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29話 富岡八幡例大祭①
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お盆が来た。といっても衛の両親は大して信心深くはないし、まだまだ達者なので帰省はまた別の機会である。せっかくいつでも行けるのにわざわざ混んでいる時を選んで行く事もないだろうと衛は考えて居た。
「……で、足をつけて。ひとつは馬、ひとつは牛だそうです」
「はーい」
そんな本音の衛だから、こうやって盆迎え火の準備をしているのも、瑞葉の情操教育の為に他ならなかった。
「衛、瑞葉。ちょっとおいで」
「どうしました?」
そんな二人をミユキが呼んだ。確か買い物に行くと言って出かけたはずだった。
「これ、サイズが合うか合わせてみな」
どさっとミユキが手渡したのは祭り用の鯉口シャツに半股引に地下足袋である。
「これ、お祭りですか」
「なんだい、表のポスターも見ていないのかい。今年は富岡八幡の例大祭だよ」
「もしかして、担げとか……」
「子連れだから瑞葉の面倒が最優先だけど、参加はして貰うよ」
「はぁ……」
こういう地域の催しは苦手なんだよな、と思いつつ、祭り装束のサイズをチェックする。
「ああ、足を入れる方向が逆タグの付いてる方が前!」
「は、はい……」
「地下足袋は小さかったらすぐいいな。取っ替えて貰うから」
「これ、クッション入りなんですね」
「今時はなんでもしゃれてるよねぇ」
衛が試着した地下足袋にはかかとにエアクッションが付いていた。まるでスニーカーのような履き心地だ。
「俺は大丈夫です」
「瑞葉も!」
「今週の土曜日は子供神輿が出るからね」
「わぁい」
二人の衣装チェックは完了し、瑞葉は非日常的なイベントにワクワクしている。はしゃいでいる我が子を眺めていると、ミユキが衛の肩を引っ張って耳打ちをした。
「祭りの期間は色んな人間が入り込む、衛、注意しておくんだよ」
「は、はい……」
謎の仙人、東方朔の事が脳裏を過ぎる。衛はミユキの忠告に気持ちをグッと引き締めた。
「ねーねー、似合う?」
「うん、ほら鉢巻きするからじっとして」
祭り装束に法被を着込んだ瑞葉。子供用のミニサイズの法被はそれだけでかわいい。
「瑞葉、今日だけだからね」
そんな瑞葉の目尻と小さな唇にミユキが紅を差す。
「んふふ……じゃあ行って来ます!」
「横でパパ見てるからな!」
「うん!」
そうして瑞葉は小さな祭り神輿の方へ行った。もっと小さい子は山車を引っ張るらしい。
「あ、蓮君」
「瑞葉ちゃんお化粧してるの? かわいいね」
その一方で、同じ町内の蓮君が小さなジゴロっぷりを発揮していた。こういう率直なところがモテる秘訣なのだろうか。
「それ! わーっしょい!」
誰かのかけ声で御輿が上がる。一瞬ぐらりとしたものの、大人の手助けで持ち直し子供御輿は出発した。
「わーっしょい、わーっしょい!」
子供達の愛らしいかけ声に、あたたかい沿道の人々の視線が集まる。くるりと町内を回って子供御輿は終了した。
「あー、面白かったあ! パパ、瑞葉御神輿したよ!」
「うんうん、見てたよ」
衛は顔を上気させて帰って来た我が子に冷たい麦茶を飲ませた。
「はい、それじゃあまたお着替えだよ」
「うん、浴衣でしょ!?」
瑞葉は家まですっとんで行き、ミユキに浴衣を着せて貰う。ピンクの地に金魚の模様の浴衣は瑞葉に良く似合っていた。
「今日は屋台でなんでも食べていいんだよね」
そんな瑞葉は期待の目でキラキラしている。いつも屋台が出る度に我慢をさせていたので今日はそのガス抜きでもある。
「ああ、さぁどれにしよう」
「瑞葉はたこやき!」
