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第五話 作戦は具体的に
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ー万屋直人sideー
「革命を起こす!」
「うん…知ってる」
「青春デモス…じゃなくて、青春デモクラシーを起こすぞー!」
「……で!?」
放課後(“放課後”って英語で、“after school”っていうんだって!この間魔王様に教えてもらった!どーでもいーけど!)おかんと帰っていた時の会話。
「あのさ、岩城さんが人数手に入れてくれたらしいけど、てかあいつメンタル強ぇな!あんだけヒスってたのに!ってのは置いといて、まあそれはなんでもいいけど、とにかくあとは具体的な内容だね」
僕もおかんもうーん…って黙った。
「じゃあさじゃあさ、あれは?職員室に押しかけちゃうやつ」
「マジ?」
おかんはびっくりした!って顔をした。
「え、よくない?割とイケると思うけど。意外と力強いゾンビとかヒカ姉とかいるし」
「ま確かにそうだけど。人数集まってから宣伝っていうのも…」
「でっしょ~?先生(大人)と生徒(子ども)を対等に扱えっていう革命なんだからさ!」
「まあね…」
おかんは平和主義すぎるところがある。さっきも、暴力反対意見だったし、ヒカ姉にめっちゃ反発してた。ヒカ姉もやっぱりおかんには勝てないみたい。ちなみに魔王ゾンビ勇者ひそらんの4人も、うまく説得してメンバー集めてたっぽいけど。こっからだよね~。
「それはじゃあ明日考えよう」
おかんって、変なところでリーダーシップあって頼りになるんだよなあ。
そういうわけで、僕たちはそのあと、互いに漫才みたいな会話をしながら帰った。
次の日。
「…と、ゆーわけで、我々は、宣伝する前に、職員室に押し込むことにする!」
「スゲー!」
「面白ぇじゃねぇか!」
「それな」
「やろうやろう!一回やってみたかったんだ!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ」
魔王の怨念が聞こえるけど。そんなわけで、僕たちは、職員室に押し込んだあと、謎の格好をして(怪しくないよ(*゚▽゚)ノ)学校内を叫びながら歩くことになった!
「あとは日程だね!」
「いつにする?」
全てを決め終わったあと、僕らはメンバーに知らせるため、それぞれに散らばった。
次回、
第六話「有言実行せよ!」
ひそらんsideー!
To be continued !
追伸 青春デモス…デモクラシー応援して!
「革命を起こす!」
「うん…知ってる」
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放課後(“放課後”って英語で、“after school”っていうんだって!この間魔王様に教えてもらった!どーでもいーけど!)おかんと帰っていた時の会話。
「あのさ、岩城さんが人数手に入れてくれたらしいけど、てかあいつメンタル強ぇな!あんだけヒスってたのに!ってのは置いといて、まあそれはなんでもいいけど、とにかくあとは具体的な内容だね」
僕もおかんもうーん…って黙った。
「じゃあさじゃあさ、あれは?職員室に押しかけちゃうやつ」
「マジ?」
おかんはびっくりした!って顔をした。
「え、よくない?割とイケると思うけど。意外と力強いゾンビとかヒカ姉とかいるし」
「ま確かにそうだけど。人数集まってから宣伝っていうのも…」
「でっしょ~?先生(大人)と生徒(子ども)を対等に扱えっていう革命なんだからさ!」
「まあね…」
おかんは平和主義すぎるところがある。さっきも、暴力反対意見だったし、ヒカ姉にめっちゃ反発してた。ヒカ姉もやっぱりおかんには勝てないみたい。ちなみに魔王ゾンビ勇者ひそらんの4人も、うまく説得してメンバー集めてたっぽいけど。こっからだよね~。
「それはじゃあ明日考えよう」
おかんって、変なところでリーダーシップあって頼りになるんだよなあ。
そういうわけで、僕たちはそのあと、互いに漫才みたいな会話をしながら帰った。
次の日。
「…と、ゆーわけで、我々は、宣伝する前に、職員室に押し込むことにする!」
「スゲー!」
「面白ぇじゃねぇか!」
「それな」
「やろうやろう!一回やってみたかったんだ!」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ」
魔王の怨念が聞こえるけど。そんなわけで、僕たちは、職員室に押し込んだあと、謎の格好をして(怪しくないよ(*゚▽゚)ノ)学校内を叫びながら歩くことになった!
「あとは日程だね!」
「いつにする?」
全てを決め終わったあと、僕らはメンバーに知らせるため、それぞれに散らばった。
次回、
第六話「有言実行せよ!」
ひそらんsideー!
To be continued !
追伸 青春デモス…デモクラシー応援して!
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