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7話 空の器③
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次の日、ミユキは近所の骨董好きに聞き込みに行った。彼女が帰ってくるまでヒマなのだが店を一応開いてはいるので藍と衛は店番をしていた。
「今まで、君たちはどうしてたんだい」
「伊万里の工房で産まれて、とあるお家に迎えられました。しかし、主人が亡くなって次は世田谷の息子の家に迎えられました。その息子も亡くなると、今度は古道具屋に売られたのです。それが蓬莱屋です」
「そうか、随分長く愛用されていたんだね」
「ええ、とっておきのご馳走を沢山盛って貰いました。そうそう、誕生日ケーキを乗せてもらった事もあるんです」
衛には付喪神の価値観は分からない。ただ、その思い出を語る藍の表情を見ていると、とても嬉しかったんだと分かる。
「瑞葉にも物を大事にするように教えないとな」
ペットボトルに、紙皿、プラコップ、シャープペンシル。便利だけれど、百年は使えない。自分の寿命を超えた先に残る物に衛は思いをはせた。
「帰ったよー」
「どうでした!?」
「いいや、カラ降りだ。最近皿を買ったって人間は居なかったよ。それにねぇ、大正時代の伊万里じゃ相当いい物で無い限り六、七千円だってさ」
「つまり……?」
「好事家がわざわざ買うようなものでもないって事だね」
「じゃあ、普通の人が買ったのかー……」
深川だけでも何人の人が住んでいるんだろう、それを手がかり無く探すのは無謀に思えた。
衛がとミユキが頭を抱えている所に、瑞葉が小学校から帰ってきた。
「パパ、お皿見つかった?」
「いいや……」
「ねぇ、もしかしたら瑞葉がみつけちゃったかもって言ったらどうする?」
「何? 見つけたのか!? そしたらおやつはプリンだ」
「ほんと! あのねぇ、梨花ちゃんの家の前の茂みから変な声が夜な夜な聞こえるんだってー。瑞葉それが藍さんの弟さんじゃないかと思うの」
そわそわと褒めて貰いたそうに身をよじりながら瑞葉は言った。
「瑞葉……すごいぞ……」
「やったね、お手柄だよ! さすが穂乃香の子だね」
「うんうん。あと、そろそろ梨花ちゃんをうちに呼んだ方がいいぞ」
これでお手上げだった捜査に光明が見えた。
「それじゃあ早速行きましょう。瑞葉、案内を頼む」
「おやつはー?」
「解決してから!」
「ええー」
不満そうな瑞葉を引き摺って、案内してもらったのは八幡さまの裏にある小さな社だった。
「こんな所に池が……おい瑞葉、一人で来ちゃだめだぞ」
「本当に過保護だねぇ、この子は大丈夫だよ」
「ミユキさん、注意一秒怪我一生ですよ」
やいのやいのと衛がうるさい所為でいまいち緊迫感がないが、現場は鬱蒼とした緑に囲まれて、水場のせいかじめじめとしていた。
「おおーい、翡翠くーん」
衛は大声で藍の弟の名を呼んだ。そんな衛にミユキはゲンコツを振り落とした。
「このバカ、迷子を探してるんじゃないんだよ。ほら、藍だっけ? この子に触れて似た気配を探すんだ」
「あっ、はい……」
ミユキと瑞葉、そして衛が藍の肩に触れ、目を閉じた。それは小さな物音のような虫の音のようなかぼそい声。
『……だ……れ……』
目を開いた衛と瑞葉は顔を見合わせた。そして声のした方へと駆け寄った。そこはまだ新しい、土を掘り返した跡があった。
「ここだ……ああ、スコップでも持ってくればよかったな」
「どいて下さい!」
藍が駆け寄って、その白い手が汚れるのも構わずに土をかきだした。
「……皿だ」
黒い土からのぞいた白い光。衛も一緒になって掘り返す。
「翡翠……!!」
そして現れた皿の姿を見ると、藍はへなへなと座り込んだ。そこにあったのは二つに割れた鳥の絵皿だった。
「ああ、なんて事……」
『その声は姉様……? ぼくは夢を見ているんだろうか……』
「夢じゃ無いわ、貴方を探しにきたのよ」
『本当に……ああ、僕なんて事を……』
泥にまみれたまま翡翠は泣き始めた。さめざめとした泣き声が緑の間をこだまする。
