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プロローグ
24.意外な一面① (改)
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「あきお。怪我は無かったか? よく離さなかったな」
清武は、びしょ濡れになったワイシャツを脱ぎながら
清々しい程の笑顔で両手の汗をハンカチで拭うと”あきお”
の頭長部を撫でた。
「今は痛みはありません。骨折したくなかったんで死ぬ
気で耐えました」
母親以外に頭を撫でられた事がなかったので何故、今
褒められているのか理解出来なかったが怒られていない
状況に嬉しさが込み上げてくる。
「しかし、今も鋼の肉体は反則でしょ?」
見事に6つに割れた腹筋に改めて戦わなくて良かった
と思ったシゲ松。
「お前ら、勘違いするんじゃないぞ。俺は最強を目指し
ていないし空手を世界最強の格闘技だとは思っていない。
俺の最終目的は惚れた女とイチャイチャ過ごす事だ」
「そんな話、初耳ですよ!」
「お前たちに言ってないだけだ。ある人と約束があって
軟派禁止令が出てる際中で時間が余ってるから稽古して
るに過ぎない」
「……」
二人は、さっきまでキレッキレの動きをしていた男の
発言とは思えない内容に目をパチクリさせながら口が開
きっぱなしになる位に動揺していた。
*ここでの解説欄に鉄板に拳と確認できる12発の跡が
確認されており、めり込んだ跡には縦拳、斜め方向の拳
も入っておりペガススの守護星座を持つ主人公の必殺技
を思わせるとあり、この鉄板を持って帰った人物は別の
動画にて確認できるとも書かれていた。
清武は、びしょ濡れになったワイシャツを脱ぎながら
清々しい程の笑顔で両手の汗をハンカチで拭うと”あきお”
の頭長部を撫でた。
「今は痛みはありません。骨折したくなかったんで死ぬ
気で耐えました」
母親以外に頭を撫でられた事がなかったので何故、今
褒められているのか理解出来なかったが怒られていない
状況に嬉しさが込み上げてくる。
「しかし、今も鋼の肉体は反則でしょ?」
見事に6つに割れた腹筋に改めて戦わなくて良かった
と思ったシゲ松。
「お前ら、勘違いするんじゃないぞ。俺は最強を目指し
ていないし空手を世界最強の格闘技だとは思っていない。
俺の最終目的は惚れた女とイチャイチャ過ごす事だ」
「そんな話、初耳ですよ!」
「お前たちに言ってないだけだ。ある人と約束があって
軟派禁止令が出てる際中で時間が余ってるから稽古して
るに過ぎない」
「……」
二人は、さっきまでキレッキレの動きをしていた男の
発言とは思えない内容に目をパチクリさせながら口が開
きっぱなしになる位に動揺していた。
*ここでの解説欄に鉄板に拳と確認できる12発の跡が
確認されており、めり込んだ跡には縦拳、斜め方向の拳
も入っておりペガススの守護星座を持つ主人公の必殺技
を思わせるとあり、この鉄板を持って帰った人物は別の
動画にて確認できるとも書かれていた。
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