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第1章 聖女、働くってよ
第10話 転移陣チェック
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ダンジョン化のお陰でお昼前に一度戻れた。
シャルロッテさんも神様通信である程度の状況は分かっているはず。
長の家に居るらしいから昼食後にお誘いに行こう。
「シャルロッテさんたちも神殿と治療院見に行くでしょう?
長も来る?家の転移陣の登録も有るし。」
「シャルテ、結局ダンジョン化したんだって?
魔物退治と温泉は良い娯楽になるね。
他の里からもエルフが殺到するよ。」
「だよね。
治療も手伝ってもらおうか。
ああ、重症や重傷の患者だから無理か。」
「シャルテさん、もちろん行きますよ。
神自ら神殿のデザインをしたのでしょう。
楽しみですわ。」
長にも家の転移陣の管理権限をあげてから治療の町へと5人で跳んだ。
まずは神殿の転移陣の起動テストをしよう。
「行先の印が今までの7か所分有りますね。
ここが8番目の転移陣となったのですか。
オフランの神殿は3とあるこれです。
ここに魔力を注げば転移できるはずですよ。」
シャルロッテさんの説明で5人とも転移陣に乗って転移を試す。
「きちんと繋がったようですね。
こちらからの行先の印も増えています。
少しお時間を頂いて各神殿への連絡と治療の町への人員のことを話して来ますね。
パルの町へ出るならば案内にふたりをお連れ下さい。」
シャルロッテさんは神官さんふたりを置いて神殿へ消えて行った。
「長、どうする?
わたしはこの前来た時には絡まれるのが嫌で買い物とかしなかったんだ。
何か買ってく?」
「そうね、オフランならワインでも買って帰ろうか。
これからはこの転移陣が使えるからいつでも買い出しに来れるね。」
神官さんの案内で酒屋へと行くことにした。
この後も町作りがあるからワイン買ったら戻ろうかな。
30分くらいで神殿に戻るとシャルロッテさんは既に待っていた。
新しい神殿を見るために早々に連絡を済ませたらしい。
今度はわたしの魔力を8番の印に注いで5人で戻った。
さあ、神殿と治療院の中身を見てみるか。
まずは礼拝所。
定住者は多くならないだろうからそれ程広くはない。
まず神像からダンジョンコアを返してもらう。
「まだポーズ確定してないの?神様。
見るたびに違うポーズでも良いけどさ。
他所の人の前では動かしちゃダメだよ?」
礼拝所の出口から1度出て正面から全体を見てみた。
確かに治療院より高そうだね。
「なるほど、神はこのように落ち着いた雰囲気がお好きなのですね。
他所の煌びやかな装飾は要らないかもしれませんね。」
「まあ治療に訪れるかその家族だろうから、金きらだとお布施沢山取られそうで嫌じゃない?
後から変えられるから神様の気分で変わるかもしれないよ?」
他所の神官や学生も来る場所になるのか。
創造神様の意思としてここがテンプレになるかもしれないんだね。
神像のポーズと共に悩むが良いさ。
わたしがこの後も建物を建てると知って神殿のあちこちは後回しになった。
治療院の説明をすることとなった。
「この転移の間からさっきも通った通路であっちの治療院へ患者さんを運びます。
最初の部屋は緊急に対応できる処置室ね。
その横には家族や関係者が待機できる場所。
奥にはもうひとつ予備の処置室。
重なることもあるだろうから。
更に奥には神官たちの控室。
仮眠をできる部屋付きね。
控室に居ても良いし、神殿に居ても良いって距離でしょ?
普通は事前にこちらへ患者を送る連絡は欲しいよね。
で、その向かいにある扉がエレベーター。
部屋ごと上下して階を移動できる道具ね。
ああ、後でストレッチャーや車椅子、患者さんを運ぶ道具ね、それを作っておくわ。
各神殿には担架の方が良いのかしら。
魔法で浮かせるってのは人族じゃ無理か。
2階に行きましょう。
この扉の横の上向き三角を押すと部屋の呼び出しよ。
ここは1階だから上向きだけね。
上から降りたいときは下向きの方を押すのよ。」
エレベーターの操作は直感的にできるわよね?
「2階は入院患者の大部屋ね。
一部屋に6人、男女別よ。
ここにも神官が控える部屋があるわ。
続いて3階。
ここは個室。
貴族とかで大部屋を嫌がる場合があるでしょう?
高い部屋代取って貸すわ。
端の2部屋は家族も数人なら泊まれるわ。
侍女とか侍従とか連れてくる場合もあるでしょ?
この階にも神官の控室があるわ。
次に4階。
ここは風呂とリハビリの場所。
リハビリについては後で教えるわよ。
更に5階。
食堂と売店ね。
主に家族用だけどね。
患者がここで食べられるくらいなら退院させるわよ。
神官もここで食事を摂ると良いわ。
最後が屋上。
基本洗濯物を干すだけね。
景色が良いでしょうから見てみる?」
今は神殿と治療院しか無いからスカスカの土地だけどね。
シャルロッテさんも神様通信である程度の状況は分かっているはず。
長の家に居るらしいから昼食後にお誘いに行こう。
「シャルロッテさんたちも神殿と治療院見に行くでしょう?
