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本能?※
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「ん、はぁ……♡」
ほんとに……私の体なの……?
見慣れた二つの膨らみに、見慣れない二つの粒。
テラテラと唾液に塗れじんじんと熱を放つそれは、とても卑猥で、自分の物だとは俄に信じ難い。
また戻ってしまうかもしれない考えると、安易に触れる事も出来なかった。
ふと、腕の拘束が解かれている事に気付く。
ギース局長を見上げると、煩わしそうに上着を脱ぎ捨てワイシャツを寛げていた。
隙間から覗く鍛えられた胸板、伸びるように広がる艶やかな羽、吸い込まれる様に目が離せなくなる。
「ん……♡」
キュンと下腹部が疼いた。
あ、あれ……?
いま、なんで……
何に反応したのか自分でも分からず、答えを探すべくギース局長を眺めていると、ぱちりと目が合った。
キュン
「ぁ……っ♡」
なんで~~!?
「どうした?」
「いえっあのっ、なんでもないです……」
ギース局長の目がスゥっと細められる。
ひぇっ……何か怒ってる……?
何か粗相をしただろうかと考えるが、寧ろ粗相してない場面がない事に気付き顔に熱が集まる。
「その敬語は何とかならないのか?」
…………え?
「で、でも、ギース局長にそんな馴れ馴れしく……」
「それもだ。ギースでいい」
いいと言われても流石に抵抗がある。
配達員としても、カラス族としても、本来であれば雲の上の存在だ。
言い淀んでいると、きゅっと敏感になっている乳首を摘まれた。
「ぁっ♡」
「どうせ立場がどうのと考えているのだろうが、俺たちは番だろう?」
「んっ、はい♡」
「ならば問題あるまい。ほら、呼んでみろ」
「ぁっ♡ギースっ、さま……♡」
「様はいらん」
「あぅ……っ♡ぎーすっ♡」
ギース局長……ギースは、満足気に微笑んだ。
「いい子だ、ラズ」
キュゥン
「ぁんンっ♡」
その呼び方はずるい……っ
下腹部がキュンキュンと疼き身を捩る。
訳が分からずギースに縋る。
「ぎーす、ぎーすっ♡お腹が、おかしいのっ♡ぎーすを見ると、キュンってして……っ♡」
「っ、クロイスの研究を読まなかったのか?」
「こんな、の♡書いてなかった……っ♡」
ギースの手が胸の尖りから離れ、ジクジクと熱を持つ下腹部を撫でる。
「疼きを、止めたいか?」
ショートパンツの留め具をゆっくりと外していく。
「とめたい……っ♡とめて、ぎーす……っ♡」
「……っ」
ずるりと下着ごとずらされ、新たな愛液が糸を引く。
脚を大きく開かされその間でギースがズボンの前を寛げると、勢いよく飛び出したモノが私の下腹部に乗せられる。
あぁ……っ♡これだぁ♡
これが私をっ、満たしてくれる……っ♡
赤黒いそれは臍の下辺りまである。笠が大きく広がり、先端からは透き通った液体が垂れていた。
「煽ったのは、お前だからな」
その先端をとめどなく蜜を溢れさせる蜜口に充てがい、
「加減は出来ない」
一気に最奥まで貫いた。
「ンぁああああッ!?♡」プシュ♡
ゴリゴリと膣内を余す事なく擦られ呆気なく達してしまう。
既にとろとろになっていた肉壺に痛みは無く、快楽の波だけが押し寄せる。
しかしまだ下腹部の疼きは止まらない。
あっ♡あっ♡なんでぇ……っ♡
寧ろ増している様な感覚に腰を捩る。
「あっ♡ンん……っ!♡ぎーすっ♡っはやく、とめてぇっ♡」
「……っく」
ギースは苦しげな表情を浮かべながら息をひとつ吐き、腰を動かし始めた。
厭らしい水音を立てながら、肉棒が何度も最奥を穿つ。
ズチュッズチュッズチュッ!
「ひぃっ♡あ゛ッ!♡ンんんっ♡」プシュッ♡プシュッ♡
熱い先端が子宮口を荒くノックする。ぶちゅぶちゅと乱暴に潰れ、その度に潮を噴くが、疼いているのは更に奥で。
「ンあ゛っ♡お、くっ♡もっとおくなのぉッ♡」
はやく♡はやくっ♡
急き立てられる様にぎゅうぎゅうと肉棒を締め付ける。
「っ……!理解していないのにこれか……っ、ラズ、出すぞ……っ、たっぷり味わって――」
どちゅんッ!と深く挿し入れられると肉棒の質量が増す。
「孕め……っ」
子宮口に押し当てられた鈴口から放たれた子種が、子宮に注がれた。
き、たぁ……♡
ビューーーッ!ビュッ!ビュッ!
「~~~~ッ!!♡あ゛っ!♡ん゛んん゛……っ!♡」プシュ~~~ッ♡プシュッ♡プシュ♡
一滴も溢さないよう、自ら腰をうねらせ子宮口を擦り付ける。
びちゃびちゃと子宮壁に子種当たる。それを更に奥へ奥へと送り込んでいく。
「あぅっ!♡んぁ…っ♡せーしっ♡せーしきもちい……っ♡」
気持ちいいっ♡気持ちいいっ♡あっ、あっ♡またきちゃぅ……っ♡
直接的な刺激は止まっているにも関わらず、ビクビクと身体を震わせ何度も達してしまう。
自分でも訳が分からなかった。
どの愛撫よりも、膣内を肉棒が暴れ回るよりも、子種を子宮に注がれる事の方が気持ちよかった。
理解出来たのは、下腹部の疼きが止まった事と、脳が痺れるような多幸感だけだった。
ほんとに……私の体なの……?
