幼女エルフの自由旅

獣人国オルサの町

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乾燥具の使い方は分からないけれど前世では自然乾燥派だ、何とかなるだろう

「へぇ、小っこいのに風呂屋に来るなんて凄いな！」

きっと褒めてくれたのだろう、一応お礼を言っておく

「こちらはナグモさん、一緒の色屋で働いているの」

成る程、他にもいそうだけど会わないのは理由があるのだろうか

「よろしくな！」
「よろしくお願いします」

ナグモさんは男勝りで、娼婦にはまるで見えない
胸も娼婦にしては……まぁ、好みの問題もあるのだろうか
前世でも貧乳趣味の人とかいたからなぁ
ってか獣人って胸は2つなのかな？
知人宅の犬は6つあったけど獣人は人って言うくらいだから2つなんだろうか
じゃあ平たい方がいいのかな？豊満な方が…

「どうなさったの？」

ぼーっと下らないことを考えているとリューシャさんが心配そうに覗き込んできた

「胸って大きい方が良いんですか？」
「んなっ！？」
「そうねぇ、それぞれ好みもあるんじゃないかしら」

ぽろりと溢してしまった疑問にナグモさんは真っ赤になって口をパクパクさせ、リューシャさんは平然と答えてくれている

「そうですよねぇ」

やっぱりこの世界でも多くはボンキュッボンの人が好まれるのだろうか
でも獣人にとっては毛の有る無しもソウイウ対象なのかも…
そう言えば豚の陰茎はドリル状だとか猫の陰茎には棘があるってよく聞くけど本当だろうか

「リューシャさんって獣人の相手をしたことありますか？」

ここは、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥だな
うん

「ありますよ、お仕事ですものねぇ」
「豚族の陰茎はやっぱり渦巻き状でした？」
「っ何言ってんのアンタ！そんな化け物じみた物なわけ無いでしょ！！」

ぁ、そうなんだ
てか、ナグモさんはやっぱり娼婦というより初な町娘と言った方が似合うんじゃ無いだろうか