会が一切なかったので、溜まるものが溜まっていた。
そうか、奴隷ってことは、オレの命令に従わせることが出来るんだよな。
たちまち卑猥な妄想が浮かんでくる。
「――これしかなかったわ」
愛莉が厨房から戻ってきた。缶コーヒーとスナック菓子が載った銀トレイを手にしている。
「ちぇっ、しけてんな」
ショボイ食事に思わず舌打ちが出てしまったが、ないよりはマシである。
「よし、こっちに持ってこい」
ヒロユキは横柄に言った。愛莉が無言のまま料理を運んでくる。
「ここに置け」
銃口でテーブルをコンコンと叩いた。
「金は持っているけど、性格は捻じ曲がっているオヤジ客と同じだね」
ヒロユキの傲慢な態度に、愛莉はすごく嫌そうな表情をした。
「キャバ嬢ならキャバ嬢らしく、客を楽しませる接客をしろよな。いつ客が怒るか分からないぜ」
ヒロユキは手にした拳銃をこれ見よがしに突きつけた。
「このゲームが終わったら、すぐにキャバ嬢なんてやめてやる」
「このゲームが終わるときまで、生きていられるとは限らないぜ」
ヒロユキが見下すように言うと、愛莉はキッと強い目で見返してきた。
いい表情をしやがるぜ。ますますコーフンしてきたな。でも、まずは腹ごしらえが先だ。食欲が満たされあとで、次は性欲を満たすとするか。
ヒロユキはスナック菓子を噛りながら、愛莉の全身を舐めるように見つめた。
ヒロユキの脳裏からは、すでに命を懸けたゲームのことは消えていた。今目の前にいる女の肉体のことで、頭の中は一杯だったのである。
ヒロユキの頭の中では、愛莉はもう全裸姿であった。
――――――――――――――――
ヒロユキが淫靡な妄想を膨らませていた頃、ヒロトは二階をくまなく調べまわっていた。足音を立てないように気をつけながら、ヒロユキの居場所を探す。
どうしてもヒロユキを捜しださなければならなかった。ヒロトもあのニュース速報を見るまでは分からなかったが、あの男は親友の仇だったのである。
親友のハルマは深夜のコンビニであの男――ヒロユキに難癖を付けられて、ケンカになり、いきなりナイフで刺されたのだ。
オレがもう少し早く着いていれば……。
その夜、ヒロトはハルマとコンビニで待ち合わせの約束をしていた。しかし、バイトの残業が入ってヒロトの到着は遅れてしまい、その間にハルマは事件に巻き込まれてしまった。
もしもヒロトが時間通りにコンビニに着いていたら、ヒロユキとのケンカに巻き込まれることはなかったかもしれない。
ハルマは今病院のベッドの上で、昏睡状態のまま眠ったきりである。
ヒロトはハルマを助ける為に、このゲームに参加したのだった。だが、犯人であるヒロユキがこのゲームに参加していると知った以上は、このままなにもせずにいることは出来なかった。
例えアイツが拳銃を持っていたとしても、このまま見過ごすわけにはいかねえよな。
ヒロトの心はもう決まっていた。一発でもいいからヒロユキを殴って、そしてその場で土下座をさせて、謝罪をさせるのだ。
ハルマ、お前の仇は絶対にうってやるからな。
ヒロトはヒロユキが隠れているレストランまで、もうすぐそこまで迫っていた。
――――――――――――――――
さきほどから愛莉はその視線の正体に気が付いていた。キャバクラで接客しているときに感じる視線と同じものである。
服の上から裸を想像している猥雑な視線。
この男も他の男たちと一緒なのだ。この状況下だというのに、エロにしか興味がないのだ。だったら、そこを上手く突いてやればいい。
この手のやり取りならば、キャバクラでイヤというくらいに経験している。自分の方に分がある。こんな男とセックスをするつもりなんてない。セックスの最中にデストラップが発動して、それで死んだとなったら死んでも死に切れない。
とにかくこの男とセックスをせずに、なおかつデストラップにかからないように逃げ出つつもりだった。
だが、問題がひとつある。この男の持っている拳銃だ。それをなんとかしないとならない。
「おい、なに睨んでるんだよ!」
ヒロユキの様子を観察していたらすごまれた。
「アタシだってお腹空いてるんだけど」
愛莉は当たり障りのないように注意しながら返答した。
「腹減ってんのか。へへ、そうだな。だったらオレの言うことを聞けよ。そうしたらメシぐらい好きに食わせてやってもいいぜ」
途端にヒロユキの顔にいやらしそうな笑みが浮かんだ。
「言うことって、なにを聞けばいいの?」
「簡単さ。そこのテーブルの上で横になれよ」
「横になって、どうするの?」
「純情ぶってんじゃねえよ! キャバ嬢なら枕営業ぐらいお手のもんだろうが」
「――分かったわ。でも約束は守ってもらうからね」
愛莉はわざとヒロユキの卑猥な取り引きに応じる素振りを見せた。
「よし。この缶コーヒーを飲み終わったら、食後の運動を楽しむか」
ヒロユキが遠慮のないギラついた目で、愛莉の体をジロジロと凝視する。
すぐにその汚らしいツラをブチのめしてやるから待ってな。
