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第2章 魔剣鍛冶師
06 なんて無い日常
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「ふぉおお......」
朝、俺が起きるとなんと!体が戻っていた!
これで変な目で見られないで済むし柚梨さんから異常な攻撃を受けないで済む......あぁ男の身体最高ぅ......。
「ちっ......おはよう海叶君」
「ん?今舌打ちしたよね?おはよう」
「してない」
とは柚梨さんは言うものの凄い顔で仕度している。
なに?もっと犯りたかったの?嫌だよ?もう半永久的に『大切断』使わないからね?
「んふぁ......カイトさんおはようございます」
「あぁおはよう」
アイナナも起きた様だ。
愛花は......居ないから多分先に食堂に行っているのだろう。
「先に食堂に行っとくな」
「ん」
「はい!カイトさん」
部屋を出て階段を降り食堂へと向かう。
なんて言うか......凄いリア充してるなぁ......今更だけど。
こっちに来る前はナイフで刺されて悶えてたからね?
そう思うと凄いリア充してる。
「へい彼女、僕らとお茶しな~い?」
「......」
あ、愛花がもうなんか凄いチャラそうなのが見て分かる男共に声掛けられてる。
これは助太刀した方が良いかな?
「聞いてるぅ~?」
「......はぁ......死ね」
瞬きの後にはチャラ男が天井に刺さっていた、助太刀要らなかったらしいですね。
まぁ俺も女状態だったらあぁなってこうしてだろうなぁ......。
「お前......なんか凄いわ」
「おはようございます」
最近本当に本当に微々たるものだが愛花自身に表情が戻って来ている気がする。
元気で何よりだ。
こう......1番見せる表情は......なんと言うか完全に恋する乙女みたいな感じなんだよなぁ......まぁ春が来たというやつだろう。
「あ、愛花待った」
「はい......?」
そして俺は金貨3枚を愛花に握らせる。
前の俺だったらこんな事絶対しなかっただろうな......。
「好きなモン買ってこい給料だ」
「え......あ......私は奴隷の身分なので......」
金貨を返そうとする愛花。
「給料だって言ってんだろ?あげた金は返すな」
「いや......でも」
「じゃあ命令だ、女は可愛く着飾って主人の目の保養になっておけ、な?」
実際言うと保養は足りているのだが......。
「......わかり......ました」
「よしそれでいい」
少し手荒いが頭を撫でてやる......あれ?これ俺ってキモくね?
ヤベェ......なんか恥ずい。
「ん......ん」
ま、まぁ喜んでるみたいだし?良いかな?
「他の勇者......翔達はどうしてるかな......」
暫し思い出に更ける。
あいつらは最後まで見捨てなかったよな......まぁもっと虐められる様になって迷惑でしか無かったんだが......。
あ、武器取りに行かないと......。
「今日は武器取りに行って......ん?どうした愛花」
これが噂の袖くいですか......可愛く見えるな、萌える。
「あ、あの......暇だったら......一緒に、お買い物」
「ん?あぁ良いぞ。武器取りに行くのも着いてきてくれ」
「は、はい」
ふむ......2人はどうしようか、空気読んであの2人とは別行動しようかな、いつまでも俺に付き纏ってたら好きなモン買えなさそうだし。
「よし、2人でデートだな」
少し冗談を言ってみる。
............反応がないただの屍の様だ。
横を見るとポーっと顔を赤くしている愛花が......ん?俺って惚れられてる?まぁオークから助けたし......そうなる事もあるのかな?
いや、分かったぞ。
こいつはそう想わせて勘違いをさせる小悪魔系女子か!
フフフ......その手には乗らんぞ。
あの男子共の課金をするかの様に女に貢ぐ事など!
まぁどうでもいいか......さっさとウィルの所行こ。
朝、俺が起きるとなんと!体が戻っていた!
これで変な目で見られないで済むし柚梨さんから異常な攻撃を受けないで済む......あぁ男の身体最高ぅ......。
「ちっ......おはよう海叶君」
「ん?今舌打ちしたよね?おはよう」
「してない」
とは柚梨さんは言うものの凄い顔で仕度している。
なに?もっと犯りたかったの?嫌だよ?もう半永久的に『大切断』使わないからね?
「んふぁ......カイトさんおはようございます」
「あぁおはよう」
アイナナも起きた様だ。
愛花は......居ないから多分先に食堂に行っているのだろう。
「先に食堂に行っとくな」
「ん」
「はい!カイトさん」
部屋を出て階段を降り食堂へと向かう。
なんて言うか......凄いリア充してるなぁ......今更だけど。
こっちに来る前はナイフで刺されて悶えてたからね?
そう思うと凄いリア充してる。
「へい彼女、僕らとお茶しな~い?」
「......」
あ、愛花がもうなんか凄いチャラそうなのが見て分かる男共に声掛けられてる。
これは助太刀した方が良いかな?
「聞いてるぅ~?」
「......はぁ......死ね」
瞬きの後にはチャラ男が天井に刺さっていた、助太刀要らなかったらしいですね。
まぁ俺も女状態だったらあぁなってこうしてだろうなぁ......。
「お前......なんか凄いわ」
「おはようございます」
最近本当に本当に微々たるものだが愛花自身に表情が戻って来ている気がする。
元気で何よりだ。
こう......1番見せる表情は......なんと言うか完全に恋する乙女みたいな感じなんだよなぁ......まぁ春が来たというやつだろう。
「あ、愛花待った」
「はい......?」
そして俺は金貨3枚を愛花に握らせる。
前の俺だったらこんな事絶対しなかっただろうな......。
「好きなモン買ってこい給料だ」
「え......あ......私は奴隷の身分なので......」
金貨を返そうとする愛花。
「給料だって言ってんだろ?あげた金は返すな」
「いや......でも」
「じゃあ命令だ、女は可愛く着飾って主人の目の保養になっておけ、な?」
実際言うと保養は足りているのだが......。
「......わかり......ました」
「よしそれでいい」
少し手荒いが頭を撫でてやる......あれ?これ俺ってキモくね?
ヤベェ......なんか恥ずい。
「ん......ん」
ま、まぁ喜んでるみたいだし?良いかな?
「他の勇者......翔達はどうしてるかな......」
暫し思い出に更ける。
あいつらは最後まで見捨てなかったよな......まぁもっと虐められる様になって迷惑でしか無かったんだが......。
あ、武器取りに行かないと......。
「今日は武器取りに行って......ん?どうした愛花」
これが噂の袖くいですか......可愛く見えるな、萌える。
「あ、あの......暇だったら......一緒に、お買い物」
「ん?あぁ良いぞ。武器取りに行くのも着いてきてくれ」
「は、はい」
ふむ......2人はどうしようか、空気読んであの2人とは別行動しようかな、いつまでも俺に付き纏ってたら好きなモン買えなさそうだし。
「よし、2人でデートだな」
少し冗談を言ってみる。
............反応がないただの屍の様だ。
横を見るとポーっと顔を赤くしている愛花が......ん?俺って惚れられてる?まぁオークから助けたし......そうなる事もあるのかな?
いや、分かったぞ。
こいつはそう想わせて勘違いをさせる小悪魔系女子か!
フフフ......その手には乗らんぞ。
あの男子共の課金をするかの様に女に貢ぐ事など!
まぁどうでもいいか......さっさとウィルの所行こ。
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