「俺はやきそば食べよう」
衛と瑞葉は屋台でたこ焼きと焼きそばを買い求めた。衛はカシュっとビールの蓋を開けて瑞葉のラムネを乾杯した。
「あふう!」
あつあつのタコ焼きに瑞葉が顔をしかめてあわててラムネを流し込む。衛はチープなソース味の焼きそばをつまみにビールを飲む。
「お、射的があるぞ」
簡素な夕食を終えて、二人は射的の屋台に向かった。
「頑張れ! 頑張れ!」
「あたんない~」
衛も瑞葉も惜しいところまで行ったのだが結局取れなかった。
「取れなかった~」
瑞葉は悔しくて涙目だ。すると店のおじさんがキャラメルをおまけでくれた。
「はい、お嬢ちゃん。また来てね」
「いいの?」
「ああ」
簡単に機嫌を直した瑞葉を連れて屋台の間をそぞろ歩く。
「パパ、アレ何?」
「ああ、あんず飴だよ。食べるか?」
「うん!」
衛は瑞葉に二百円を渡した。どうもルーレットを回してあたりが出たら二本以上貰えるらしい。瑞葉は慎重にボタンを押した。
「あっ、パパ! 当たった二本!」
「良かったなー」
「一個あげるね」
「ああ、ありがとう」
瑞葉はミカンの入ったソーダ味の飴を、衛はスモモと水飴の飴を選んだ。
「瑞葉は水飴を食べた事あったっけ」
「ううん、ない」
「そっか、けっこう固いから気を付けろよ」
衛がそう言うのが早いかの時に瑞葉がピクリと身を震わせた。
「どうした瑞葉」
「パパ~。歯がとれひゃった~」
どうやら水飴にひっついて乳歯が取れたらしい。
「わぁ~」
「あー、よしよし。歯が取れるのは初めてじゃないだろう?」
衛はビックリしたのだろう、泣き止まない瑞葉をだっこして家に帰った。
「どうして瑞葉は泣きべそなんだい」
家に帰るとミユキが驚いて駆け寄って来る。
「ははは、乳歯がとれちゃったみたいで……」
「そうかい。瑞葉、歯を持ってこっちおいで」
ミユキは瑞葉を連れて店の外に出ると、屋根に向かって歯を放り投げた。
「良い歯は生えてきますように!」
「はえてきますようにっ!」
瑞葉は涙目を拭いながらその放物線を眺めていた。
「……で、足をつけて。ひとつは馬、ひとつは牛だそうです」
「はーい」
そんな本音の衛だから、こうやって盆迎え火の準備をしているのも、瑞葉の情操教育の為に他ならなかった。
「衛、瑞葉。ちょっとおいで」
「どうしました?」
そんな二人をミユキが呼んだ。確か買い物に行くと言って出かけたはずだった。
「これ、サイズが合うか合わせてみな」
どさっとミユキが手渡したのは祭り用の鯉口シャツに半股引に地下足袋である。
「これ、お祭りですか」
「なんだい、表のポスターも見ていないのかい。今年は富岡八幡の例大祭だよ」
「もしかして、担げとか……」
「子連れだから瑞葉の面倒が最優先だけど、参加はして貰うよ」
「はぁ……」
こういう地域の催しは苦手なんだよな、と思いつつ、祭り装束のサイズをチェックする。
「ああ、足を入れる方向が逆タグの付いてる方が前!」
「は、はい……」
「地下足袋は小さかったらすぐいいな。取っ替えて貰うから」
「これ、クッション入りなんですね」
「今時はなんでもしゃれてるよねぇ」
衛が試着した地下足袋にはかかとにエアクッションが付いていた。まるでスニーカーのような履き心地だ。
「俺は大丈夫です」
「瑞葉も!」
「今週の土曜日は子供神輿が出るからね」
「わぁい」
二人の衣装チェックは完了し、瑞葉は非日常的なイベントにワクワクしている。はしゃいでいる我が子を眺めていると、ミユキが衛の肩を引っ張って耳打ちをした。
「祭りの期間は色んな人間が入り込む、衛、注意しておくんだよ」
「は、はい……」
謎の仙人、東方朔の事が脳裏を過ぎる。衛はミユキの忠告に気持ちをグッと引き締めた。
「ねーねー、似合う?」
