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第一章:始まりの世界 ”自己啓発編”
83.待望のファーストキス!? ②
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「悪い。少し言い過ぎたな。反省するよ」
タカフミの言葉で自分の事しか考えていない事が分か
って少しだけ冷静になる哀川。
「別に良いよ」
「あの~私も会話に混ぜてくれないかな?」
「あっどうぞどうぞ」
息が合う男子二人。
「では遠慮なく質問するけどキスの感想はどうだった?
初めてじゃないかもしれないけど……」
「いきなり、それ聞いちゃうのかよ。俺も慣れてない方
だから思ったよりドキドキしちまってるけど女子の唇っ
て柔らかいんだな~」
「ふぅーん。そうなんだ。そういう事は自分ではよく分
からないから新しい発見だよ。教えてくれてありがとう」
立花はタカフミの顔をマジマジと見ながら言った。
「また、照れてんのかよ。しょうがない奴だな。少し刺
激が強かったか?」
哀川の言葉にどう答えていいか分からない複雑な心境
になっていたが何とかその場を切り抜ける為に思考回路
を正常に保つ事に意識を集中するタカフミ。
「ごめん。そういうの本当に慣れてないから……」
「じゃぁ、哀川クン。約束のプレゼントもしたし例の件、
前向きに考えといてね!」
立花は正面に立って哀川に被せてたウイッグを外して
自分の頭に被せると用事があるから先に帰ると告げた。
「おぅ。分かった。ちゃんと考えるよ!」
本当はキスのプレゼントのお礼も言いたかったが右手
で親指を立てるグッドサインを出すのが精一杯だった。
タカフミの言葉で自分の事しか考えていない事が分か
って少しだけ冷静になる哀川。
「別に良いよ」
「あの~私も会話に混ぜてくれないかな?」
「あっどうぞどうぞ」
息が合う男子二人。
「では遠慮なく質問するけどキスの感想はどうだった?
初めてじゃないかもしれないけど……」
「いきなり、それ聞いちゃうのかよ。俺も慣れてない方
だから思ったよりドキドキしちまってるけど女子の唇っ
て柔らかいんだな~」
「ふぅーん。そうなんだ。そういう事は自分ではよく分
からないから新しい発見だよ。教えてくれてありがとう」
立花はタカフミの顔をマジマジと見ながら言った。
「また、照れてんのかよ。しょうがない奴だな。少し刺
激が強かったか?」
哀川の言葉にどう答えていいか分からない複雑な心境
になっていたが何とかその場を切り抜ける為に思考回路
を正常に保つ事に意識を集中するタカフミ。
「ごめん。そういうの本当に慣れてないから……」
「じゃぁ、哀川クン。約束のプレゼントもしたし例の件、
前向きに考えといてね!」
立花は正面に立って哀川に被せてたウイッグを外して
自分の頭に被せると用事があるから先に帰ると告げた。
「おぅ。分かった。ちゃんと考えるよ!」
本当はキスのプレゼントのお礼も言いたかったが右手
で親指を立てるグッドサインを出すのが精一杯だった。
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