長も来る?家の転移陣の登録も有るし。」
「シャルテ、結局ダンジョン化したんだって?
魔物退治と温泉は良い娯楽になるね。
他の里からもエルフが殺到するよ。」
「だよね。
治療も手伝ってもらおうか。
ああ、重症や重傷の患者だから無理か。」
「シャルテさん、もちろん行きますよ。
神自ら神殿のデザインをしたのでしょう。
楽しみですわ。」
長にも家の転移陣の管理権限をあげてから治療の町へと5人で跳んだ。
まずは神殿の転移陣の起動テストをしよう。
「行先の印が今までの7か所分有りますね。
ここが8番目の転移陣となったのですか。
オフランの神殿は3とあるこれです。
ここに魔力を注げば転移できるはずですよ。」
シャルロッテさんの説明で5人とも転移陣に乗って転移を試す。
「きちんと繋がったようですね。
こちらからの行先の印も増えています。
少しお時間を頂いて各神殿への連絡と治療の町への人員のことを話して来ますね。
パルの町へ出るならば案内にふたりをお連れ下さい。」
シャルロッテさんは神官さんふたりを置いて神殿へ消えて行った。
「長、どうする?
わたしはこの前来た時には絡まれるのが嫌で買い物とかしなかったんだ。
何か買ってく?」
「そうね、オフランならワインでも買って帰ろうか。
これからはこの転移陣が使えるからいつでも買い出しに来れるね。」
神官さんの案内で酒屋へと行くことにした。
この後も町作りがあるからワイン買ったら戻ろうかな。
30分くらいで神殿に戻るとシャルロッテさんは既に待っていた。
新しい神殿を見るために早々に連絡を済ませたらしい。
今度はわたしの魔力を8番の印に注いで5人で戻った。
さあ、神殿と治療院の中身を見てみるか。
まずは礼拝所。
定住者は多くならないだろうからそれ程広くはない。
まず神像からダンジョンコアを返してもらう。
「まだポーズ確定してないの?神様。
見るたびに違うポーズでも良いけどさ。
他所の人の前では動かしちゃダメだよ?」
礼拝所の出口から1度出て正面から全体を見てみた。
確かに治療院より高そうだね。
「なるほど、神はこのように落ち着いた雰囲気がお好きなのですね。
他所の煌びやかな装飾は要らないかもしれませんね。」
「まあ治療に訪れるかその家族だろうから、金きらだとお布施沢山取られそうで嫌じゃない?
後から変えられるから神様の気分で変わるかもしれないよ?」
他所の神官や学生も来る場所になるのか。
創造神様の意思としてここがテンプレになるかもしれないんだね。
神像のポーズと共に悩むが良いさ。
わたしがこの後も建物を建てると知って神殿のあちこちは後回しになった。
治療院の説明をすることとなった。
「この転移の間からさっきも通った通路であっちの治療院へ患者さんを運びます。
最初の部屋は緊急に対応できる処置室ね。
その横には家族や関係者が待機できる場所。
奥にはもうひとつ予備の処置室。
重なることもあるだろうから。
更に奥には神官たちの控室。
仮眠をできる部屋付きね。
控室に居ても良いし、神殿に居ても良いって距離でしょ?
普通は事前にこちらへ患者を送る連絡は欲しいよね。
で、その向かいにある扉がエレベーター。
部屋ごと上下して階を移動できる道具ね。
ああ、後でストレッチャーや車椅子、患者さんを運ぶ道具ね、それを作っておくわ。
各神殿には担架の方が良いのかしら。
魔法で浮かせるってのは人族じゃ無理か。
2階に行きましょう。
この扉の横の上向き三角を押すと部屋の呼び出しよ。
ここは1階だから上向きだけね。
上から降りたいときは下向きの方を押すのよ。」
エレベーターの操作は直感的にできるわよね?
「2階は入院患者の大部屋ね。
一部屋に6人、男女別よ。
ここにも神官が控える部屋があるわ。
続いて3階。
ここは個室。
貴族とかで大部屋を嫌がる場合があるでしょう?
高い部屋代取って貸すわ。
端の2部屋は家族も数人なら泊まれるわ。
侍女とか侍従とか連れてくる場合もあるでしょ?
この階にも神官の控室があるわ。
次に4階。
ここは風呂とリハビリの場所。
リハビリについては後で教えるわよ。
更に5階。
食堂と売店ね。
主に家族用だけどね。
患者がここで食べられるくらいなら退院させるわよ。
神官もここで食事を摂ると良いわ。
最後が屋上。
基本洗濯物を干すだけね。
景色が良いでしょうから見てみる?」
今は神殿と治療院しか無いからスカスカの土地だけどね。
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