「うん、ほら鉢巻きするからじっとして」
祭り装束に法被を着込んだ瑞葉。子供用のミニサイズの法被はそれだけでかわいい。
「瑞葉、今日だけだからね」
そんな瑞葉の目尻と小さな唇にミユキが紅を差す。
「んふふ……じゃあ行って来ます!」
「横でパパ見てるからな!」
「うん!」
そうして瑞葉は小さな祭り神輿の方へ行った。もっと小さい子は山車を引っ張るらしい。
「あ、蓮君」
「瑞葉ちゃんお化粧してるの? かわいいね」
その一方で、同じ町内の蓮君が小さなジゴロっぷりを発揮していた。こういう率直なところがモテる秘訣なのだろうか。
「それ! わーっしょい!」
誰かのかけ声で御輿が上がる。一瞬ぐらりとしたものの、大人の手助けで持ち直し子供御輿は出発した。
「わーっしょい、わーっしょい!」
子供達の愛らしいかけ声に、あたたかい沿道の人々の視線が集まる。くるりと町内を回って子供御輿は終了した。
「あー、面白かったあ! パパ、瑞葉御神輿したよ!」
「うんうん、見てたよ」
衛は顔を上気させて帰って来た我が子に冷たい麦茶を飲ませた。
「はい、それじゃあまたお着替えだよ」
「うん、浴衣でしょ!?」
瑞葉は家まですっとんで行き、ミユキに浴衣を着せて貰う。ピンクの地に金魚の模様の浴衣は瑞葉に良く似合っていた。
「今日は屋台でなんでも食べていいんだよね」
そんな瑞葉は期待の目でキラキラしている。いつも屋台が出る度に我慢をさせていたので今日はそのガス抜きでもある。
「ああ、さぁどれにしよう」
「瑞葉はたこやき!」
「俺はやきそば食べよう」
衛と瑞葉は屋台でたこ焼きと焼きそばを買い求めた。衛はカシュっとビールの蓋を開けて瑞葉のラムネを乾杯した。
「あふう!」
あつあつのタコ焼きに瑞葉が顔をしかめてあわててラムネを流し込む。衛はチープなソース味の焼きそばをつまみにビールを飲む。
「お、射的があるぞ」
簡素な夕食を終えて、二人は射的の屋台に向かった。
「頑張れ! 頑張れ!」
「あたんない~」
衛も瑞葉も惜しいところまで行ったのだが結局取れなかった。
「取れなかった~」
瑞葉は悔しくて涙目だ。すると店のおじさんがキャラメルをおまけでくれた。
「はい、お嬢ちゃん。また来てね」
「いいの?」
「ああ」
簡単に機嫌を直した瑞葉を連れて屋台の間をそぞろ歩く。
「パパ、アレ何?」
「ああ、あんず飴だよ。食べるか?」
「うん!」
衛は瑞葉に二百円を渡した。どうもルーレットを回してあたりが出たら二本以上貰えるらしい。瑞葉は慎重にボタンを押した。
「あっ、パパ! 当たった二本!」
「良かったなー」
「一個あげるね」
「ああ、ありがとう」
瑞葉はミカンの入ったソーダ味の飴を、衛はスモモと水飴の飴を選んだ。
「瑞葉は水飴を食べた事あったっけ」
「ううん、ない」
「そっか、けっこう固いから気を付けろよ」
衛がそう言うのが早いかの時に瑞葉がピクリと身を震わせた。
「どうした瑞葉」
「パパ~。歯がとれひゃった~」
どうやら水飴にひっついて乳歯が取れたらしい。
「わぁ~」
「あー、よしよし。歯が取れるのは初めてじゃないだろう?」
衛はビックリしたのだろう、泣き止まない瑞葉をだっこして家に帰った。
「どうして瑞葉は泣きべそなんだい」
家に帰るとミユキが驚いて駆け寄って来る。
「ははは、乳歯がとれちゃったみたいで……」
「そうかい。瑞葉、歯を持ってこっちおいで」
ミユキは瑞葉を連れて店の外に出ると、屋根に向かって歯を放り投げた。
「良い歯は生えてきますように!」
「はえてきますようにっ!」
瑞葉は涙目を拭いながらその放物線を眺めていた。
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