顔にはとっておきのキャバ嬢スマイルを浮かべながら、心中では物騒なことを考えている愛莉だった。
――――――――――――――――
ヒロトはレストランの入り口まで来たところで立ち止まり、ドアに隠れながら室内の様子をうかがった。廊下を歩いているときに、男女の声が聞こえたので近付いてみたら当たりだった。問題はこの後である。どうやって中に入るかだ。
拳銃さえなければ、すぐに突入出来るんだけどな。
なにか武器代わりになるような物がないか辺りを見回した。廊下のある一点で視線が止まる。学生時代にヤンチャをしていたころ、『コレ』を教室内で使って停学処分をくらったのを思い出した。
「よし、『コレ』を使ってみるか。なにもないよりはマシだろうからな。あとは出たとこ勝負だ」
ヒロトは覚悟を決めた。あとは中に突入するタイミングを見極めるだけだった。
その場でじっと待機の態勢に入った。
残り時間――8時間02分
残りデストラップ――9個
残り生存者――10名
死亡者――2名
重体によるゲーム参加不能者――1名
――――――――――――――――
ヒロユキは愛莉を人質にとって、二階のレストランにいた。護送車から逃げ出してからずっと飲まず食わずでいたので、腹が空いていたのだ。レストランならなにかしらの食べ物があるかもしれないと考えてのことだった。
「厨房に行って、なにか食えそうな物を探してこい」
ヒロユキは一番奥のイスにふんぞり返った姿勢で、愛莉に指示を出した。
「何様のつもり? あんたのお手伝いさんじゃないんだけど」
「そうだな。お前はお手伝いじゃなくて、オレの奴隷だからな」
「サイテー」
愛莉がバカにしたように棒読みで言った。
「撃ってもらいたいみたいだな」
ヒロユキは銃口を愛莉に向けた。引き金を少しだけ絞る仕草をすると、愛莉は顔を強張らせて、厨房の中に走っていった。
「けっ、はじめから言うこと訊きゃいいんだよ」
拳銃をテーブルの上にバンと音をたてて置いた。さっき瓜生に言われたことを思い出す。弾は残り四発しかない。これからは有効に使わないと、こちらがやられことになる。そういう事態だけは避けたかった。
人質のあの女をを上手く使うしかないな。
愛莉の消えた厨房の方を見た。これからのことを真剣に考えていたはずが、すぐに愛莉の後ろ姿を思い出して、顔がにやけてきた。
愛莉は自分からキャバ嬢だと言っていたが、実際のところ、顔は派手目で体のラインはセクシーで、水商売のニオイをプンプンさせていた。警察に逮捕されてからというもの、下半身を使う機会が一切なかったので、溜まるものが溜まっていた。
そうか、奴隷ってことは、オレの命令に従わせることが出来るんだよな。
たちまち卑猥な妄想が浮かんでくる。
「――これしかなかったわ」
愛莉が厨房から戻ってきた。缶コーヒーとスナック菓子が載った銀トレイを手にしている。
「ちぇっ、しけてんな」
ショボイ食事に思わず舌打ちが出てしまったが、ないよりはマシである。
「よし、こっちに持ってこい」
ヒロユキは横柄に言った。愛莉が無言のまま料理を運んでくる。
「ここに置け」
銃口でテーブルをコンコンと叩いた。
「金は持っているけど、性格は捻じ曲がっているオヤジ客と同じだね」
ヒロユキの傲慢な態度に、愛莉はすごく嫌そうな表情をした。
「キャバ嬢ならキャバ嬢らしく、客を楽しませる接客をしろよな。いつ客が怒るか分からないぜ」
ヒロユキは手にした拳銃をこれ見よがしに突きつけた。
「このゲームが終わったら、すぐにキャバ嬢なんてやめてやる」
「このゲームが終わるときまで、生きていられるとは限らないぜ」
ヒロユキが見下すように言うと、愛莉はキッと強い目で見返してきた。
いい表情をしやがるぜ。ますますコーフンしてきたな。でも、まずは腹ごしらえが先だ。食欲が満たされあとで、次は性欲を満たすとするか。
ヒロユキはスナック菓子を噛りながら、愛莉の全身を舐めるように見つめた。
ヒロユキの脳裏からは、すでに命を懸けたゲームのことは消えていた。今目の前にいる女の肉体のことで、頭の中は一杯だったのである。
ヒロユキの頭の中では、愛莉はもう全裸姿であった。
――――――――――――――――
ヒロユキが淫靡な妄想を膨らませていた頃、ヒロトは二階をくまなく調べまわっていた。足音を立てないように気をつけながら、ヒロユキの居場所を探す。
どうしてもヒロユキを捜しださなければならなかった。ヒロトもあのニュース速報を見るまでは分からなかったが、あの男は親友の仇だったのである。
親友のハルマは深夜のコンビニであの男――ヒロユキに難癖を付けられて、ケンカになり、いきなりナイフで刺されたのだ。
オレがもう少し早く着いていれば……。
その夜、ヒロトはハルマとコンビニで待ち合わせの約束をしていた。しかし、バイトの残業が入ってヒロトの到着は遅れてしまい、その間にハルマは事件に巻き込まれてしまった。
