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第2章 魔剣鍛冶師
01 プロローグ
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五月蝿い。
五月蝿い。
五月蝿い。
何故こいつらは『魔剣』『魔剣』『魔剣』と叫んでいるのだろう。魔剣?それは人を殺す魔道具だ。
使用者を残して粉々になって消える。
そんなもの俺には打てない。打っても戦争に使われるだけだ。
そうじゃないだろうっ!武器っていうのは使うじゃなくて、冒険を共にするパートナーだろ!
「ウィル、さぁ魔剣を打て!そして名誉を取り戻すのだ!」
名誉?要らねぇよンなもん。
俺が欲しいのは俺の武器を大事に扱ってくれる客だ。
テメェらの欲望の為には一生打たねぇ!
「待て!ウィル!」
本当に鬱陶しい。
魔剣が欲しけりゃ自分で打てばいいだろっ!
闇雲に走るのでは無く、一つの目的地へと向かって走る。
その目的地はどんな種族でも仲良く暮らし冒険者も差別される事の無い世界唯一の中立街。
『迷宮都市アルヴ』
その場所を目指して────
chapter1 出逢い。《海叶視点》
「今日も結構稼げてるんじゃね?」
「......ドロップアイテムの数が異常」
「なんでこんなに取れるんですか?あの2ヶ月は1体どこへ......」
「......なんかすまん」
「......さっさと売りに行く」
柚梨さんに袖を引っ張られながらギルドへと入った。
「なんでだよ!」
ん?クレームか?
「いえいえ、これが正規価格と言いますか、いっぱい持って来てくれる方が居ますので」
なんか......不吉な予感が......。
「おっ兄ちゃんじゃねぇか」
「あっ、どうも」
「あの毛先が赤い青年が居るだろ?アイツの噂ならいくらでもあるぜ?」
毛先が赤い青年とは今クレーム真っ最中のあの男だ。
「あれは、キュクロの家系のモンらしいぜ?」
「きゅくろ?」
「なんだ、知らねぇのか?兄ちゃん。まぁいい教えてやってもいいぜ......ただし」
「ほれ、金貨2枚だ」
「へへ、すまねぇなぁ」
まぁ実際このおっさんの情報は確かなので金貨2枚で済んでる所で結構いいところだと思う。
「キュクロってのは嘗ての魔剣を数万本を国の為に打った魔剣鍛冶師の家系だ」
「魔剣......そんな物があったのか」
「......店に普通に置いてる」
えっ、うそん。あ、武器屋とか行かねぇわ。
「そんで途中で一切魔剣を打てなくなってな、そのまま没落よ。まぁ言わないでも分かると思うが避けられたんだ国にな」
「なんか悲しい感じだな......」
「まぁ突然魔剣を打てなくなったもんなぁ」
てか魔剣って超強い武器的なのを想像してたけど量産型なんだな。
「ありがとうございます、では素材を売ってきますので」
「おう、また奢ってくれや」
「時と暇と金があれば」
そう言ってクレーム青年の横のカウンターに着く。
「ドロップアイテムですね、今回はどれ位ありますか?」
「んーギリギリここに置ける位?」
「では出してもらっても?」
「ん、あぁ」
アイテムボックスを開いて1つ1つカウンターに置いていく。
取り敢えず魔石だ。
「いやぁカイトさん達には助かってますよ。ギルドががっぽりなのでね」
「まぁ俺達はお金も貰ってるからWin-Winの関係ですしね」
「うぃんうぃんの意味は分かりませんがドロップアイテムの方はやはり倉庫に行きましょう。多分可笑しい程の数があるでしょうし」
「えぇ、今回はオークが多いですしね」
モンスターハウスに間違って入って無双して来たなんて言えない。
「おい、アンタ」
毛先が赤い青年が話し掛けてきた。
なんだろうか......。
「俺も着いていっていいか?」
「え、あ、どうぞ」
「すまねぇな」
なんだろうか......俺の武器を凄い見てきてる気がする。
そのまま流れ作業の様に倉庫に連れられドロップアイテムを全部アイテムボックスから出した。
「アイテムボックス持ち......」
まぁ最初はみんなそうなるよね......。
商人なら絶対に欲しいスキルだし、ダンジョンのドロップアイテムも簡単に運べるし。
「んーと全部合わせて金貨40枚って所ですかね」
「やっぱり持ってくる量も量だから安くなってません?」
前の相場なら70枚はいけただろう。
「はい、持ってきすぎです!」
「あ、やっぱりそうですか」
今度から小分けにして持ってこようかな.....アイテムボックスの中は時間が止めたり動かしたり出来るし......。
「では、『解体』の皆さーんおねがいしまーす!」
そして、程なくして。
「FOOOOOOOOOOOUUU!!!オークの肉だー!!」
「よっしゃー!ジャンケンじゃぁああ!!」
「おい待て、オークの肉が今回は超多いぞ」
「「「来たァアアアアアアアア!!」」」
筋肉モリモリの褐色の屈強な男達がオークの肉を繊細かつ豪快に捌いていく。いつ見ても見慣れない。
「今日も張り切ってますね」
こっそりと買取の人に話す。
「オークの肉は切りごたえが良いそうです」
「なる程......俺の武器って切れ過ぎるんですよね」
未だに使っているこのゴブリン鉄の剣。
実際オーク相手ならスパスパ切れる。
毛先が赤い青年も口をあんぐりと開けている。
それはドロップアイテムの多さからかはたまたあの男達の事か、俺には分からない。
「んで、お前は......って名前なんだ?」
「ん?あぁ、俺の名前はウィルってんだこれから宜しくな」
「俺は海叶だ」
これから?......まぁいいか。
「なぁ、ものは頼みだがその曲刀を見せてくれないか?頼む!」
「この剣か?別にいいぞ、ほれ」
ウィルにゴブ鉄の剣を渡す。
「なんだ、この鉄は?見た事が無い」
「ん?あぁそれはゴブリンアイアンとか言う奴だ」
「ゴブリン鉄ってAランク素材じゃねぇか!」
えっ?そうなの?
