1 / 1
真・桃太郎
しおりを挟む
昔々、ええとこに、じいちゃんとばあちゃんが住んでてな。
ばあちゃんは、毎朝、川へ洗濯に行くねんけど、ある日、洗濯してたら、ドーンブラコ、ドーンブラコ、でっかい桃が流れてきたんや。
もう、ホンマに、でっかいねん。
こんなでっかい桃、見たことないわ!ってぐらい、でっかいねん。
ばあちゃんは、桃を拾って家に持ち帰り、じいちゃんと一緒に割ってみたら、中から、ちょこんと可愛い男の子が出てきたんや。
もう、ホンマに、可愛いのなんのって!
あんまにも可愛くて、じいちゃんとおばあちゃんは、桃太郎と名付けて、大事に育てることにしたんや。
桃太郎は、大きくなるにつれて、力持ちで優しいええ子に育ってな。
もう、ホンマに、力持ちで優しいねん。
ホンマに、ええ子やで!
ある日、桃太郎は、鬼退治に出かけると決心したんや。
「鬼ヶ島まで、行くで!」
ばあちゃんは、キビダンゴをいっぱい詰めた巾着を持たせてくれたで。
そして、桃太郎は、犬、猿、雉を仲間にして、鬼ヶ島へ向かいおった。
「行くで、鬼ヶ島!」
犬は、鼻をクンクンさせて、道案内や。
猿は、木登りが得意で、険しい山道を軽々と登りおって。
雉は、空を飛んで、遠くの様子を探ってくれたで。
「こら、鬼ども!出て来てこんかい!」
鬼ヶ島に着くと、桃太郎は、大きな声で鬼達に呼びかけたんや。
鬼達は、桃太郎の勇ましい姿に、びっくり仰天!
もう、ホンマに、びっくりしたんやろうな!
ほんで、桃太郎は、鬼達と勇敢に戦いおった。
犬は、鋭い牙で鬼を噛み砕き。
猿は、器用な手を使って、鬼を翻弄し。
雉は、鋭い爪で鬼の目を突きまくったで。
「うっ、うっ、負けまへん!」
鬼達は、次第に力尽きていったんや。
そして、ついに、鬼のボス、鬼ヶ島大王が、桃太郎の前に現れたんや。
もう、ホンマに、ごっつでっかい鬼やで!
「わしは、鬼ヶ島大王じゃ!お前ら、何しに来たんや!ボケ!」
鬼ヶ島大王は、怒って桃太郎に襲いかかったで。
「鬼ヶ島大王!わしは、桃太郎じゃ!お前を倒して、鬼ヶ島から悪事をなくすために来たんや!ボケカスが!」
桃太郎は、鬼ヶ島大王と激戦を繰り広げおった。
犬、猿、雉も、桃太郎を助けて、鬼ヶ島大王に立ち向かったで。
「うおー!」
桃太郎は、鬼ヶ島大王の攻撃をかわし、最後は、鬼ヶ島大王の心臓に、ごっつ力強い一撃を叩き込んだで。
「うっ、うっ、あかん、負けや、わしの負けや…」
鬼ヶ島大王は、地面に倒れ伏したで。
鬼ヶ島大王が倒れたのを見た鬼達は、ゾロゾロ逃げ出してしてもうた。
「やったー!鬼退治成功や!」
桃太郎は、仲間達と喜び合ったで。
そして、鬼ヶ島から奪った宝物をぎょうさん持って、故郷に帰りおった。
おじいちゃんとおばあちゃんは、桃太郎の無事な帰還を喜んで、村の人々も、桃太郎を英雄として迎えたで。
桃太郎は、鬼退治の話を語り継ぎ、その後、村人みんなと、仲良く暮らしたんや。
めでたし、めでたし、ほんまにめでたしや。
しらんけど。
ばあちゃんは、毎朝、川へ洗濯に行くねんけど、ある日、洗濯してたら、ドーンブラコ、ドーンブラコ、でっかい桃が流れてきたんや。
もう、ホンマに、でっかいねん。
こんなでっかい桃、見たことないわ!ってぐらい、でっかいねん。
ばあちゃんは、桃を拾って家に持ち帰り、じいちゃんと一緒に割ってみたら、中から、ちょこんと可愛い男の子が出てきたんや。
もう、ホンマに、可愛いのなんのって!
あんまにも可愛くて、じいちゃんとおばあちゃんは、桃太郎と名付けて、大事に育てることにしたんや。
桃太郎は、大きくなるにつれて、力持ちで優しいええ子に育ってな。
もう、ホンマに、力持ちで優しいねん。
ホンマに、ええ子やで!
