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イシュ×ユグ 出会い
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エール内では国も身分も関係なく、合意を得れば、誰を口説こうが、行為をしようが自由だ。
そういった行為を秘められるように部屋も用意されているが、情婦は金次第でどこででも足を開いてくれる。
実際、長く戦場にいると、戦いの興奮を醒ます為、癒す為に、適当な相手が欲しくなる。
イシュもまた、そういった相手を求めているが、情婦には興奮を覚えないし、かと言って自国の者は後々面倒なので手を出したくない。
仕方なくエールでの出会いを求めてみたが、獣人は敬遠されるし、イシュの方から近づきたいと思う者にも出会わなかった。
しばらくは妙な興奮を酒で紛らわしていたが、溜まるとイラつく。自国の情婦を呼び寄せようかと考えていた時、初めて人に話しかけられた。
「座って良いか?」
黒い軍服の男が、話しかけて来る。机に頬杖をついて、珍しそうにイシュを見る。
短い銀の髪、切れ長の目。瞳の色は青みがかった灰色。すっと通った鼻筋に、笑みを乗せた薄い唇。神経質そうだが色気のある風貌。
イシュは彼の風貌を見て、最近、獣人の間で噂になっている人物だと思った。
噂は彼の美貌とエールでの行為についてだ。入れる方もするし、受ける方もする。気に入りとはすぐにするし、気に入らないと見向きもしない。押さえつけてやろうとしても、戦闘能力が高く、数人でかかっても返り討ちにあう。
イシュはどんな男か想像していたが、獣人であるイシュには近づいて来ないから、会う事はないと思っていた。
「何か用か?」
獣人の言葉で言えば、男は首を傾げた。イシュは男の言葉を解しているが、男はイシュの言葉がわからないらしい。
不躾な視線は態度を見極めようとするからなのか。こんな上質な男が情婦のような真似をするのかと興味もあった。
「それ」
彼がイシュの方を指差した。そして目を細めて笑む。
どんな不快なことを言われるのかと、イシュは身構えた。
「そのたてがみに触りたい。どうしたら触らせてくれる?」
イシュは内心で唖然としたが、表情には出さなかった。
そんな言葉を発するのは、小さな子どもか、性的な誘いをする時だけだ。彼は知らずにイシュを誘っている。
言葉がわからないのなら答えても伝わらない。男を見て、奥の部屋へ視線を流した。
興味だけが先に立つ。近頃、噂ばかりが聞こえて来る男だ。どんな身分の高い男だろうが、気に入らなければ見向きもしない。誘ってお願いをしてもやれる確率は低い。そんな男がイシュを誘う。それは最高の優越だ。
「良いよ」
彼はイシュの視線を追いかけ、理解をすると、イシュを待たずに席を立つ。
イシュが立ち上がり、着いて行くと、周りがざわついた。イシュは耳が良いので内容も聞こえる。殆どが嫉妬の言葉で、そういうのも優越である。
奥の部屋に入ると、彼はイシュに抱きついて来た。身長差があるから、彼はイシュの肩に手を置き、イシュを屈ませる。イシュは好きにやらせた。
「イシュだ、名前は?」
イシュは、自分を指差し、相手を指す。
「イシュ、知っている、獣人の隊長。ユグだ」
息のかかる距離でユグが笑う。
「たてがみ、硬めだ。もっとふわふわだと思った」
イシュはイラついている。本気でたてがみに触れたかっただけなのかと疑う。それだけで済ませられないのは、今ではイシュの方だ。獣人に対するあの言葉は、直情的だ。すでにイシュはユグに対して性的興奮を覚えている。イシュは感情のまま激しく唇を重ねた。
ユグは嬉しそうに受け止め、イシュの首から離した手をイシュの股間に這わせた。
ギュッと握られ、イシュは息を飲んだ。
舌が絡まり、湿った音がする。
「イシュの舌、厚くて大きくて、ざらざらして、気持ちいい」
後頭部の髪を掴んで引き、上を向かせ、深く舌を絡ませる。服の合わせを引千切りたいくらい興奮する。
口付けを交わしながら、服を脱いで行く。現れた首筋から徐々に下へ移動させ、舐める。胸に手を這わせ、突起を擦る。奥のベッドへ行き、倒れ込めば、ユグはイシュの立ち上がったモノに舌を這わせた。
ユグの表情に興奮が見える。
「口に入らない」
ユグは頬張ろうと口を開いたまま、イシュを上目遣いで見る。