「確か50年程生きた特別なゴブリンから少量取れると聞いているが......剣全部がこの鉄で出来てるなんて......どれだけの金が必要なんだ」
「ん?あぁそれは俺が入手して作っただけだから、そんなワザモンじゃねぇぞ。手入れも全然してないし」
もう剣に食い入っているのか、俺の言葉は届いてないだろう。
それから30分程の時が経った。
「なぁ、アンタ......いやカイトだったか、もしだがいい素材が手に入れば俺に譲ってくれないか?無論タダとは言わない、俺がその素材でお前への武器をいくらでも作ってやる、頼む!」
そんな90度ちょっきりに頭を下げられたら断れないじゃん。
「う、うんいい素材が手に入れば、ね?」
「すまんな、俺の工房にも案内してやるよ」
歩き疲れているが、着いていかないと場所分からなさそうだ。
「そうだ!丁度ギルドにいるんだ、俺と直接契約しないか?」
「契約?」
「ああ、そうだ。俺がカイトの専属鍛冶師になるというもンだ」
「メリットは?」
「カイトが俺に素材を渡して、打った武器を俺がお前に格安で売る。というもンだ」
「なる程......乗った。直接契約させて貰おう」
「断られたらどうしようかとおもったぜ?」
「専属鍛冶師が居ないからな」
「そうか......これから宜しくな?」
「こちらこそよろしく」
これが俺とウィルの出逢いだった。
五月蝿い。
五月蝿い。
何故こいつらは『魔剣』『魔剣』『魔剣』と叫んでいるのだろう。魔剣?それは人を殺す魔道具だ。
使用者を残して粉々になって消える。
そんなもの俺には打てない。打っても戦争に使われるだけだ。
そうじゃないだろうっ!武器っていうのは使うじゃなくて、冒険を共にするパートナーだろ!
「ウィル、さぁ魔剣を打て!そして名誉を取り戻すのだ!」
名誉?要らねぇよンなもん。
俺が欲しいのは俺の武器を大事に扱ってくれる客だ。
テメェらの欲望の為には一生打たねぇ!
「待て!ウィル!」
本当に鬱陶しい。
魔剣が欲しけりゃ自分で打てばいいだろっ!
闇雲に走るのでは無く、一つの目的地へと向かって走る。
その目的地はどんな種族でも仲良く暮らし冒険者も差別される事の無い世界唯一の中立街。
『迷宮都市アルヴ』
その場所を目指して────
chapter1 出逢い。《海叶視点》
「今日も結構稼げてるんじゃね?」
「......ドロップアイテムの数が異常」
「なんでこんなに取れるんですか?あの2ヶ月は1体どこへ......」
「......なんかすまん」
「......さっさと売りに行く」
柚梨さんに袖を引っ張られながらギルドへと入った。
「なんでだよ!」
ん?クレームか?