見慣れた二つの膨らみに、見慣れない二つの粒。
テラテラと唾液に塗れじんじんと熱を放つそれは、とても卑猥で、自分の物だとは俄に信じ難い。
また戻ってしまうかもしれない考えると、安易に触れる事も出来なかった。
ふと、腕の拘束が解かれている事に気付く。
ギース局長を見上げると、煩わしそうに上着を脱ぎ捨てワイシャツを寛げていた。
隙間から覗く鍛えられた胸板、伸びるように広がる艶やかな羽、吸い込まれる様に目が離せなくなる。
「ん……♡」
キュンと下腹部が疼いた。
あ、あれ……?
いま、なんで……
何に反応したのか自分でも分からず、答えを探すべくギース局長を眺めていると、ぱちりと目が合った。
キュン
「ぁ……っ♡」
なんで~~!?
「どうした?」
「いえっあのっ、なんでもないです……」
ギース局長の目がスゥっと細められる。
ひぇっ……何か怒ってる……?
何か粗相をしただろうかと考えるが、寧ろ粗相してない場面がない事に気付き顔に熱が集まる。
「その敬語は何とかならないのか?」
…………え?
「で、でも、ギース局長にそんな馴れ馴れしく……」
「それもだ。ギースでいい」
いいと言われても流石に抵抗がある。
配達員としても、カラス族としても、本来であれば雲の上の存在だ。
言い淀んでいると、きゅっと敏感になっている乳首を摘まれた。
「ぁっ♡」
「どうせ立場がどうのと考えているのだろうが、俺たちは番だろう?」
「んっ、はい♡」
「ならば問題あるまい。ほら、呼んでみろ」
「ぁっ♡ギースっ、さま……♡」
「様はいらん」
「あぅ……っ♡ぎーすっ♡」
ギース局長……ギースは、満足気に微笑んだ。
「いい子だ、ラズ」
キュゥン
「ぁんンっ♡」
その呼び方はずるい……っ
下腹部がキュンキュンと疼き身を捩る。
訳が分からずギースに縋る。
「ぎーす、ぎーすっ♡お腹が、おかしいのっ♡ぎーすを見ると、キュンってして……っ♡」
「っ、クロイスの研究を読まなかったのか?」
「こんな、の♡書いてなかった……っ♡」
ギースの手が胸の尖りから離れ、ジクジクと熱を持つ下腹部を撫でる。
「疼きを、止めたいか?」
ショートパンツの留め具をゆっくりと外していく。
「とめたい……っ♡とめて、ぎーす……っ♡」
「……っ」
ずるりと下着ごとずらされ、新たな愛液が糸を引く。
脚を大きく開かされその間でギースがズボンの前を寛げると、勢いよく飛び出したモノが私の下腹部に乗せられる。
あぁ……っ♡これだぁ♡
これが私をっ、満たしてくれる……っ♡
赤黒いそれは臍の下辺りまである。笠が大きく広がり、先端からは透き通った液体が垂れていた。
「煽ったのは、お前だからな」
その先端をとめどなく蜜を溢れさせる蜜口に充てがい、
「加減は出来ない」
一気に最奥まで貫いた。
「ンぁああああッ!?♡」プシュ♡
ゴリゴリと膣内を余す事なく擦られ呆気なく達してしまう。
既にとろとろになっていた肉壺に痛みは無く、快楽の波だけが押し寄せる。
しかしまだ下腹部の疼きは止まらない。
あっ♡あっ♡なんでぇ……っ♡
寧ろ増している様な感覚に腰を捩る。
「あっ♡ンん……っ!♡ぎーすっ♡っはやく、とめてぇっ♡」
「……っく」
ギースは苦しげな表情を浮かべながら息をひとつ吐き、腰を動かし始めた。
厭らしい水音を立てながら、肉棒が何度も最奥を穿つ。
ズチュッズチュッズチュッ!
「ひぃっ♡あ゛ッ!♡ンんんっ♡」プシュッ♡プシュッ♡
熱い先端が子宮口を荒くノックする。ぶちゅぶちゅと乱暴に潰れ、その度に潮を噴くが、疼いているのは更に奥で。
「ンあ゛っ♡お、くっ♡もっとおくなのぉッ♡」
はやく♡はやくっ♡
急き立てられる様にぎゅうぎゅうと肉棒を締め付ける。
「っ……!理解していないのにこれか……っ、ラズ、出すぞ……っ、たっぷり味わって――」
どちゅんッ!と深く挿し入れられると肉棒の質量が増す。
「孕め……っ」
子宮口に押し当てられた鈴口から放たれた子種が、子宮に注がれた。
き、たぁ……♡
ビューーーッ!ビュッ!ビュッ!
「~~~~ッ!!♡あ゛っ!♡ん゛んん゛……っ!♡」プシュ~~~ッ♡プシュッ♡プシュ♡
一滴も溢さないよう、自ら腰をうねらせ子宮口を擦り付ける。
びちゃびちゃと子宮壁に子種当たる。それを更に奥へ奥へと送り込んでいく。
「あぅっ!♡んぁ…っ♡せーしっ♡せーしきもちい……っ♡」
気持ちいいっ♡気持ちいいっ♡あっ、あっ♡またきちゃぅ……っ♡
直接的な刺激は止まっているにも関わらず、ビクビクと身体を震わせ何度も達してしまう。
自分でも訳が分からなかった。
どの愛撫よりも、膣内を肉棒が暴れ回るよりも、子種を子宮に注がれる事の方が気持ちよかった。
理解出来たのは、下腹部の疼きが止まった事と、脳が痺れるような多幸感だけだった。
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