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第八十話
しおりを挟む俺のレベルアップを兼ねて今日はスケルトン退治。
ミュリエルに黒の森のダンジョン41階層も繋いてもらったのだ。
日中の順番がミランダ関連で占められていたのでその5人プラスミランダと保護者的にシルフィーさんが付いて来た。
ミランダ関連とは、ミランダの補佐もしているなんちゃら公爵の娘、今は代替わりしているので公爵の妹のサマンサ・マンスフィールド。
なんちゃら公爵じゃなくてマンスフィールド公爵だったか。
公爵から爵位も変わったとか聞いたような気もするけど忘れた。
それとミランダの侍女さんエマ、ステファニー、クリスティナ、イリナの4人。
スケルトンをちょっと倒しただけで俺は馬車の異空間行きとなった。
そろそろ魔物素材も足りなくなりそうだな。
トルメキのダンジョンへ行けば良かったか?
今あっちは混んでるんだよね。
侍女さんたちが張り切って素材集めてるから。
サマンサにはパーティ用のドレスとセクシー下着を作った。
セクシー下着を着せて燃え上がるとかマッチポンプだな。
皆脚も綺麗なのでチャイナドレスも良いかもしれない。
スリットで際立つだろうな。
侍女4人は戦闘服のリクエストだった。
魔物素材で防御力上がったりするのか。
セクシー下着は全員が欲しがった。
身内価格で結構数を持っているだろうに。
更にミランダまで異空間訪問。
時間的余裕が有ると皆逃さないな。
特にミランダは後継ぎが必要だしな。
そろそろその辺りを計算して狙わないといけないのか?
最後にはシルフィーさんまで。
スケルトンが粗方片付いたので外も休憩中だそうだ。
俺はほとんど倒せてないのですけど?
シルフィーさんにもドレスとセクシー下着を作る。
まだ持っている数が少ないもんね。
通常仕様の下着も渡しておこう。
シルフィーさんはミュリエルより少し年上でAランク冒険者でもあるそうだ。
俺の倍くらいのレベルらしい。
普通の冒険者よりも強い受付嬢って。
セラフィナたちにさんざん話を聞かされていたのか、かなり積極的だ。
さっきまで乙女だったと言うのに。
それまで無関心だったのに一度経験すると積極的になるのはエルフ系の皆に共通している?
ミュリエルやセラフィナたちの話が盛り上がっているのだろうか。
ご期待に応えねばならないね。
それでも3回戦は俺の体力が心配なんですけど?
どうにか俺もスケルトン退治に参加させてもらった。
レーザービームの教官になっていたけれども。
皆は俺よりもレベル高いので覚えれば俺よりも成果を出している。
当分俺が一番レベル低いままだな。
本気でどうにかレベルアップを考えなくてはいけない。
ちょっと特訓でもしてくるかな。
適度な強さの魔物とか都合の良いダンジョンは無いだろうか。
シルフィーさんに聞いてみよう。
「そうね、この下なんてゾンビがぞろぞろ居て楽に倒せるでしょう?
匂いさえ我慢できるならね。
誰も行きたがらないから倒し放題よ?」
それはちょっとガスマスク装着したくなるな。
創造魔法で作れそうではあるけれど、魔力消費がとんでもなく多そうだ。
行く人数分ともなれば何日掛かることやら。
それに服や体中が腐臭になりそうで嫌だな。
楽な道は無いかー。
「この階層が一番楽よね。
素材は獲れないしそれ程急激にレベル上げられないのだけれど。」
ダンジョン行き専用の日を作らないとダメかな。
この謎の順番振り返りが終わらないと予定できないか。
今日みたいに戦闘侍女さんだらけの日は無いだろうしな。
房中術絡みで魔力だけは増えてるんだけどな。
ちょっと結界張って下の階層に魔法放り込んで来ますね。
魔石拾いもしないで投げっ放しで良いから。
何回かやればその付近の腐臭消えないかね?
ダメ?そうっすか。
ちくせう、思いっきり放り込んでやる。
その後レーザービームで薙ぎ払いだ。
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