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オアシス

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「ほう! このドルグをやったのはお前さんたちか!」

「そうですよ! サトルは強いんですから!」

「恥ずかしいからやめてくれ!」

クレーンに刺さっているドルグを見ながら話している

「ドルグの肉を食べるとスタミナが付くからの。助けてくれたお礼にこいつの肉を焼いてやろう」

「偉そうに言ってるけど、ただ焼くだけじゃ?」

「何を言うておる! ドルグの肉はすこーし焦げ目がつき始めたくらいが一番おいしいのじゃ! この目を養うにはそれなりの経験がいるんじゃぞ」

「へぇ、それじゃ見せてもらおうか」

「はよ、火を焚かんか」

「え? 火は起こしてくれないの?」

「当たり前じゃろ?」

なんというじゃじゃ馬娘だ!

ロリコが火をつけてくれる、ドルグの肉に金属の棒を突き刺し、炙り始める

うーん、良い匂い♪

・・・・・・・・・

「今じゃ!」

ジャスの掛け声で火を消して、いただく

・・・・ゴクジョー!!

疲れが吹っ飛んだ気がする。

「暗くなる前に休憩所まで行くぞ、夜になるとここらは危険じゃからな」

「そうなのか?俺たちはここに来るのは初めてなんだ。案内頼む」

「任せぃ!」

ジャスに連れられ、夕焼けがきれいな砂漠を歩く。砂が黄金に輝き、風に舞う粒がキラキラと光っている。気温も下がりとても気持ちいい

気が付くと目の前にヤシの木が見える。どうやら到着したみたいだ

砂漠にあるちょっとした池のような場所。オアシスだ

「ふぅ。汗もかいたし砂も付いてるし、水浴びしたいなぁ」

「いいんじゃないか? 夜になると冷える。やるなら今のうちじゃぞ」

「わーい! 私も泳ぎたーい!」

どうやらこのオアシスはネクシャ砂漠の中で隠れた観光スポットとなっているらしく、宿には水着の販売も行っていた。

それぞれ着替えてオアシスの前に集まる

”くそ、ジャスのやつ、いつも偉そうなくせにナイスバディだ!!”

うわ、しかも俺のスケベな視線が気づかれてしまった。怪しい笑みを浮かべながらこっちに歩いてくる

「ウフフ、なんじゃあ? わらわの美しさに目を奪われたか、それもいいじゃろう」

「うるせー 」

「なんじゃあ、ツレんのう。ほぉれ、今のうちに見ておかんと、あと20年もすればこうもピチピチとした肌ではおれんぞ」

そう言いながらこちらに近づいてくる。ジャスは眉毛が長く、見つめられるとその目力に吸い込まれそうだ



「なにやってんだーー!!」

後ろから水着姿のロリコが叫びながら走ってきた

「2人で良い雰囲気になっちゃって! ジャスもサトルをたぶらかさないで!」

「何を言うておる。そなたが見られるのを恥ずかしがってウジウジしておったから先にこやつと話をしておっただけじゃ」

「うー、、でも話をしてるようには見えなかった!」

「どうじゃろなぁ? なぁサトル」

「べ、べべ、別に。普通に話をしてただけで、たぶらかされてなんて、ないんだぜぇ?」

下手すぎか俺!

「嘘だ! そんななっさけない顔して! 鼻の下が地面についちゃうよ!」

「ほら、男が女の水着姿を見たら褒めるのが礼儀じゃろ」

制するようにジャスが割り込んできた

「ろ、ロリッ子の割には似合ってるじゃないか、出るとこ、出てるし?」

「そ、そう?えへへ、、、変態!!」

どうすりゃええねん!

「女は見られてナンボじゃ、ロリコも今のうちに男慣れしておくといい」

「私はまだ18ですぅ! ジャスはちょ、ちょっと、レベル高すぎです!」

「ふふ、わらわが18の時はすでにこんな感じじゃったぞ」

「一緒にしないで!」

「もういいから、水浴びしようぜ、、」

結局ジャスに弄ばれただけだった。でも、おかげで場が和やかになって、なんだかんだわいわいと楽しくリフレッシュできた

※相変わらず食べる描写をどう書いたら良いか全くわかりません(笑)

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