イシュは上からユグを見下している。支配欲を刺激され、ヤリ殺してしまいたくなった。
体をずらし、ユグの尻を撫でた。
ユグの視線が撫でるイシュの手を見て、両手でも余る太くて長いモノを見る。
「……壊れる」
荒い息を吐きながら、顔を高揚させ、興奮しているユグは、少し震えている。
ユグの腰を引き寄せ、穴を両手で割り開き、舌を這わせれば、ユグのモノから先走りがたらたら漏れる。
「はぁんん……ざらざらするっ……ん、んん」
声をあげたくないのか、ユグは口に手を当てている。イシュは聞きたかった。どんな声で鳴くのかも興奮の材料だ。
ユグの尻は鍛えられていて、引き締まっている。それを舌で開かせ、良い場所を指で擦る。
「やあ、ああっ、いい、そこ、もっと……」
ユグの声に我慢が効かず、尻から指を抜き、自身のモノを当てがった。
ユグが息を飲むのがわかった。それから衝撃を散らす為か荒い息を吐きながら、感情を声に乗せた。
「あ、ダメ、や、ああッ……はぁ、ん、ん、」
両方の臀部を開き、先の張り出した部分を埋めて行く。そこさえ入ればあとは押し込むだけだが、今までの経験上、全部を入れさせてくれた者はいない。みな、先が入ると怖がって身を引くか、泣いてしまう。経験豊富な情婦は特に商売道具が壊れたら仕事にならないと最初からお断りされる。だからユグにも期待していなかった。怖がれば止めて股に擦り付けるだけで済ますつもりだった。
「ふっ、あ、ああっ……」
ミチミチと開かれて行く。気を散らしてやる為にユグのモノを刺激する。
一気に突き入れたい欲求を押さえつけ、今なら止まれると体を引けば、ユグは首を振り、イシュの太腿に触れて来る。太腿に置いた手に力が入ったと思うと、ユグは後ろ向きにイシュのモノの上に乗って来た。
イシュは唸り声を上げ、もうやめてやれないと、ユグの太腿を持ち上げ、ユグの自重を利用して、一気に突き入れた。
「あっううッん、やあぁぁ」
半分入った所で止める。それでも負担は大きいと思うのだが、ユグのモノから精液が飛び、ベッドを汚した。その影響で中が締まり、イシュの溜め込んでいた濃い精液が腹の中に出された。
「あっああ、すごい、いっぱい、腹ん中、熱い」
自分の腹を撫でたユグは、半身を捻ってイシュに口付ける。イシュはユグに入れたまま横抱きにして、ゆっくりと上下させながら、根本まで入れ、ユグの嬌声と表情を楽しんだ。
そのうちユグの中がイシュの精液と馴染み、動きが楽になって来ると、ユグは自分で向かい合わせの格好にして、自分で腰を振って来た。
ユグは抜く刺激も好きらしい。緩く抜いて、激しく突き入れる。ユグは性行為に躊躇いも羞恥もない。
たまらなかった。この小さな尻の中に、イシュのモノを全て咥え込めるとは思いもしなかった。そして怯えもせず、痛みも苦しみも悦びにかえて喘いでいる。淫らな姿をさせても、いやらしい笑みを見せて悦んで応えてくる。
「もっと、足りない、もっと……」
貪欲に求められ、腰を振られると、イシュの中の獣が目覚める。後ろ向きでユグの具合など気にせず突き入れて、力任せに抜差しする。そして最奥に精液を打ち込むのが堪らなくイイ。
ユグはイシュに従順に従い、時に支配する。
散々やり、何度射精しても、まだ満足できない。それはユグも同じようで、すでに立てないくらい感覚が麻痺しているだろうに、イシュを離そうとはしなかった。
夜になれば戦場に行く。それはイシュもユグも同じだ。あまり疲弊しては仕事に響く。
「また誘って良いか?」
ユグがそう言ったが、イシュはあえて分からないふりをした。
ユグが他国の王子である事は知っている。エールが黙認の場だとしても、心を通わせて良い相手ではない。
ユグは伝わらないと思ったのか、少し笑い、ゆっくり身を起こした。
「もう一度と思ったのは初めてだ……もう行く」
聴こえていないと思っているのだろう。ユグは独り言のように呟いた。
フラつく素振りで立ち上がったユグは、用意されている水桶にタオルを浸し、粗方の汚れを取ると、ストイックな黒の軍服を身につける。
イシュはその姿も目で堪能し、振り返る事もなく出て行くユグの後ろ姿を見送った。
昨日までの自分が嘘のようだ。一瞬にして気持ちを持って行かれた。だが相手は軽いと噂されている男である。こちらの感情など気にも留めないだろう。
だがそれで良かった。
この世の中に、イシュを翻弄して見せる者がいたことに驚き、それが理想の相手であるとは幸運でしかない。
