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第三十八話

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怒涛の夜が明けて翌日。
皆を連れて島へと向かう。
人数増えたので転移ではなく船でお出掛け。
まだ大型船は作っていなかったので空間拡張の仕様。
空間拡張だと外の景色が見えないんだよね。
揺れの影響も無いので船酔いにならないのは良いのだけれど。

島は船を着けられないので小舟で上陸する。
セラフィナを始めとする何人かは飛び込んで泳いで行った。
侍女さんたちがビーチパラソルやらビーチチェアやら設置している。
ちょっと奥に簡単な屋根だけ作っておきますかね。
ああ、トイレも設置しておかないと。

やはり砂浜の方が安心して遊べるようだ。
第三王子ロジェくんも楽しそうに波と戯れている。
70人だか80人だかの女性が全員水着なのも凄い光景だな。


さて、セラフィナのために作った水上バイクを取り出す。
水辺で遊ぶ人たちから離れたところで二人乗りして操作を教えるとすぐに覚えたようだ。
少し遠くまで行ってかっとんでる。
もう一台を出してミュリエルと二人乗り。
後ろから抱き着かれているのも良いものだ。
代わる代わる後ろに嫁たちを乗せて海面を走り回った。
嫁じゃなくても乗せて回った。
俺が一番楽しんでいるかもしれない。


お昼は海岸でBBQ。
やはりこれだな。
やきそばの麺も作っておきたいな。

サラーちゃんとロジェ王子のお昼寝に合わせて皆は休憩している。
俺は休憩させてもらえないようだ。
前に来た時に建てた部屋でサービスタイムです。
日焼け対策も兼ねてぬるぬるなプレイ中だったりする。
これが結構術としても効いているようなので侍女さんまで列をなしている。
最後まではしないけど丁寧なマッサージバージョンで対応しましょう。
ミュリエルたちの許可は出ているのだけれど時間が更に足りなくなりそうなので、今しばらくお待ちくださいな。

俺が午後は海に出ないまま帰宅の時間です。
今回は奴隷の3人も来ているのであちらは無人だったり。
こちらにも大規模な自宅建てる必要がありそうだな。
ゆっくり何グループかに分けて遊びに来た方が良さそうだ。

夕食を終えると若い者たち程疲れているようで、アロエ塗ったらすぐに各部屋へと帰って行った。
泳ぐのは全身使うから疲れるよね。

年長さん組の夜だったようだ。
セラフィナ、ミュリエル、王妃、側妃ふたり、元公爵夫人ふたり、、マルグリットさん、アンさんと俺の部屋の応接でお酒を飲みながら入れ替わりで寝室に来る体制が作られていた。
まさか、おかわり有りで日が昇るまでするとは思わなかった。
ミュリエルたちはともかく、母親組も元気だな。
最年長の王妃でさえ39歳とあちら基準で考えればまだまだ現役なので致し方ないか。

それにしても恐ろしいのはミュリエルの精力剤か。
一体何が配合されているのか、怖くて聞けないな。

朝食後は若い者組のスケジュールが組まれているそうだ。
夕べのアロエ後にすぐ引き上げたのも予定の内だったのね。
ミランダ、ミリアム、ナタリー、アリス、ケイト、アグネス、サマンサ。
おい、聖女組のアグネスも参加決めたのか。
そして最後、公爵のところの娘さんやないかー。

更に余裕が有れば侍女さんの新規参加も予定に組まれているらしい。
そろそろ20人に近づいているのでは?
まだまだ?
ミュリエルもどこまで増やす気でいるのだろう。

ミュリエルやジャクリーヌさんたちが王都や侯爵領都へ行って雑事は済ませるということなので、ゆっくり愛でましょうかね。
明るい部屋で見る嫁の裸も良いですな。
昨日の水着姿も良かったけどね。
これからも王都の貴族たちが入れ替わるだろうから、そろそろミランダたちも社交の場に出ることもあるのかな。
皆にドレスを沢山作らないといけないね。
サイズの変化も結構有るみたいだし。
目一杯着飾ってもらいましょうね。


夕食の前にミュリエルたちは帰って来たようだが、俺の方はまだ新規のふたりが待っている。
何か大勢連れて来たらしいがお任せしておこう。

まずはアグネス。
大きい胸がコンプレックスだったみたいだが、ブラと施術で解消されている。
猫背も大分治ったようだ。
大体皆胸が大きいのだよな。
俺が見ているのは100人足らずの女性だけど、美人だし胸は大きいしで俺の好みを直撃している。
猫背も矯正する下着も作った方が売れそうだな。

そして公爵令嬢サマンサ。
諦めたと言うよりこの地と俺の可能性に賭けるそうだ。
何より母親やミリアムの勧めが有ったらしい。
ご期待に沿えるよう今からも頑張りますよ。


待機していた侍女さんたちは夕食の時点で明日以降に持ち越された。
これから数日は侍女さんがひとりは入るローテーションをミュリエルが組んだそうだ。
大丈夫なのかね、俺。
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