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18話 不安を消して★
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「ラン、待たせた」
しばらくして、ランを呼び止める声とともに部屋の扉が叩かれる。
ランはノロノロと身を起こして、鍵を開けた。
「もういいの……?」
「ああ。少し早いが切り上げてきた。大丈夫か」
「うん、発情が始まっちゃったみたい」
レクスの姿を見て、ランは体温が上がるのを感じた。
「そうか。じゃあラン、しっかり俺に掴まって」
レクスはそういうと、ランを抱き上げて足早に控え室を後にした。
「はぁ……レクス……」
レクスの居室に向かううちにも、ランの呼吸は荒くなっていく。その全身から湧き出すフェロモンの香りに、通りすがりの何人もが振り返る。
その度にレクスはぎゅっとランを抱きしめた。
「……もう着くからな」
「うん」
ランの香りに当てられて、レクスの声色も艶を増していく。レクスはもどかしくドアを開けると、自分の寝室にランを運び込み、ベッドに寝かせた。
「ラン……お前を抱きたい」
「レクス」
「まだ今なら間に合う。嫌なら言ってくれ」
「嫌じゃないよ」
少し震えるながらランの頬を撫でるレクスの手をランは握りそっとキスをする。
「来て、レクス」
発情による欲望の高まりもあって、ランはレクスの体温をもっと感じたかった。強く強く抱きしめて、不安で自信のない自分を忘れさせて欲しいと思った。
「ラン……」
そんなランに、レクスの口づけが振ってくる。軽く唇を食む、優しいキスはすぐに互いの舌を貪る激しいものに変わって行く。
「ラン、俺のものだ。俺の……」
「ふ……んっ……」
レクスのうわごとのような囁きを耳朶に感じて、ランは軽く身をよじる。
レクスはそんなランの体を引き戻して夜会服の前をはだけていく。
「んんっ……」
裸の胸にキスを落とすと、ランはとろんとした顔でレクスを見つめた。
「綺麗だ」
レクスは肩に背中にとキスを降り注ぎながら、ランの服を剥いでいく。
そうしてランはいつの間にか、一糸まとわぬ姿に首輪だけという格好になっていった。
「似合ってる」
レクスはそっと首輪を撫でる。白い肌に深紅に燃えるその首元にレクスは顔を寄せた。
「ラン……ああ、たまらない」
深くランの香りを吸い込んで、レクスはカッと体の中心が熱くなるのを感じた。
「レクス、早く来て……」
そうランがそっと囁くと、レクスは顔をしかめて上着を脱いだ。
「いいか? もう止められないからな」
「……うん」
そしてその上着を乱暴に脱ぎ捨てると、ランの上に覆い被さった。
しばらくして、ランを呼び止める声とともに部屋の扉が叩かれる。
ランはノロノロと身を起こして、鍵を開けた。
「もういいの……?」
「ああ。少し早いが切り上げてきた。大丈夫か」
「うん、発情が始まっちゃったみたい」
レクスの姿を見て、ランは体温が上がるのを感じた。
「そうか。じゃあラン、しっかり俺に掴まって」
レクスはそういうと、ランを抱き上げて足早に控え室を後にした。
「はぁ……レクス……」
レクスの居室に向かううちにも、ランの呼吸は荒くなっていく。その全身から湧き出すフェロモンの香りに、通りすがりの何人もが振り返る。
その度にレクスはぎゅっとランを抱きしめた。
「……もう着くからな」
「うん」
ランの香りに当てられて、レクスの声色も艶を増していく。レクスはもどかしくドアを開けると、自分の寝室にランを運び込み、ベッドに寝かせた。
「ラン……お前を抱きたい」
「レクス」
「まだ今なら間に合う。嫌なら言ってくれ」
「嫌じゃないよ」
少し震えるながらランの頬を撫でるレクスの手をランは握りそっとキスをする。
「来て、レクス」
発情による欲望の高まりもあって、ランはレクスの体温をもっと感じたかった。強く強く抱きしめて、不安で自信のない自分を忘れさせて欲しいと思った。
「ラン……」
そんなランに、レクスの口づけが振ってくる。軽く唇を食む、優しいキスはすぐに互いの舌を貪る激しいものに変わって行く。
「ラン、俺のものだ。俺の……」
「ふ……んっ……」
レクスのうわごとのような囁きを耳朶に感じて、ランは軽く身をよじる。
レクスはそんなランの体を引き戻して夜会服の前をはだけていく。
「んんっ……」
裸の胸にキスを落とすと、ランはとろんとした顔でレクスを見つめた。
「綺麗だ」
レクスは肩に背中にとキスを降り注ぎながら、ランの服を剥いでいく。
そうしてランはいつの間にか、一糸まとわぬ姿に首輪だけという格好になっていった。
「似合ってる」
レクスはそっと首輪を撫でる。白い肌に深紅に燃えるその首元にレクスは顔を寄せた。
「ラン……ああ、たまらない」
深くランの香りを吸い込んで、レクスはカッと体の中心が熱くなるのを感じた。
「レクス、早く来て……」
そうランがそっと囁くと、レクスは顔をしかめて上着を脱いだ。
「いいか? もう止められないからな」
「……うん」
そしてその上着を乱暴に脱ぎ捨てると、ランの上に覆い被さった。
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