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信用と経験
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就寝中に臭いや音で獣に勘付かれる心配が無くなるのだ
葉紙に2つの陣を書き込んでギルドマスターに渡す
魔法陣はエルフ族の知識の賜物と言っても過言では無いし、未だに解明されていない物もあるらしいので被る心配も無い
人々が魔道具と呼ぶ物にはまだ魔法陣よりも付与スキルの方が多いのが現実だろう
魔法陣の入った魔道具が出回っていると言うことは隠されている訳でもないしね
「これは……どっちがどっちだ?」
「こっちが無臭でこっちが無音です」
魔法陣に文字が入っていると知らなければ、初見の模様が意味のあるものだと言われてもどちらがどちらかという判断は直ぐには出来ないのは仕方がない事かもしれない
魔法陣を記入した葉紙に陣の名称を書き込めばまじまじと見つめるギルドマスター
「確認してみねぇと分からんが、恐らく大丈夫だろう」
「ではコレでお願いします」
葉紙を持ってギルドマスターが部屋から出で行くのを見届けて、残りの保存食のレシピに目を通す
……期待はしないように、何か為になる物が僅かでもあれば儲け物だと心の中で呟きながら
やはり保存食のレシピは期待した物はまるで無かった
ただ、肉によって乾燥に伴う日にちが異なる事や草の種類によって纏めておいた方が都合がいい物など学ぶ事は僅かながらあったとも言えよう
職人ギルドでの用事を終えた私は借りたレシピをテターニャさんに返す
「目的の物は見つかりましたか?」
「残念ながら……」
「そうでしたか、職人のレシピは日々追加されていますのでお越しの際はまたご覧になられてくださいね」
そうか、まぁ次来るのが何十年先になるかもしれないし、期待はしておこうかな
ティターニャさんにお礼を述べて職人ギルドを出た
葉紙に2つの陣を書き込んでギルドマスターに渡す
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「目的の物は見つかりましたか?」
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