私の大好きな彼氏はみんなに優しい

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プロローグ

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しゅう先輩!寝坊して、沢山待たせちゃってごめんなさい!」

「おはよう。髪の毛ボサボサだよ?」
「えへへ」

「急いで来なくても間に合うのに」

「柊先輩を待たせるのが申し訳なくて」
「そんなの気にしなくても大丈夫だよ。心桜みおの彼氏なんだからいくらだって待つよ」

「ありがとう」

「じゃあ行こうか」
「うん!」

 私達が付き合ったのは3ヶ月前。


 どうして人気者の柊先輩が、こんな私と付き合おうと思ったのかは分からないけど、

「心桜ちゃんが好きです。付き合ってください」


 そう言われて、大好きな柊先輩との交際がスタートした。
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