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第一章:始まりの世界 ”自己啓発編”
♯5.立花マイカ VS 中邑ヒカル ②
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「あなたが大好きな生物だと思うけど」
「何でこんな事するの?」
ヒカルは、身体を強張らせているので、その場を動く
ことができずに瞳から涙をこぼして突っ立っている。
「私の邪魔をするからに決まってるじゃない。知り合い
から女性に対しての暴力行為は禁止されてるの。だから
違う方法であなたに苦痛を味わって貰う事にしたの」
口角を少し上げながら冷たい視線を注いだ立花。
「私に、そこまでの事をするって事は共犯者が居るって
認めるようなものだと思う」
「それは証拠とは言えないわ。根拠の無い推論よ。足が
速くても弱点がこれじゃあ、私と対決しようって事自体、
考え直さなきゃいけないと思うわ」
ヒカルは歯ぎしりをさせながら机に腰を降ろして余裕
な態度をさせている立花から視線を離さなかった。
「悔しかったらカエルを克服したらどうなの!? 何度
も観れば免疫力がUPするかもしれないわよ」
侮辱されたのが効いたのか携帯の画面を覗くとB探偵
から新たにメールが届いていた事が分かる。
『先程は送る内容を間違えて済まない。誰にだってミス
はあると思う。これが最後だから添付ファイルを見て欲
しい』
指先しか動かせない状況ではあったが逃げる行為だけ
はしたくなかったので恐々、添付ファイルをクリックす
るとカエルの解剖された動画が映し出されて心臓が小刻
みに震えている事が分かった。
「うぅうぅううぅぅうぇっ……」
ヒカルは声にならない声を発したかと思うと腰が抜け
て失禁してしまい、おしっこが床に広がっていき、湯気
が立ち上っていた。
「何でこんな事するの?」
ヒカルは、身体を強張らせているので、その場を動く
ことができずに瞳から涙をこぼして突っ立っている。
「私の邪魔をするからに決まってるじゃない。知り合い
から女性に対しての暴力行為は禁止されてるの。だから
違う方法であなたに苦痛を味わって貰う事にしたの」
口角を少し上げながら冷たい視線を注いだ立花。
「私に、そこまでの事をするって事は共犯者が居るって
認めるようなものだと思う」
「それは証拠とは言えないわ。根拠の無い推論よ。足が
速くても弱点がこれじゃあ、私と対決しようって事自体、
考え直さなきゃいけないと思うわ」
ヒカルは歯ぎしりをさせながら机に腰を降ろして余裕
な態度をさせている立花から視線を離さなかった。
「悔しかったらカエルを克服したらどうなの!? 何度
も観れば免疫力がUPするかもしれないわよ」
侮辱されたのが効いたのか携帯の画面を覗くとB探偵
から新たにメールが届いていた事が分かる。
『先程は送る内容を間違えて済まない。誰にだってミス
はあると思う。これが最後だから添付ファイルを見て欲
しい』
指先しか動かせない状況ではあったが逃げる行為だけ
はしたくなかったので恐々、添付ファイルをクリックす
るとカエルの解剖された動画が映し出されて心臓が小刻
みに震えている事が分かった。
「うぅうぅううぅぅうぇっ……」
ヒカルは声にならない声を発したかと思うと腰が抜け
て失禁してしまい、おしっこが床に広がっていき、湯気
が立ち上っていた。
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