できればもう一度、誘われてみたいものだと、イシュは思った。
おわり
ありがとうございました。
そういった行為を秘められるように部屋も用意されているが、情婦は金次第でどこででも足を開いてくれる。
実際、長く戦場にいると、戦いの興奮を醒ます為、癒す為に、適当な相手が欲しくなる。
イシュもまた、そういった相手を求めているが、情婦には興奮を覚えないし、かと言って自国の者は後々面倒なので手を出したくない。
仕方なくエールでの出会いを求めてみたが、獣人は敬遠されるし、イシュの方から近づきたいと思う者にも出会わなかった。
しばらくは妙な興奮を酒で紛らわしていたが、溜まるとイラつく。自国の情婦を呼び寄せようかと考えていた時、初めて人に話しかけられた。
「座って良いか?」
黒い軍服の男が、話しかけて来る。机に頬杖をついて、珍しそうにイシュを見る。
短い銀の髪、切れ長の目。瞳の色は青みがかった灰色。すっと通った鼻筋に、笑みを乗せた薄い唇。神経質そうだが色気のある風貌。
イシュは彼の風貌を見て、最近、獣人の間で噂になっている人物だと思った。
噂は彼の美貌とエールでの行為についてだ。入れる方もするし、受ける方もする。気に入りとはすぐにするし、気に入らないと見向きもしない。押さえつけてやろうとしても、戦闘能力が高く、数人でかかっても返り討ちにあう。
イシュはどんな男か想像していたが、獣人であるイシュには近づいて来ないから、会う事はないと思っていた。
「何か用か?」
獣人の言葉で言えば、男は首を傾げた。イシュは男の言葉を解しているが、男はイシュの言葉がわからないらしい。
不躾な視線は態度を見極めようとするからなのか。こんな上質な男が情婦のような真似をするのかと興味もあった。
「それ」
彼がイシュの方を指差した。そして目を細めて笑む。
どんな不快なことを言われるのかと、イシュは身構えた。
「そのたてがみに触りたい。どうしたら触らせてくれる?」
イシュは内心で唖然としたが、表情には出さなかった。
そんな言葉を発するのは、小さな子どもか、性的な誘いをする時だけだ。彼は知らずにイシュを誘っている。
言葉がわからないのなら答えても伝わらない。男を見て、奥の部屋へ視線を流した。
興味だけが先に立つ。近頃、噂ばかりが聞こえて来る男だ。どんな身分の高い男だろうが、気に入らなければ見向きもしない。誘ってお願いをしてもやれる確率は低い。そんな男がイシュを誘う。それは最高の優越だ。
「良いよ」
彼はイシュの視線を追いかけ、理解をすると、イシュを待たずに席を立つ。
イシュが立ち上がり、着いて行くと、周りがざわついた。イシュは耳が良いので内容も聞こえる。殆どが嫉妬の言葉で、そういうのも優越である。
奥の部屋に入ると、彼はイシュに抱きついて来た。身長差があるから、彼はイシュの肩に手を置き、イシュを屈ませる。イシュは好きにやらせた。
「イシュだ、名前は?」
イシュは、自分を指差し、相手を指す。
「イシュ、知っている、獣人の隊長。ユグだ」
息のかかる距離でユグが笑う。
「たてがみ、硬めだ。もっとふわふわだと思った」
イシュはイラついている。本気でたてがみに触れたかっただけなのかと疑う。それだけで済ませられないのは、今ではイシュの方だ。獣人に対するあの言葉は、直情的だ。すでにイシュはユグに対して性的興奮を覚えている。イシュは感情のまま激しく唇を重ねた。
ユグは嬉しそうに受け止め、イシュの首から離した手をイシュの股間に這わせた。
ギュッと握られ、イシュは息を飲んだ。
舌が絡まり、湿った音がする。
「イシュの舌、厚くて大きくて、ざらざらして、気持ちいい」
後頭部の髪を掴んで引き、上を向かせ、深く舌を絡ませる。服の合わせを引千切りたいくらい興奮する。
口付けを交わしながら、服を脱いで行く。現れた首筋から徐々に下へ移動させ、舐める。胸に手を這わせ、突起を擦る。奥のベッドへ行き、倒れ込めば、ユグはイシュの立ち上がったモノに舌を這わせた。
ユグの表情に興奮が見える。
「口に入らない」
ユグは頬張ろうと口を開いたまま、イシュを上目遣いで見る。
イシュは上からユグを見下している。支配欲を刺激され、ヤリ殺してしまいたくなった。
体をずらし、ユグの尻を撫でた。
ユグの視線が撫でるイシュの手を見て、両手でも余る太くて長いモノを見る。
「……壊れる」
