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24.② *
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貴臣の口から怒張した性器を引き抜くと、有無を言わさず抱き起こして貴臣のベルトを外し、性急にスラックスをボクサーパンツごと引き摺り下ろす。
「ちょ、圭吾」
「風呂入ってからって言ってんのに、お前が煽るからだ」
くるりと貴臣に背を向かせ、ソファーに手をついて腰を突き出させると、ゆっくりと指をしゃぶって唾液を絡め、その指を後孔に突き立てる。
「あぅ」
ぶちゅっと空気を押し返すような小さな抵抗を感じながら、更に上から唾液を垂らして潤滑油代わりに後孔を濡らしてやると、入り口をヒクヒクさせて指を呑み込んでいく。
「咥えて気持ち良くなったのか? 奥がもうトロトロだぞ」
「や……圭吾だめ。お風呂入ってない」
「ダメはこっちのセリフだっての」
指で隘路を丁寧にほぐし、引き抜いたそばから怒張した淫刀で後孔を貫く。
「ああっ」
「そんなに締めんなよ」
中で肉襞が絡み付いて、搾取するみたいにキュッと締まると、緩やかに抽送を始めて腰を打ちつける。
既に硬さを持ち始めていた貴臣の性器は、奥を穿つ度に硬く反り返り、鬱血したように赤黒く膨張して滴りを漏らす。
「触ってないのに、とんでもないことになってるぞ」
「だって生でこんな」
「だから興奮してんのかよ」
そのまま獣の交尾みたいに無我夢中で腰を振って、貴臣を攻め立てると、甘ったるい吐息が聞こえる度に、顔が見えないのがもどかしくて、ずるりと淫刀を引き抜く。
「ちょっとこっち来い」
「え?」
二人掛けの小さなダイニングテーブルに押し倒し、大きく足を拡げさせ、今度は向かい合って淫刀を突き立てると、奥を突いた瞬間に貴臣がとろりと精を吐き出す。
「マジかよ、今日は触ってないぞ」
「だって、あ……んっ、んん」
「煽り上手だな、お前は」
シャツが汚れるのも構わずに、身を屈めてキスをすると、貴臣が吐き出す熱が腹の下をびちょびちょに濡らす。
そのままダイニングテーブルが軋む音を聞きながら、腰を突き上げて最奥を穿つと、貴臣は体をビクッと震わせ、もう無理だと首を振る。
「何度でも達けよ」
「や、だめ……ダメ」
その返答が可愛くて、後孔に淫刀を突き立てたまま貴臣を担いで更に場所を移動すると、今度はキッチンでその体を存分に味わうことにする。
「これで部屋中お前のマーキング済みだな」
「やぁあっ、ん……嬉しい」
「お前が居ない時でも、どこに居ても、勃起しそうでヤバいわ」
背後から奥を穿ち、小刻みな律動で貴臣を追い立てると、貴臣の手が伸びてきて、再び芯を持ち始めた性器を握らされる。
「こっちもして欲しいのかよ」
「んっ、して。ぐちゅぐちゅして」
「……お前は、マジで」
パンパンと乾いた音を立てて奥を突き、性液に塗れた屹立を片手で擦り上げると、よほど気持ちが良いのか、悲鳴のような短い喘ぎ声をあげて貴臣が背中を弓形に反る。
「そろそろ、達くかも」
「ん……俺もまた出ちゃいそう」
前から溢れ出た雫がとろりと床に落ち、更に性器を扱く力を強くして速く扱いてやると、貴臣は堪え切れない様子で後孔を締め付ける。
「んっ、もう……奥に出すぞ」
「圭吾、圭吾ッ」
もはや作業のように貴臣を扱いて吐精させると、限界まで張り詰めた淫刀が最奥で暴発するように、一気に精を吐き出した。
奥で俺を受け止めながら、ドプッと溢れ出す貴臣の性液が指を伝い、シンクやシンク下の棚の扉を汚しながらポタッと床に落ちていく。
「ひぁっ」
残滓の残り一滴まで出してやろうと柔くなっていく屹立を扱くと、貴臣が変な声を出す。
「後で掃除手伝えよ」
「ごめんって」
貴臣の奥に熱を吐き出して萎え始めた淫刀をずるりと引き抜くと、どろっと溢れ出した白濁した俺の熱が貴臣の内腿を汚しながら床に落ちる。
「あー。こりゃ掃除が大変だ」
「本当にごめんって」
振り返った貴臣は、まるで俺の機嫌を取るみたいにキスをして舌を絡めてくる。
仕方ないとは思いつつ、体の熱はまだ冷め切ってなかったようで、俺たちは風呂場に移動してからも淫らな行為に耽ってたっぷりと愛し合った。
「ちょ、圭吾」
「風呂入ってからって言ってんのに、お前が煽るからだ」
くるりと貴臣に背を向かせ、ソファーに手をついて腰を突き出させると、ゆっくりと指をしゃぶって唾液を絡め、その指を後孔に突き立てる。
「あぅ」
ぶちゅっと空気を押し返すような小さな抵抗を感じながら、更に上から唾液を垂らして潤滑油代わりに後孔を濡らしてやると、入り口をヒクヒクさせて指を呑み込んでいく。
「咥えて気持ち良くなったのか? 奥がもうトロトロだぞ」
「や……圭吾だめ。お風呂入ってない」
「ダメはこっちのセリフだっての」
指で隘路を丁寧にほぐし、引き抜いたそばから怒張した淫刀で後孔を貫く。
「ああっ」
「そんなに締めんなよ」
中で肉襞が絡み付いて、搾取するみたいにキュッと締まると、緩やかに抽送を始めて腰を打ちつける。
既に硬さを持ち始めていた貴臣の性器は、奥を穿つ度に硬く反り返り、鬱血したように赤黒く膨張して滴りを漏らす。
「触ってないのに、とんでもないことになってるぞ」
「だって生でこんな」
「だから興奮してんのかよ」
そのまま獣の交尾みたいに無我夢中で腰を振って、貴臣を攻め立てると、甘ったるい吐息が聞こえる度に、顔が見えないのがもどかしくて、ずるりと淫刀を引き抜く。
「ちょっとこっち来い」
「え?」
二人掛けの小さなダイニングテーブルに押し倒し、大きく足を拡げさせ、今度は向かい合って淫刀を突き立てると、奥を突いた瞬間に貴臣がとろりと精を吐き出す。
「マジかよ、今日は触ってないぞ」
「だって、あ……んっ、んん」
「煽り上手だな、お前は」
シャツが汚れるのも構わずに、身を屈めてキスをすると、貴臣が吐き出す熱が腹の下をびちょびちょに濡らす。
そのままダイニングテーブルが軋む音を聞きながら、腰を突き上げて最奥を穿つと、貴臣は体をビクッと震わせ、もう無理だと首を振る。
「何度でも達けよ」
「や、だめ……ダメ」
その返答が可愛くて、後孔に淫刀を突き立てたまま貴臣を担いで更に場所を移動すると、今度はキッチンでその体を存分に味わうことにする。
「これで部屋中お前のマーキング済みだな」
「やぁあっ、ん……嬉しい」
「お前が居ない時でも、どこに居ても、勃起しそうでヤバいわ」
背後から奥を穿ち、小刻みな律動で貴臣を追い立てると、貴臣の手が伸びてきて、再び芯を持ち始めた性器を握らされる。
「こっちもして欲しいのかよ」
「んっ、して。ぐちゅぐちゅして」
「……お前は、マジで」
パンパンと乾いた音を立てて奥を突き、性液に塗れた屹立を片手で擦り上げると、よほど気持ちが良いのか、悲鳴のような短い喘ぎ声をあげて貴臣が背中を弓形に反る。
「そろそろ、達くかも」
「ん……俺もまた出ちゃいそう」
前から溢れ出た雫がとろりと床に落ち、更に性器を扱く力を強くして速く扱いてやると、貴臣は堪え切れない様子で後孔を締め付ける。
「んっ、もう……奥に出すぞ」
「圭吾、圭吾ッ」
もはや作業のように貴臣を扱いて吐精させると、限界まで張り詰めた淫刀が最奥で暴発するように、一気に精を吐き出した。
奥で俺を受け止めながら、ドプッと溢れ出す貴臣の性液が指を伝い、シンクやシンク下の棚の扉を汚しながらポタッと床に落ちていく。
「ひぁっ」
残滓の残り一滴まで出してやろうと柔くなっていく屹立を扱くと、貴臣が変な声を出す。
「後で掃除手伝えよ」
「ごめんって」
貴臣の奥に熱を吐き出して萎え始めた淫刀をずるりと引き抜くと、どろっと溢れ出した白濁した俺の熱が貴臣の内腿を汚しながら床に落ちる。
「あー。こりゃ掃除が大変だ」
「本当にごめんって」
振り返った貴臣は、まるで俺の機嫌を取るみたいにキスをして舌を絡めてくる。
仕方ないとは思いつつ、体の熱はまだ冷め切ってなかったようで、俺たちは風呂場に移動してからも淫らな行為に耽ってたっぷりと愛し合った。
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