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子供の様に大きな声を上げて走り回ったおかげで、体は高揚していた。
「もう…ダメ…少し休みましょう。」
「ええ。」
そう言って近くの腰掛けに座った。
ジャンさんの顔を見ればにこりと微笑んでいた。
「楽しかったです。こうやって走り回ったのはどれぶりでしょうか?」
「それは光栄です。僕の様な育ちの遊びを楽しんでもらえるなんて。」
「自分をそんなふうにおっしゃらないで。あなたはすごいは!そのおかげで私こんなに笑ったもの。」
「…ナタリア様。」
ジャンさんのまっすぐな瞳を見つめた時だった。
「……なにしてる。」
顔を上げれば、ヴォルス様が恐ろしい形相で近寄ってきた。
「ここで何をしていたんだ!」
怒鳴り声を上げるや否やジャンさんの首根っこを掴んだ。
顔を歪めるジャンさんを遠慮なく締めつけた。
「やめて!」
ヴォルス様の手を掴むと彼は驚いた表情でわたしをみたかと思えば、逆にわたしの手首をつかみ引っ張る様にその場を離れた。
振り返りジャンさんを見るとこちらを気にする余裕もないほど呼吸を繰り返しながら座り込んでいた。
申し訳なさで後ろ髪を引かれる思いでながらもヴォルス様の力に抗うことができない。
「離してっ‼︎…なぜこの様なことをなさるのですかっ!」
すると彼はわたしの足元をみて顔を歪めた。
靴を置いてきてしまったことに気づきつつも、ヴォルス様の様子を見ていると彼はわたしを横抱きにしてまた何も言わずに歩き出した。
声をかける雰囲気ではなくわたしはされるがまま彼に邸宅へと運ばれていった。
屋敷についてようやくニア様はどうなったのか他のことが気になり出した。
「あの…ニア様は…?」
「先に返してある…。」
屋敷の者が出迎えて行くのを尻目に、ヴォルス様は夫婦の寝室に入ると、突然わたしの服を脱がし出した。
「やめてくださいっ!」
抵抗して彼の手を掴むが力に敵わずされるがまま脱がされて行く。
ドレスを下ろされて下着だけの姿になったとようやくヴォルス様の手が止まった。
わたしの体を恐ろしい顔で凝視して行く。
彼の指がわたしの首を撫でる。
「っ…。」
少し反応すると、彼はわたしの首筋に噛み付く様に舌を這わせた。
こんな状況だと言うのに突然の刺激に体が震えてしまう。
「どこまでしたんだ?」
「え…?」
突然の問いかけに問い返すと、彼は一層顔を歪めてわたしの下着を全て剥ぎ取る様に脱がせた。
生まれたての姿にされてわたしは恥ずかしくなり自分の体を両手で隠そうとするがそれが許されることはなかった。
両手を掴まれるとヴォルス様はわたしの胸に顔を寄せた。
「もう…ダメ…少し休みましょう。」
「ええ。」
そう言って近くの腰掛けに座った。
ジャンさんの顔を見ればにこりと微笑んでいた。
「楽しかったです。こうやって走り回ったのはどれぶりでしょうか?」
「それは光栄です。僕の様な育ちの遊びを楽しんでもらえるなんて。」
「自分をそんなふうにおっしゃらないで。あなたはすごいは!そのおかげで私こんなに笑ったもの。」
「…ナタリア様。」
ジャンさんのまっすぐな瞳を見つめた時だった。
「……なにしてる。」
顔を上げれば、ヴォルス様が恐ろしい形相で近寄ってきた。
「ここで何をしていたんだ!」
怒鳴り声を上げるや否やジャンさんの首根っこを掴んだ。
顔を歪めるジャンさんを遠慮なく締めつけた。
「やめて!」
ヴォルス様の手を掴むと彼は驚いた表情でわたしをみたかと思えば、逆にわたしの手首をつかみ引っ張る様にその場を離れた。
振り返りジャンさんを見るとこちらを気にする余裕もないほど呼吸を繰り返しながら座り込んでいた。
申し訳なさで後ろ髪を引かれる思いでながらもヴォルス様の力に抗うことができない。
「離してっ‼︎…なぜこの様なことをなさるのですかっ!」
すると彼はわたしの足元をみて顔を歪めた。
靴を置いてきてしまったことに気づきつつも、ヴォルス様の様子を見ていると彼はわたしを横抱きにしてまた何も言わずに歩き出した。
声をかける雰囲気ではなくわたしはされるがまま彼に邸宅へと運ばれていった。
屋敷についてようやくニア様はどうなったのか他のことが気になり出した。
「あの…ニア様は…?」
「先に返してある…。」
屋敷の者が出迎えて行くのを尻目に、ヴォルス様は夫婦の寝室に入ると、突然わたしの服を脱がし出した。
「やめてくださいっ!」
抵抗して彼の手を掴むが力に敵わずされるがまま脱がされて行く。
ドレスを下ろされて下着だけの姿になったとようやくヴォルス様の手が止まった。
わたしの体を恐ろしい顔で凝視して行く。
彼の指がわたしの首を撫でる。
「っ…。」
少し反応すると、彼はわたしの首筋に噛み付く様に舌を這わせた。
こんな状況だと言うのに突然の刺激に体が震えてしまう。
「どこまでしたんだ?」
「え…?」
突然の問いかけに問い返すと、彼は一層顔を歪めてわたしの下着を全て剥ぎ取る様に脱がせた。
生まれたての姿にされてわたしは恥ずかしくなり自分の体を両手で隠そうとするがそれが許されることはなかった。
両手を掴まれるとヴォルス様はわたしの胸に顔を寄せた。
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