荒い息を吐きながら、顔を高揚させ、興奮しているユグは、少し震えている。
ユグの腰を引き寄せ、穴を両手で割り開き、舌を這わせれば、ユグのモノから先走りがたらたら漏れる。
「はぁんん……ざらざらするっ……ん、んん」
声をあげたくないのか、ユグは口に手を当てている。イシュは聞きたかった。どんな声で鳴くのかも興奮の材料だ。
ユグの尻は鍛えられていて、引き締まっている。それを舌で開かせ、良い場所を指で擦る。
「やあ、ああっ、いい、そこ、もっと……」
ユグの声に我慢が効かず、尻から指を抜き、自身のモノを当てがった。
ユグが息を飲むのがわかった。それから衝撃を散らす為か荒い息を吐きながら、感情を声に乗せた。
「あ、ダメ、や、ああッ……はぁ、ん、ん、」
両方の臀部を開き、先の張り出した部分を埋めて行く。そこさえ入ればあとは押し込むだけだが、今までの経験上、全部を入れさせてくれた者はいない。みな、先が入ると怖がって身を引くか、泣いてしまう。経験豊富な情婦は特に商売道具が壊れたら仕事にならないと最初からお断りされる。だからユグにも期待していなかった。怖がれば止めて股に擦り付けるだけで済ますつもりだった。
「ふっ、あ、ああっ……」
ミチミチと開かれて行く。気を散らしてやる為にユグのモノを刺激する。
一気に突き入れたい欲求を押さえつけ、今なら止まれると体を引けば、ユグは首を振り、イシュの太腿に触れて来る。太腿に置いた手に力が入ったと思うと、ユグは後ろ向きにイシュのモノの上に乗って来た。
イシュは唸り声を上げ、もうやめてやれないと、ユグの太腿を持ち上げ、ユグの自重を利用して、一気に突き入れた。
「あっううッん、やあぁぁ」
半分入った所で止める。それでも負担は大きいと思うのだが、ユグのモノから精液が飛び、ベッドを汚した。その影響で中が締まり、イシュの溜め込んでいた濃い精液が腹の中に出された。
「あっああ、すごい、いっぱい、腹ん中、熱い」
自分の腹を撫でたユグは、半身を捻ってイシュに口付ける。イシュはユグに入れたまま横抱きにして、ゆっくりと上下させながら、根本まで入れ、ユグの嬌声と表情を楽しんだ。
そのうちユグの中がイシュの精液と馴染み、動きが楽になって来ると、ユグは自分で向かい合わせの格好にして、自分で腰を振って来た。
ユグは抜く刺激も好きらしい。緩く抜いて、激しく突き入れる。ユグは性行為に躊躇いも羞恥もない。
たまらなかった。この小さな尻の中に、イシュのモノを全て咥え込めるとは思いもしなかった。そして怯えもせず、痛みも苦しみも悦びにかえて喘いでいる。淫らな姿をさせても、いやらしい笑みを見せて悦んで応えてくる。
「もっと、足りない、もっと……」
貪欲に求められ、腰を振られると、イシュの中の獣が目覚める。後ろ向きでユグの具合など気にせず突き入れて、力任せに抜差しする。そして最奥に精液を打ち込むのが堪らなくイイ。
ユグはイシュに従順に従い、時に支配する。
散々やり、何度射精しても、まだ満足できない。それはユグも同じようで、すでに立てないくらい感覚が麻痺しているだろうに、イシュを離そうとはしなかった。
夜になれば戦場に行く。それはイシュもユグも同じだ。あまり疲弊しては仕事に響く。
「また誘って良いか?」
ユグがそう言ったが、イシュはあえて分からないふりをした。
ユグが他国の王子である事は知っている。エールが黙認の場だとしても、心を通わせて良い相手ではない。
ユグは伝わらないと思ったのか、少し笑い、ゆっくり身を起こした。
「もう一度と思ったのは初めてだ……もう行く」
聴こえていないと思っているのだろう。ユグは独り言のように呟いた。
フラつく素振りで立ち上がったユグは、用意されている水桶にタオルを浸し、粗方の汚れを取ると、ストイックな黒の軍服を身につける。
イシュはその姿も目で堪能し、振り返る事もなく出て行くユグの後ろ姿を見送った。
昨日までの自分が嘘のようだ。一瞬にして気持ちを持って行かれた。だが相手は軽いと噂されている男である。こちらの感情など気にも留めないだろう。
だがそれで良かった。
この世の中に、イシュを翻弄して見せる者がいたことに驚き、それが理想の相手であるとは幸運でしかない。
できればもう一度、誘われてみたいものだと、イシュは思った。
おわり
ありがとうございました。
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