『僕、悲しくて……片一方だけになったのが悲しくて……いっそ死んでしまおうと身を投げたのです……まさかこんな形で姉様が探しに来てくれるなんて』
「馬鹿ね……私達はいつだって一緒だって言ったでしょう」
藍の白い指が優しく翡翠の表面をなでる。その姿は慈しみ会う家族そのものだった。そしてしばらく翡翠をなでると、藍はすっと立ち上がった。
「衛さん、これで……私を割って下さい」
「なっ」
藍の手には掌大の石が握られていた。
「翡翠はとても弱っています。きっとこのまま息絶えるでしょう。その時は私も一緒に行きます。ですからこれで私を割って供養して下さい」
「おっ、俺は料理人だぞ。皿を割ったら叱られるって相場が決まってる」
「ふふふ……最後に立派なご馳走を盛っていただいてありがとうございました」
藍は儚く笑った。そして衛が石を手に取らないのを見て、自ら手を振り上げた。
「ちょっと待った!」
その時、声を上げたのはミユキだった。怖い顔をしてズカズカと近づいて来る。
「はーあ、あんたらあやかしの美学ってやつはねぇ……まぁ、好きにしてくれりゃいいんだが。要するに二人が一緒にいられればいいんだろ?」
「ええ、まあ……」
「あたしに考えがある、衛ちょっとこっちおいで」
急に呼ばれた衛が近寄ると、ミユキは耳打ちをした。
「えっ、今からですか」
「とっとといっといで! でないとこの皿達が心中しちまうよ!」
弾かれたように衛は、駅へと走って行った。
「パパどうしたの? 瑞葉のおやつは?」
「ちょっとお使いを頼んだのさ。あたしに考えがある。藍! ちょっとばかりこのばばあに時間をおくれ」
そして大汗をかいて衛が買ってきたのは、金継ぎの初心者用キットだった。
「昔の人は偉いね。こうして物を壊れても大事にするんだから」
説明書を読みながら、ミユキが苦労して翡翠の真ん中に走ったヒビを埋めていく。
「それに以前より美しく、味があるなんて粋だねぇ……」
――一週間後、そこには金継ぎで見事に蘇った翡翠の姿があった。一本の筋はまるで木の枝が何かのように見える。
「翡翠……」
『姉様』
姉の名を呼びながら金継ぎをした翡翠が人型をとる。そこには、藍によく似た色の白い美少年が立っていた。
「よろす屋の皆様、ありがとうございました。僕の軽率な行動でご迷惑をお掛けしました」
そう言って顔を上げた翡翠の左の目は金色に光っていた。
「今まで、君たちはどうしてたんだい」
「伊万里の工房で産まれて、とあるお家に迎えられました。しかし、主人が亡くなって次は世田谷の息子の家に迎えられました。その息子も亡くなると、今度は古道具屋に売られたのです。それが蓬莱屋です」
「そうか、随分長く愛用されていたんだね」
「ええ、とっておきのご馳走を沢山盛って貰いました。そうそう、誕生日ケーキを乗せてもらった事もあるんです」
衛には付喪神の価値観は分からない。ただ、その思い出を語る藍の表情を見ていると、とても嬉しかったんだと分かる。
「瑞葉にも物を大事にするように教えないとな」
ペットボトルに、紙皿、プラコップ、シャープペンシル。便利だけれど、百年は使えない。自分の寿命を超えた先に残る物に衛は思いをはせた。
「帰ったよー」
「どうでした!?」
「いいや、カラ降りだ。最近皿を買ったって人間は居なかったよ。それにねぇ、大正時代の伊万里じゃ相当いい物で無い限り六、七千円だってさ」
「つまり……?」
「好事家がわざわざ買うようなものでもないって事だね」
「じゃあ、普通の人が買ったのかー……」
深川だけでも何人の人が住んでいるんだろう、それを手がかり無く探すのは無謀に思えた。
衛がとミユキが頭を抱えている所に、瑞葉が小学校から帰ってきた。
「パパ、お皿見つかった?」
「いいや……」
「ねぇ、もしかしたら瑞葉がみつけちゃったかもって言ったらどうする?」
「何? 見つけたのか!? そしたらおやつはプリンだ」
「ほんと! あのねぇ、梨花ちゃんの家の前の茂みから変な声が夜な夜な聞こえるんだってー。瑞葉それが藍さんの弟さんじゃないかと思うの」
そわそわと褒めて貰いたそうに身をよじりながら瑞葉は言った。
「瑞葉……すごいぞ……」
「やったね、お手柄だよ! さすが穂乃香の子だね」