ある日、桃太郎は、鬼退治に出かけると決心したんや。
「鬼ヶ島まで、行くで!」
ばあちゃんは、キビダンゴをいっぱい詰めた巾着を持たせてくれたで。
そして、桃太郎は、犬、猿、雉を仲間にして、鬼ヶ島へ向かいおった。
「行くで、鬼ヶ島!」
犬は、鼻をクンクンさせて、道案内や。
猿は、木登りが得意で、険しい山道を軽々と登りおって。
雉は、空を飛んで、遠くの様子を探ってくれたで。
「こら、鬼ども!出て来てこんかい!」
鬼ヶ島に着くと、桃太郎は、大きな声で鬼達に呼びかけたんや。
鬼達は、桃太郎の勇ましい姿に、びっくり仰天!
もう、ホンマに、びっくりしたんやろうな!
ほんで、桃太郎は、鬼達と勇敢に戦いおった。
犬は、鋭い牙で鬼を噛み砕き。
猿は、器用な手を使って、鬼を翻弄し。
雉は、鋭い爪で鬼の目を突きまくったで。
「うっ、うっ、負けまへん!」
鬼達は、次第に力尽きていったんや。
そして、ついに、鬼のボス、鬼ヶ島大王が、桃太郎の前に現れたんや。
もう、ホンマに、ごっつでっかい鬼やで!
「わしは、鬼ヶ島大王じゃ!お前ら、何しに来たんや!ボケ!」
鬼ヶ島大王は、怒って桃太郎に襲いかかったで。
「鬼ヶ島大王!わしは、桃太郎じゃ!お前を倒して、鬼ヶ島から悪事をなくすために来たんや!ボケカスが!」
桃太郎は、鬼ヶ島大王と激戦を繰り広げおった。
犬、猿、雉も、桃太郎を助けて、鬼ヶ島大王に立ち向かったで。
「うおー!」
桃太郎は、鬼ヶ島大王の攻撃をかわし、最後は、鬼ヶ島大王の心臓に、ごっつ力強い一撃を叩き込んだで。
「うっ、うっ、あかん、負けや、わしの負けや…」
鬼ヶ島大王は、地面に倒れ伏したで。
鬼ヶ島大王が倒れたのを見た鬼達は、ゾロゾロ逃げ出してしてもうた。
「やったー!鬼退治成功や!」
桃太郎は、仲間達と喜び合ったで。
そして、鬼ヶ島から奪った宝物をぎょうさん持って、故郷に帰りおった。
おじいちゃんとおばあちゃんは、桃太郎の無事な帰還を喜んで、村の人々も、桃太郎を英雄として迎えたで。
桃太郎は、鬼退治の話を語り継ぎ、その後、村人みんなと、仲良く暮らしたんや。
めでたし、めでたし、ほんまにめでたしや。
しらんけど。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
おなら、おもっきり出したいよね
魚口ホワホワ
児童書・童話
ぼくの名前は、出男(でるお)、おじいちゃんが、世界に出て行く男になるようにと、つけられたみたい。
でも、ぼくの場合は、違うもの出ちゃうのさ、それは『おなら』すぐしたくなっちゃんだ。
そんなある日、『おならの妖精ププ』に出会い、おならの意味や大切さを教えてもらったのさ。
やっぱり、おならは、おもっきり出したいよね。
それゆけ!しろくま号
七草すずめ
児童書・童話
これは、大人になったあなたのなかにいる、子供のころのあなたへおくるお話です。
サイドミラーはまるい耳。ひなた色をした体と、夜空の色をしたせなか。
しろくま号は、ヒナタとミツキを、どこへだって連れて行ってくれるのです。
さあ、今日はどんなところへ、冒険に出かける?

月夜に秘密のピクニック
すいかちゃん
児童書・童話
日常生活の中に潜む、ちょっとした不思議な話を集めたショートショートです。
「月夜に秘密のピクニック」では、森で不思議な体験をする子供達。
「不思議な街の不思議な店主」では、失恋した少女と不思議な店主。
「記憶の宝石箱」は、記憶を宝石に封じた老人と少年というお話です。
魔王の飼い方説明書
ASOBIVA
児童書・童話
恋愛小説を書く予定でしたが
魔界では魔王様と恐れられていたが
ひょんな事から地球に異世界転生して女子高生に拾われてしまうお話を書いています。
短めのクスッと笑えるドタバタこめでぃ。
実際にあるサービスをもじった名称や、魔法なども滑り倒す覚悟でふざけていますがお許しを。
是非空き時間にどうぞ(*^_^*)
あなたも魔王を飼ってみませんか?
魔王様と女子高生の365日後もお楽しみに。

世にも奇妙な日本昔話
佐野絹恵(サノキヌエ)
児童書・童話
昔々ある所に
お爺さんと
お婆さんが住んでいました
お婆さんは川に洗濯物へ
お爺さんは山へ竹取りへ
竹取り?
お婆さんが川で
洗濯物をしていると
巨大な亀が泳いで来ました
???
━━━━━━━━━━━━━━━
貴方の知っている日本昔話とは
異なる話
ミステリーコメディ小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる