35 / 52
35.これは女子会なんだろうか
しおりを挟む
慶太郎が悠仁の家にやって来たのは20時ごろ。
「いやーん。ハルの家なのにヘドさんが本当に居るぅ」
「やだぁ!無花果さん、超素顔!イケメーン」
「二人ともその変な声だすのやめろ」
狭い部屋が一気に賑やかになり、慶太郎が買ってきたアイスを冷凍庫にしまいながら、悠仁が辟易した顔をする。
「本当に怪我は大丈夫なの?怖いよねストーカーでしょ?無事でいてくれて良かったけど」
「ありがとぉ無花果さん。無花果さんもファンには気を付けてね」
「ね。絶対ニコイチで動こうねって、ヘルメスさんと言ってたところよ」
はいこれお見舞いねと御祝儀袋を手渡すと、仲間内からのお見舞いだからと、慶太郎は強引に絋亮にそれを手渡した。
「そんな、もう……みんなにお礼しなくちゃ」
「良いわよ。そんなことよりよ!まさかハルとヘドさんが本当に付き合っちゃうなんて。紹介した甲斐があるわ」
「無花果さん能力者なの?ヴィジョン見えてた?」
「んな訳ねえだろ。おい慶太郎、調子乗ってないでお前も食うんだから手伝えよ」
「なんだよハル、照れてんのかよ」
お好み焼きを焼くためにホットプレートを渡すと、慶太郎が面白がって揶揄いながらも、良かったなと笑顔を浮かべる。
「照れる照れないの話じゃないだろ。お好み焼きの具材渡すから、それ早くテーブルにセットして」
「はいはい」
「あのなあ……」
「おお怖っ」
悠仁を揶揄う慶太郎に、最終的には根負けして苦笑いを浮かべると、キッチンスペースで作ったお好み焼きの生地とカットした肉や餅、チーズなどのトッピング材料を渡す。
「ハル、あれは?油引くハケみたいなやつ」
「アレは実家にしかないよ」
「あれ、そうだっけ」
「なになに?そういうのがあるの?」
絋亮が一体どんなものなのかと、興味津々の様子で二人に声を掛ける。
「そう。あるのよぉヘドさん。あ、でもあれはたこ焼きの時に使ってたかな」
「ほらこれオリーブオイル。慶太郎、絋亮は全然料理出来ないから、ひっくり返したいって言っても絶対任せるなよ。あと今は俺たちしか居ないんだから、二人とも呼び方本名で統一しろよ」
「悠仁は分かってないね」
「ねーヘドさん。こういうところがねー」
「なんだよ」
絋亮ばかりか慶太郎にも否定されて、困惑気味に二人を見ると、残念なものを見る眼差しが向けられる。
「あのね、無花果さんとアタシには親しき中にも礼儀あり。そういうものが存在するの。ただ、彼氏の親友を紹介してもらったってスタンスじゃないのよ」
「そうだよ。そもそもヘドさんと意気投合してHaLを紹介した世界線が存在するの。こっちはこっちで知り合いなんだから、そこを強引にいきなり素で付き合えって無遠慮な要求しちゃダメ」
「……よく分からんけど、そういうもんなのか。要はお前ら二人の問題であって、俺が本名を呼ぶのは構わないんだな?」
餃子を焼き始めるからそっちも焼き始めろと指示を出しながら、二人の顔を見て確認する。
「それは問題ないよ」
「今更お前に無花果って呼ばれてもなあ」
「あーそうかよ。あ、慶太郎。マジで絋亮にひっくり返させるなよ?」
「それはネタフリか」
「違うから」
「無花果さん、アタシ本当にダメなのー」
絋亮が下手すると米もまともに炊けないと説明して、慶太郎の笑いを取っている。
二人が仲良く喋りながらホットプレートでお好み焼きを焼き始めたのを確認すると、悠仁はフライパンを出して冷凍餃子を焼き始める。
それにしても、この狭い部屋に3人も人が居ると圧迫感が半端じゃない。
料理が出来上がってからも、狭いテーブルはホットプレートが占拠して皿すら置けない状態で、笑いが絶えない食事を楽しむ。
慶太郎が山ほど買ってきたビールや缶チューハイも、気が付けばあっという間になくなって、最後はアイスを食べながら慶太郎の恋バナを聞かされる可笑しな空気になった。
「余計なお世話かもしれないけど、無花果さんのドストライクっぽい人、紹介しようか?」
「やだ、嘘!そんな人居るの」
「アタシの友達なんだけど、奥手でなかなか恋人出来ないみたいだから。ほら、顔はこんな感じ」
「ヤダ好み!」
慶太郎は社交辞令でもなく本気で喜んでいる顔だ。絋亮にそう伝えると、なら早速とその友達にメッセージを打ち始めた。
「どうなるか分かんないけど、上手くいくといいな」
「もうギャンブルとか浮気とかで、悩まされるのは懲り懲りだよー」
「お前、そんな見る目なかったんだな」
「ハルだって今まで誰ともまともに付き合ったことなかっただろ。ヘドさんに嫌われないようにしなよ?」
一緒に住む話をしたからだろうか、慶太郎は揶揄うよりも心配した面持ちで悠仁の顔を覗き込んでいる。
「分かってるよ。そこまで考える相手がやっと出来たんだし、真面目に向き合うよ」
「なら早く家族にも話しとけよ。おばさんとか特に、お前のことずっと気にしてるからな」
「それも考えてる」
慶太郎と二人で話し込んでると、友達と連絡がついたらしく、絋亮がいつの間にか電話をし始めて、慶太郎に代わってみないかと声を掛けてきた。
「無花果さん、試しに話してみて」
「ヘドさん仕事が早すぎるわ」
言いながら電話を代わると、慶太郎は緊張した様子で話し始めた。
「友達ってその人もドラァグクイーンなのか」
「違うよ、高校の同級生。物静かで温厚なんだけど喋ると結構面白いやつなんだよ」
「なるほど。それで慶太郎の相手に」
「付き合うかどうかは本人たち次第だけど、ウマは合うと思うんだよね。なんとなくだけど」
そんな話をしていると、慶太郎の方も話が終わったのか電話を切る前にまた絋亮に代わってほしいとスマホをよこす。
「会う約束できた!」
「あらホントー?良かったわ。あ、もしもし?」
「すげえなお前」
電話し始めた絋亮と入れ替わるように慶太郎に話し掛けると、どこでも生きてけそうだと揶揄う。
「それ褒めてんの?めちゃくちゃ感じのいい人だよ。友達になるにしても、一度会ってみませんかって話しただけだよ」
「そうなんだ。まあ、メッセージで長いことちまちまやっててもな」
「だろ?後でヘドさんに写真送ってもらうんだー」
「ああ、お前だけ知ってるの卑怯だもんな」
「卑怯って」
可笑しそうに体を揺らして慶太郎が笑う。
絋亮の方も電話を終えたようで、なにがそんなに面白いのかと話に混ざって来る。
「話しやすい人でちょっと会うの楽しみだって。無花果さんなんで爆笑してんの」
「なんでもないよ。それより相手に慶太郎の写真送るって?」
「ああ。そうよ無花果さん!写真撮らせて」
「待ってまだ笑っててブサイクだから、ちょ、ホント待って!撮らないで」
嫌がる慶太郎の写真を撮って絋亮の友達に、その騒いでる様子ごと送信する。
恥ずかしいだのみっともないだのひとしきり騒いで、その後もなんだかんだ話し込んでから、1時ごろになってようやく慶太郎が帰り、絋亮と悠仁も交代でシャワーを済ませると、まだしばらく修学旅行のような騒がしい夜は続いた。
「いやーん。ハルの家なのにヘドさんが本当に居るぅ」
「やだぁ!無花果さん、超素顔!イケメーン」
「二人ともその変な声だすのやめろ」
狭い部屋が一気に賑やかになり、慶太郎が買ってきたアイスを冷凍庫にしまいながら、悠仁が辟易した顔をする。
「本当に怪我は大丈夫なの?怖いよねストーカーでしょ?無事でいてくれて良かったけど」
「ありがとぉ無花果さん。無花果さんもファンには気を付けてね」
「ね。絶対ニコイチで動こうねって、ヘルメスさんと言ってたところよ」
はいこれお見舞いねと御祝儀袋を手渡すと、仲間内からのお見舞いだからと、慶太郎は強引に絋亮にそれを手渡した。
「そんな、もう……みんなにお礼しなくちゃ」
「良いわよ。そんなことよりよ!まさかハルとヘドさんが本当に付き合っちゃうなんて。紹介した甲斐があるわ」
「無花果さん能力者なの?ヴィジョン見えてた?」
「んな訳ねえだろ。おい慶太郎、調子乗ってないでお前も食うんだから手伝えよ」
「なんだよハル、照れてんのかよ」
お好み焼きを焼くためにホットプレートを渡すと、慶太郎が面白がって揶揄いながらも、良かったなと笑顔を浮かべる。
「照れる照れないの話じゃないだろ。お好み焼きの具材渡すから、それ早くテーブルにセットして」
「はいはい」
「あのなあ……」
「おお怖っ」
悠仁を揶揄う慶太郎に、最終的には根負けして苦笑いを浮かべると、キッチンスペースで作ったお好み焼きの生地とカットした肉や餅、チーズなどのトッピング材料を渡す。
「ハル、あれは?油引くハケみたいなやつ」
「アレは実家にしかないよ」
「あれ、そうだっけ」
「なになに?そういうのがあるの?」
絋亮が一体どんなものなのかと、興味津々の様子で二人に声を掛ける。
「そう。あるのよぉヘドさん。あ、でもあれはたこ焼きの時に使ってたかな」
「ほらこれオリーブオイル。慶太郎、絋亮は全然料理出来ないから、ひっくり返したいって言っても絶対任せるなよ。あと今は俺たちしか居ないんだから、二人とも呼び方本名で統一しろよ」
「悠仁は分かってないね」
「ねーヘドさん。こういうところがねー」
「なんだよ」
絋亮ばかりか慶太郎にも否定されて、困惑気味に二人を見ると、残念なものを見る眼差しが向けられる。
「あのね、無花果さんとアタシには親しき中にも礼儀あり。そういうものが存在するの。ただ、彼氏の親友を紹介してもらったってスタンスじゃないのよ」
「そうだよ。そもそもヘドさんと意気投合してHaLを紹介した世界線が存在するの。こっちはこっちで知り合いなんだから、そこを強引にいきなり素で付き合えって無遠慮な要求しちゃダメ」
「……よく分からんけど、そういうもんなのか。要はお前ら二人の問題であって、俺が本名を呼ぶのは構わないんだな?」
餃子を焼き始めるからそっちも焼き始めろと指示を出しながら、二人の顔を見て確認する。
「それは問題ないよ」
「今更お前に無花果って呼ばれてもなあ」
「あーそうかよ。あ、慶太郎。マジで絋亮にひっくり返させるなよ?」
「それはネタフリか」
「違うから」
「無花果さん、アタシ本当にダメなのー」
絋亮が下手すると米もまともに炊けないと説明して、慶太郎の笑いを取っている。
二人が仲良く喋りながらホットプレートでお好み焼きを焼き始めたのを確認すると、悠仁はフライパンを出して冷凍餃子を焼き始める。
それにしても、この狭い部屋に3人も人が居ると圧迫感が半端じゃない。
料理が出来上がってからも、狭いテーブルはホットプレートが占拠して皿すら置けない状態で、笑いが絶えない食事を楽しむ。
慶太郎が山ほど買ってきたビールや缶チューハイも、気が付けばあっという間になくなって、最後はアイスを食べながら慶太郎の恋バナを聞かされる可笑しな空気になった。
「余計なお世話かもしれないけど、無花果さんのドストライクっぽい人、紹介しようか?」
「やだ、嘘!そんな人居るの」
「アタシの友達なんだけど、奥手でなかなか恋人出来ないみたいだから。ほら、顔はこんな感じ」
「ヤダ好み!」
慶太郎は社交辞令でもなく本気で喜んでいる顔だ。絋亮にそう伝えると、なら早速とその友達にメッセージを打ち始めた。
「どうなるか分かんないけど、上手くいくといいな」
「もうギャンブルとか浮気とかで、悩まされるのは懲り懲りだよー」
「お前、そんな見る目なかったんだな」
「ハルだって今まで誰ともまともに付き合ったことなかっただろ。ヘドさんに嫌われないようにしなよ?」
一緒に住む話をしたからだろうか、慶太郎は揶揄うよりも心配した面持ちで悠仁の顔を覗き込んでいる。
「分かってるよ。そこまで考える相手がやっと出来たんだし、真面目に向き合うよ」
「なら早く家族にも話しとけよ。おばさんとか特に、お前のことずっと気にしてるからな」
「それも考えてる」
慶太郎と二人で話し込んでると、友達と連絡がついたらしく、絋亮がいつの間にか電話をし始めて、慶太郎に代わってみないかと声を掛けてきた。
「無花果さん、試しに話してみて」
「ヘドさん仕事が早すぎるわ」
言いながら電話を代わると、慶太郎は緊張した様子で話し始めた。
「友達ってその人もドラァグクイーンなのか」
「違うよ、高校の同級生。物静かで温厚なんだけど喋ると結構面白いやつなんだよ」
「なるほど。それで慶太郎の相手に」
「付き合うかどうかは本人たち次第だけど、ウマは合うと思うんだよね。なんとなくだけど」
そんな話をしていると、慶太郎の方も話が終わったのか電話を切る前にまた絋亮に代わってほしいとスマホをよこす。
「会う約束できた!」
「あらホントー?良かったわ。あ、もしもし?」
「すげえなお前」
電話し始めた絋亮と入れ替わるように慶太郎に話し掛けると、どこでも生きてけそうだと揶揄う。
「それ褒めてんの?めちゃくちゃ感じのいい人だよ。友達になるにしても、一度会ってみませんかって話しただけだよ」
「そうなんだ。まあ、メッセージで長いことちまちまやっててもな」
「だろ?後でヘドさんに写真送ってもらうんだー」
「ああ、お前だけ知ってるの卑怯だもんな」
「卑怯って」
可笑しそうに体を揺らして慶太郎が笑う。
絋亮の方も電話を終えたようで、なにがそんなに面白いのかと話に混ざって来る。
「話しやすい人でちょっと会うの楽しみだって。無花果さんなんで爆笑してんの」
「なんでもないよ。それより相手に慶太郎の写真送るって?」
「ああ。そうよ無花果さん!写真撮らせて」
「待ってまだ笑っててブサイクだから、ちょ、ホント待って!撮らないで」
嫌がる慶太郎の写真を撮って絋亮の友達に、その騒いでる様子ごと送信する。
恥ずかしいだのみっともないだのひとしきり騒いで、その後もなんだかんだ話し込んでから、1時ごろになってようやく慶太郎が帰り、絋亮と悠仁も交代でシャワーを済ませると、まだしばらく修学旅行のような騒がしい夜は続いた。
10
お気に入りに追加
161
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
目が覚めたら、カノジョの兄に迫られていた件
水野七緒
BL
ワケあってクラスメイトの女子と交際中の青野 行春(あおの ゆきはる)。そんな彼が、ある日あわや貞操の危機に。彼を襲ったのは星井夏樹(ほしい なつき)──まさかの、交際中のカノジョの「お兄さん」。だが、どうも様子がおかしくて──
※「目が覚めたら、妹の彼氏とつきあうことになっていた件」の続編(サイドストーリー)です。
※前作を読まなくてもわかるように執筆するつもりですが、前作も読んでいただけると有り難いです。
※エンドは1種類の予定ですが、2種類になるかもしれません。
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる