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「ラン、いいね?」
レクスの長い指が、婚礼衣装を剥いでいく。
「ふぅ……ん……」
はだけた胸にレクスが顔を落とす。長い白銀の髪が、サラサラと肌をくすぐるのすらランの官能を高めていく。
「は、あんっ」
レクスの舌が胸の突起を捉えた。舌先で転がすようにされて、ランはびくりと身を震わす。
「ラン……?」
「も、もういいからぁ……」
ランは切なくなって腰をレクスにすりつける。その中心はすでに固くなっていた。
「触るよ」
レクスはランのズボンをはぎ取って、下穿きの上から性器を握った。
「んっ……」
その体の下で、ランが小さく抵抗する。そんなランに、レクスはそっと囁いた。
「ラン、俺ももうこんなだ」
「あ……」
ランはレクスの昂ぶりを握らされて、その熱さに頬を染めた。
「う、んっ……」
レクスとランは唇を貪りあいながら、お互いに陰茎をこすりつけあった。
「ラン……かわいい」
レクスは、先から先走りを滲ませるランの花茎を大きな手でしごきあげた。
「あんっ……だめぇ」
「駄目なの? こんなにしておいて?」
「んっ……」
ランの抵抗になっていない拒絶の言葉は、逆にレクスを煽るだけだ。
「じっとして……」
レクスはそう言って体をずらすと、ランの陰茎をぱくりと口にした。
「んーっ! ああっ」
ジュルジュルと音を立てて、レクスはランを舐め回した。未知の快感に、ランの腰ががくがくと震える。
「あ、いやっ……でちゃうっ」
「出していいよ」
「そんなのっ……ああっ」
ランの反応に、レクスは更に激しく刺激を与えた。
「あっ……いく……いくっ」
ランはレクスの髪を掴み、びくびくと身を震わせて果てた。
「はっ……は……」
絶頂の余韻に、ランはぼんやりとベッドに身を投げ出している。レクスはランの吐き出した精を手のひらに出して満足気に眺めている。
「やだって……言ったのに……」
「ラン、俺のもして」
横たわるランの目の前に怒張したレクス自身が差し出された。
「ん……」
レクスのそれは大きくて、ランはためらいがちに先をぺろぺろと舐めてみる。
「く……」
ランのその愛撫はたどたどしかったけれど、レクスはかえってそれが愛おしく感じられた。
「んっ、ん……」
ランは一生懸命にレクスの陰茎を口に頬張ろうとしている。手に余る太いそれを舐めあげながらランはレクスを見あげた。
「ラン……もういい」
「ん……」
ランに見つめられ、レクスの怒張はさらに固くなった。そのまま絶頂を迎えそうな熱さに、レクスはランの口から慌てて自身を引き抜いた。
「それよりも……いいか」
レクスの手のひらが、ランの双丘を撫で回す。ランはレクスが求めていることを察して顔を赤くした。
「う……ん」
ランはレクスの肩に顔を埋め、蚊の鳴くような声でそう答えるのが精一杯だった。
レクスの長い指が、婚礼衣装を剥いでいく。
「ふぅ……ん……」
はだけた胸にレクスが顔を落とす。長い白銀の髪が、サラサラと肌をくすぐるのすらランの官能を高めていく。
「は、あんっ」
レクスの舌が胸の突起を捉えた。舌先で転がすようにされて、ランはびくりと身を震わす。
「ラン……?」
「も、もういいからぁ……」
ランは切なくなって腰をレクスにすりつける。その中心はすでに固くなっていた。
「触るよ」
レクスはランのズボンをはぎ取って、下穿きの上から性器を握った。
「んっ……」
その体の下で、ランが小さく抵抗する。そんなランに、レクスはそっと囁いた。
「ラン、俺ももうこんなだ」
「あ……」
ランはレクスの昂ぶりを握らされて、その熱さに頬を染めた。
「う、んっ……」
レクスとランは唇を貪りあいながら、お互いに陰茎をこすりつけあった。
「ラン……かわいい」
レクスは、先から先走りを滲ませるランの花茎を大きな手でしごきあげた。
「あんっ……だめぇ」
「駄目なの? こんなにしておいて?」
「んっ……」
ランの抵抗になっていない拒絶の言葉は、逆にレクスを煽るだけだ。
「じっとして……」
レクスはそう言って体をずらすと、ランの陰茎をぱくりと口にした。
「んーっ! ああっ」
ジュルジュルと音を立てて、レクスはランを舐め回した。未知の快感に、ランの腰ががくがくと震える。
「あ、いやっ……でちゃうっ」
「出していいよ」
「そんなのっ……ああっ」
ランの反応に、レクスは更に激しく刺激を与えた。
「あっ……いく……いくっ」
ランはレクスの髪を掴み、びくびくと身を震わせて果てた。
「はっ……は……」
絶頂の余韻に、ランはぼんやりとベッドに身を投げ出している。レクスはランの吐き出した精を手のひらに出して満足気に眺めている。
「やだって……言ったのに……」
「ラン、俺のもして」
横たわるランの目の前に怒張したレクス自身が差し出された。
「ん……」
レクスのそれは大きくて、ランはためらいがちに先をぺろぺろと舐めてみる。
「く……」
ランのその愛撫はたどたどしかったけれど、レクスはかえってそれが愛おしく感じられた。
「んっ、ん……」
ランは一生懸命にレクスの陰茎を口に頬張ろうとしている。手に余る太いそれを舐めあげながらランはレクスを見あげた。
「ラン……もういい」
「ん……」
ランに見つめられ、レクスの怒張はさらに固くなった。そのまま絶頂を迎えそうな熱さに、レクスはランの口から慌てて自身を引き抜いた。
「それよりも……いいか」
レクスの手のひらが、ランの双丘を撫で回す。ランはレクスが求めていることを察して顔を赤くした。
「う……ん」
ランはレクスの肩に顔を埋め、蚊の鳴くような声でそう答えるのが精一杯だった。
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