赤い赤い束縛

退魔師見習いの奏は、祖父に言いつけられた見回り中に赤い瞳の男と出会う。『それ』は、自分では全く歯が立たないハイランクの妖魔だった。

「俺は、お前らが蚊と呼ぶ存在の王だ」
「…………はぁ?」

彼は愉快そうに笑いながら、奏の首筋に牙を立て……。



「おもしれー男」構文の短編BL。
人の姿を持つ人外×退魔師見習いの出会い話です。いつかはラブに至るはずの一夜のやり取りのみ。
昔書いた話に加筆修正したもので、かなりふんわり設定です。気軽に読んでやってください。
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