「いえいえ、これが正規価格と言いますか、いっぱい持って来てくれる方が居ますので」
なんか......不吉な予感が......。
「おっ兄ちゃんじゃねぇか」
「あっ、どうも」
「あの毛先が赤い青年が居るだろ?アイツの噂ならいくらでもあるぜ?」
毛先が赤い青年とは今クレーム真っ最中のあの男だ。
「あれは、キュクロの家系のモンらしいぜ?」
「きゅくろ?」
「なんだ、知らねぇのか?兄ちゃん。まぁいい教えてやってもいいぜ......ただし」
「ほれ、金貨2枚だ」
「へへ、すまねぇなぁ」
まぁ実際このおっさんの情報は確かなので金貨2枚で済んでる所で結構いいところだと思う。
「キュクロってのは嘗ての魔剣を数万本を国の為に打った魔剣鍛冶師の家系だ」
「魔剣......そんな物があったのか」
「......店に普通に置いてる」
えっ、うそん。あ、武器屋とか行かねぇわ。
「そんで途中で一切魔剣を打てなくなってな、そのまま没落よ。まぁ言わないでも分かると思うが避けられたんだ国にな」
「なんか悲しい感じだな......」
「まぁ突然魔剣を打てなくなったもんなぁ」
てか魔剣って超強い武器的なのを想像してたけど量産型なんだな。
「ありがとうございます、では素材を売ってきますので」
「おう、また奢ってくれや」
「時と暇と金があれば」
そう言ってクレーム青年の横のカウンターに着く。
「ドロップアイテムですね、今回はどれ位ありますか?」
「んーギリギリここに置ける位?」
「では出してもらっても?」
「ん、あぁ」
アイテムボックスを開いて1つ1つカウンターに置いていく。
取り敢えず魔石だ。
「いやぁカイトさん達には助かってますよ。ギルドががっぽりなのでね」
「まぁ俺達はお金も貰ってるからWin-Winの関係ですしね」
「うぃんうぃんの意味は分かりませんがドロップアイテムの方はやはり倉庫に行きましょう。多分可笑しい程の数があるでしょうし」
「えぇ、今回はオークが多いですしね」
モンスターハウスに間違って入って無双して来たなんて言えない。
「おい、アンタ」
毛先が赤い青年が話し掛けてきた。
なんだろうか......。
「俺も着いていっていいか?」
「え、あ、どうぞ」
「すまねぇな」
なんだろうか......俺の武器を凄い見てきてる気がする。
そのまま流れ作業の様に倉庫に連れられドロップアイテムを全部アイテムボックスから出した。
「アイテムボックス持ち......」
まぁ最初はみんなそうなるよね......。
商人なら絶対に欲しいスキルだし、ダンジョンのドロップアイテムも簡単に運べるし。
「んーと全部合わせて金貨40枚って所ですかね」
「やっぱり持ってくる量も量だから安くなってません?」
前の相場なら70枚はいけただろう。
「はい、持ってきすぎです!」
「あ、やっぱりそうですか」
今度から小分けにして持ってこようかな.....アイテムボックスの中は時間が止めたり動かしたり出来るし......。
「では、『解体』の皆さーんおねがいしまーす!」
そして、程なくして。
「FOOOOOOOOOOOUUU!!!オークの肉だー!!」
「よっしゃー!ジャンケンじゃぁああ!!」
「おい待て、オークの肉が今回は超多いぞ」
「「「来たァアアアアアアアア!!」」」
筋肉モリモリの褐色の屈強な男達がオークの肉を繊細かつ豪快に捌いていく。いつ見ても見慣れない。
「今日も張り切ってますね」
こっそりと買取の人に話す。
「オークの肉は切りごたえが良いそうです」
「なる程......俺の武器って切れ過ぎるんですよね」
未だに使っているこのゴブリン鉄の剣。
実際オーク相手ならスパスパ切れる。
毛先が赤い青年も口をあんぐりと開けている。
それはドロップアイテムの多さからかはたまたあの男達の事か、俺には分からない。
「んで、お前は......って名前なんだ?」
「ん?あぁ、俺の名前はウィルってんだこれから宜しくな」
「俺は海叶だ」
これから?......まぁいいか。
「なぁ、ものは頼みだがその曲刀を見せてくれないか?頼む!」
「この剣か?別にいいぞ、ほれ」
ウィルにゴブ鉄の剣を渡す。
「なんだ、この鉄は?見た事が無い」
「ん?あぁそれはゴブリンアイアンとか言う奴だ」
「ゴブリン鉄ってAランク素材じゃねぇか!」
えっ?そうなの?
「確か50年程生きた特別なゴブリンから少量取れると聞いているが......剣全部がこの鉄で出来てるなんて......どれだけの金が必要なんだ」
「ん?あぁそれは俺が入手して作っただけだから、そんなワザモンじゃねぇぞ。手入れも全然してないし」
もう剣に食い入っているのか、俺の言葉は届いてないだろう。
それから30分程の時が経った。
「なぁ、アンタ......いやカイトだったか、もしだがいい素材が手に入れば俺に譲ってくれないか?無論タダとは言わない、俺がその素材でお前への武器をいくらでも作ってやる、頼む!」
そんな90度ちょっきりに頭を下げられたら断れないじゃん。
「う、うんいい素材が手に入れば、ね?」
「すまんな、俺の工房にも案内してやるよ」
歩き疲れているが、着いていかないと場所分からなさそうだ。
「そうだ!丁度ギルドにいるんだ、俺と直接契約しないか?」
「契約?」
「ああ、そうだ。俺がカイトの専属鍛冶師になるというもンだ」
「メリットは?」
「カイトが俺に素材を渡して、打った武器を俺がお前に格安で売る。というもンだ」
「なる程......乗った。直接契約させて貰おう」
「断られたらどうしようかとおもったぜ?」
「専属鍛冶師が居ないからな」
「そうか......これから宜しくな?」
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これが俺とウィルの出逢いだった。
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