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立っていられず床にしゃがみかけたが、ヴォルス様がわたしを持ち上げるとベッドへと移動させられた。
後ろから抱きしめられる。
こんなふうに求められるのは初めてだった。
ニア様とはどうなったのか…そんなことを気にしつつも彼に身体を任せているのだった。
背中に愛撫を繰り返していたヴォルス様は呟く。
「彼はもう君の中に入ったのか?」
それを聞いた瞬間、腹が立った。
「バカにしないでください!彼とは何もありません!何度言えばわかってくれるんですか?」
そう彼に入ってもヴォルス様は、信じていない様子だった。
わたしの話を無視してわたしのお腹を撫で回した。
「私達は夫婦だ。もう真似事はやめていい頃だろう。」
「そんな冗談やめてください。」
私は拒否した。
ニア様とのことがあるのに簡単に頷くことなどできない。
一線は超えている自覚はあるもののこれだけは譲れない。
ヴォルス様はまた不機嫌になりわたしの唇を強引に奪うとつぶやいた。
「なら…我慢比べだな…。」
そう言って後ろからわたしを抱きしめてその夜は眠りについたのだった。
それからも生活は変わりはない、一部を除いては。
昼間はヴォルス様はニア様に付いている。
変わったことと言えば、夜は毎夜ヴォルス様の刺激に耐えなければならない。
「くっ…んっ…はぁ…。」
声を押し殺してヴォルス様を意識しない様に耐えた。
私が我慢すれば激しく身体を弄られる。
そして果てる寸前でやめられるのだ。
それからは2人で眠って夜を明かす。
初めは誰もいない昼間自分を慰めてことを済ませていたのだが、何日か経つと耐えられなくなってくる。
人払いをして自分を慰める時間が増えてきた。
ふと窓の近くによればヴォルス様とニア様に仲睦まじげに歩いている。
そんな姿を見れば寂しさと恋しさが増してくる。
2人はもうそう言う関係になったのだろうか、ならばなぜヴォルス様はわたしに執着心を向けるのだろうか。
妻として優先してくれてのことなのだろう。
そう考えるとわたしは少しの情けが嬉しく思ってしまう。
自分に向けられていないヴォルス様の笑顔を見つめてまた体が熱くなる。
窓から隠れる様にヴォルス様を見つめて自分慰めている時だった。
口を抑えて声を殺して、息も上がり切った時、また2人に視線を向けた時だった。
ニア様は築いていないが、ヴォルス様はこちらを凝視していた。
わたしはそれが恐ろしくなって窓から離れたのだった。
気づかれただろうか…こんな痴態を晒してしまい羞恥心が湧き上がったのだった。
後ろから抱きしめられる。
こんなふうに求められるのは初めてだった。
ニア様とはどうなったのか…そんなことを気にしつつも彼に身体を任せているのだった。
背中に愛撫を繰り返していたヴォルス様は呟く。
「彼はもう君の中に入ったのか?」
それを聞いた瞬間、腹が立った。
「バカにしないでください!彼とは何もありません!何度言えばわかってくれるんですか?」
そう彼に入ってもヴォルス様は、信じていない様子だった。
わたしの話を無視してわたしのお腹を撫で回した。
「私達は夫婦だ。もう真似事はやめていい頃だろう。」
「そんな冗談やめてください。」
私は拒否した。
ニア様とのことがあるのに簡単に頷くことなどできない。
一線は超えている自覚はあるもののこれだけは譲れない。
ヴォルス様はまた不機嫌になりわたしの唇を強引に奪うとつぶやいた。
「なら…我慢比べだな…。」
そう言って後ろからわたしを抱きしめてその夜は眠りについたのだった。
それからも生活は変わりはない、一部を除いては。
昼間はヴォルス様はニア様に付いている。
変わったことと言えば、夜は毎夜ヴォルス様の刺激に耐えなければならない。
「くっ…んっ…はぁ…。」
声を押し殺してヴォルス様を意識しない様に耐えた。
私が我慢すれば激しく身体を弄られる。
そして果てる寸前でやめられるのだ。
それからは2人で眠って夜を明かす。
初めは誰もいない昼間自分を慰めてことを済ませていたのだが、何日か経つと耐えられなくなってくる。
人払いをして自分を慰める時間が増えてきた。
ふと窓の近くによればヴォルス様とニア様に仲睦まじげに歩いている。
そんな姿を見れば寂しさと恋しさが増してくる。
2人はもうそう言う関係になったのだろうか、ならばなぜヴォルス様はわたしに執着心を向けるのだろうか。
妻として優先してくれてのことなのだろう。
そう考えるとわたしは少しの情けが嬉しく思ってしまう。
自分に向けられていないヴォルス様の笑顔を見つめてまた体が熱くなる。
窓から隠れる様にヴォルス様を見つめて自分慰めている時だった。
口を抑えて声を殺して、息も上がり切った時、また2人に視線を向けた時だった。
ニア様は築いていないが、ヴォルス様はこちらを凝視していた。
わたしはそれが恐ろしくなって窓から離れたのだった。
気づかれただろうか…こんな痴態を晒してしまい羞恥心が湧き上がったのだった。
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