もしもヒロトが時間通りにコンビニに着いていたら、ヒロユキとのケンカに巻き込まれることはなかったかもしれない。
ハルマは今病院のベッドの上で、昏睡状態のまま眠ったきりである。
ヒロトはハルマを助ける為に、このゲームに参加したのだった。だが、犯人であるヒロユキがこのゲームに参加していると知った以上は、このままなにもせずにいることは出来なかった。
例えアイツが拳銃を持っていたとしても、このまま見過ごすわけにはいかねえよな。
ヒロトの心はもう決まっていた。一発でもいいからヒロユキを殴って、そしてその場で土下座をさせて、謝罪をさせるのだ。
ハルマ、お前の仇は絶対にうってやるからな。
ヒロトはヒロユキが隠れているレストランまで、もうすぐそこまで迫っていた。
――――――――――――――――
さきほどから愛莉はその視線の正体に気が付いていた。キャバクラで接客しているときに感じる視線と同じものである。
服の上から裸を想像している猥雑な視線。
この男も他の男たちと一緒なのだ。この状況下だというのに、エロにしか興味がないのだ。だったら、そこを上手く突いてやればいい。
この手のやり取りならば、キャバクラでイヤというくらいに経験している。自分の方に分がある。こんな男とセックスをするつもりなんてない。セックスの最中にデストラップが発動して、それで死んだとなったら死んでも死に切れない。
とにかくこの男とセックスをせずに、なおかつデストラップにかからないように逃げ出つつもりだった。
だが、問題がひとつある。この男の持っている拳銃だ。それをなんとかしないとならない。
「おい、なに睨んでるんだよ!」
ヒロユキの様子を観察していたらすごまれた。
「アタシだってお腹空いてるんだけど」
愛莉は当たり障りのないように注意しながら返答した。
「腹減ってんのか。へへ、そうだな。だったらオレの言うことを聞けよ。そうしたらメシぐらい好きに食わせてやってもいいぜ」
途端にヒロユキの顔にいやらしそうな笑みが浮かんだ。
「言うことって、なにを聞けばいいの?」
「簡単さ。そこのテーブルの上で横になれよ」
「横になって、どうするの?」
「純情ぶってんじゃねえよ! キャバ嬢なら枕営業ぐらいお手のもんだろうが」
「――分かったわ。でも約束は守ってもらうからね」
愛莉はわざとヒロユキの卑猥な取り引きに応じる素振りを見せた。
「よし。この缶コーヒーを飲み終わったら、食後の運動を楽しむか」
ヒロユキが遠慮のないギラついた目で、愛莉の体をジロジロと凝視する。
すぐにその汚らしいツラをブチのめしてやるから待ってな。
顔にはとっておきのキャバ嬢スマイルを浮かべながら、心中では物騒なことを考えている愛莉だった。
――――――――――――――――
ヒロトはレストランの入り口まで来たところで立ち止まり、ドアに隠れながら室内の様子をうかがった。廊下を歩いているときに、男女の声が聞こえたので近付いてみたら当たりだった。問題はこの後である。どうやって中に入るかだ。
拳銃さえなければ、すぐに突入出来るんだけどな。
なにか武器代わりになるような物がないか辺りを見回した。廊下のある一点で視線が止まる。学生時代にヤンチャをしていたころ、『コレ』を教室内で使って停学処分をくらったのを思い出した。
「よし、『コレ』を使ってみるか。なにもないよりはマシだろうからな。あとは出たとこ勝負だ」
ヒロトは覚悟を決めた。あとは中に突入するタイミングを見極めるだけだった。
その場でじっと待機の態勢に入った。
0
お気に入りに追加
322
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

このやってられない世界で
みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。
悪役令嬢・キーラになったらしいけど、
そのフラグは初っ端に折れてしまった。
主人公のヒロインをそっちのけの、
よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、
王子様に捕まってしまったキーラは
楽しく生き残ることができるのか。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
私は中学三年生の普通の女の子だ。
友人や家族に恵まれて幸せに暮らしている。
ただ、最近ライトノベルと呼ばれる本にハマってしまい、勉強が手につかなくなってしまった。
そのことが原因で受験の方に意識が向かなくなり、こちらに集中してしまうようになっていたのだ。
このままではいけないと思いつつも、私は本を読むことをやめることができないでいた。
...、また今度考えよう...、今日はもう寝ることにする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる