ペンギンの郵便やさん

ばつたて

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ありふれた日々

その時は来る

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高ペン生活も残りわずかになった。

ある日、父ペンギンから
「お前、進路どうするんだ?」と聞かれた。

明日、話しがてらみんなで魚でも食いに行くことになった。

僕は、家業を継ぐつもりもなかったし、今まで継いで欲しいとも言われたことがなかったので、素直にいまやりたいことを伝えるつもりだ。

僕は、単純に話し合いができていい機会だと思った。

そう、ただ単純に。

明日なんて来なければよかったのだ…
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