「うんうん。あと、そろそろ梨花ちゃんをうちに呼んだ方がいいぞ」
これでお手上げだった捜査に光明が見えた。
「それじゃあ早速行きましょう。瑞葉、案内を頼む」
「おやつはー?」
「解決してから!」
「ええー」
不満そうな瑞葉を引き摺って、案内してもらったのは八幡さまの裏にある小さな社だった。
「こんな所に池が……おい瑞葉、一人で来ちゃだめだぞ」
「本当に過保護だねぇ、この子は大丈夫だよ」
「ミユキさん、注意一秒怪我一生ですよ」
やいのやいのと衛がうるさい所為でいまいち緊迫感がないが、現場は鬱蒼とした緑に囲まれて、水場のせいかじめじめとしていた。
「おおーい、翡翠くーん」
衛は大声で藍の弟の名を呼んだ。そんな衛にミユキはゲンコツを振り落とした。
「このバカ、迷子を探してるんじゃないんだよ。ほら、藍だっけ? この子に触れて似た気配を探すんだ」
「あっ、はい……」
ミユキと瑞葉、そして衛が藍の肩に触れ、目を閉じた。それは小さな物音のような虫の音のようなかぼそい声。
『……だ……れ……』
目を開いた衛と瑞葉は顔を見合わせた。そして声のした方へと駆け寄った。そこはまだ新しい、土を掘り返した跡があった。
「ここだ……ああ、スコップでも持ってくればよかったな」
「どいて下さい!」
藍が駆け寄って、その白い手が汚れるのも構わずに土をかきだした。
「……皿だ」
黒い土からのぞいた白い光。衛も一緒になって掘り返す。
「翡翠……!!」
そして現れた皿の姿を見ると、藍はへなへなと座り込んだ。そこにあったのは二つに割れた鳥の絵皿だった。
「ああ、なんて事……」
『その声は姉様……? ぼくは夢を見ているんだろうか……』
「夢じゃ無いわ、貴方を探しにきたのよ」
『本当に……ああ、僕なんて事を……』
泥にまみれたまま翡翠は泣き始めた。さめざめとした泣き声が緑の間をこだまする。
『僕、悲しくて……片一方だけになったのが悲しくて……いっそ死んでしまおうと身を投げたのです……まさかこんな形で姉様が探しに来てくれるなんて』
「馬鹿ね……私達はいつだって一緒だって言ったでしょう」
藍の白い指が優しく翡翠の表面をなでる。その姿は慈しみ会う家族そのものだった。そしてしばらく翡翠をなでると、藍はすっと立ち上がった。
「衛さん、これで……私を割って下さい」
「なっ」
藍の手には掌大の石が握られていた。
「翡翠はとても弱っています。きっとこのまま息絶えるでしょう。その時は私も一緒に行きます。ですからこれで私を割って供養して下さい」
「おっ、俺は料理人だぞ。皿を割ったら叱られるって相場が決まってる」
「ふふふ……最後に立派なご馳走を盛っていただいてありがとうございました」
藍は儚く笑った。そして衛が石を手に取らないのを見て、自ら手を振り上げた。
「ちょっと待った!」
その時、声を上げたのはミユキだった。怖い顔をしてズカズカと近づいて来る。
「はーあ、あんたらあやかしの美学ってやつはねぇ……まぁ、好きにしてくれりゃいいんだが。要するに二人が一緒にいられればいいんだろ?」
「ええ、まあ……」
「あたしに考えがある、衛ちょっとこっちおいで」
急に呼ばれた衛が近寄ると、ミユキは耳打ちをした。
「えっ、今からですか」
「とっとといっといで! でないとこの皿達が心中しちまうよ!」
弾かれたように衛は、駅へと走って行った。
「パパどうしたの? 瑞葉のおやつは?」
「ちょっとお使いを頼んだのさ。あたしに考えがある。藍! ちょっとばかりこのばばあに時間をおくれ」
そして大汗をかいて衛が買ってきたのは、金継ぎの初心者用キットだった。
「昔の人は偉いね。こうして物を壊れても大事にするんだから」
説明書を読みながら、ミユキが苦労して翡翠の真ん中に走ったヒビを埋めていく。
「それに以前より美しく、味があるなんて粋だねぇ……」
――一週間後、そこには金継ぎで見事に蘇った翡翠の姿があった。一本の筋はまるで木の枝が何かのように見える。
「翡翠……」
『姉様』
姉の名を呼びながら金継ぎをした翡翠が人型をとる。そこには、藍によく似た色の白い美少年が立っていた。
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