彼女に浮気された俺がミステリアスな美貌の同期と××したら溺愛沼から逃げられなくなりました

藜-LAI-

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24.① *

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 お腹が減ったと騒ぐ貴臣とコンビニに行き、貴臣が食べる弁当やらビールのツマミ、他にも要り用な物を買うと、家に戻って風呂を洗う。
「そういえば、圭吾の家に泊まるのめちゃくちゃ久しぶりじゃない?」
「お前んちの方が広々してるからな。会社からも近いし」
「彼女を勘違いさせたくないから、同僚でも泊めないって言ってたよ、お前」
「ヤダ恥ずかしい。そんな黒歴史思い出させないで」
「そっか。他の女とセックスしたベッドで俺は寝るのか」
「そういうこと言うんじゃありません」
「事実だろ」
「……ならベッド買い替えるよ」
「なんかダメージ喰らってるね」
「お前がな! お前が攻撃したんだろ」
「それ自業自得って言うんだよ」
「恥ずかしながら、ぐうの音も出ません」
 アホなやり取りをしながら、ベッドのシーツを替えて洗濯機に放り込むと、弁当を食べ終わった貴臣とテレビを見ながらビールを飲んで風呂が沸くのを待つ。
「正直さ」
「ん?」
「この部屋でヤッてない場所はどこなの」
「なにを」
ナニ・・を」
「ちょっとなに。なんでそんなこと聞いてくんの」
「単なる嫉妬だよ」
「それ本当に純粋な嫉妬なのかよ」
「で? どこならヤッてないの」
「俺こう見えてもノーマルだからね? ベッド以外ではそういうこと致しません」
「俺のことは風呂でちょいちょい抱くのに?」
「ああ、言われてみれば」
「今思い出したみたいな言い方だな」
 貴臣は呆れた様子で俺を睨み、そうやって忘れてることがあるんじゃないかと俺に詰め寄ってくる。
「待て待て。そもそも家に呼ぶこと自体滅多になかったから、本当にベッド以外はないって」
「ふうん」
 納得してない様子だが、貴臣はゆっくりと体を離して缶ビールを手に取る。
「なんだよその顔。なに企んでんだお前」
「別に」
 そう言いながら、貴臣は熱い手のひらで俺の股間をまさぐって、するりとふところに潜り込んでくる。
「ちょ、貴臣」
「なに?」
「なに? じゃないだろ。今風呂沸かしてるからさ」
「うん。でも待てないから」
「いや、待て待て待て」
「待たない」
 手のひらの刺激のせいで硬く勃起した性器を、貴臣がズボンのジッパーを下ろして引き摺り出し、パクッと躊躇なく口に咥える。
「おいっ」
「ふっ。匂いが濃いね」
「だから風呂入ってからで良いだろ」
「やだよ」
 雁首をねっとりと舐められて、しばらく自慰もしていなかったからか、すぐに先走りが先端から溢れる。
「垂れてきた」
「実況すんなよ」
 溢れ出た雫を舐め取られ、手を使って緩やかに怒張した性器を扱かれながら鈴口を舌先でグリグリと刺激されると、堪らず甘ったるい息が漏れる。
「ッ……おい貴臣」
「俺の中とどっちが気持ち良い?」
「どっちって」
「即答出来ないのかよ」
「あのなあ、普段淡々としてるお前が、こんなことしてるってだけでめちゃくちゃたぎるし、美味そうにしゃぶってんのエロいんだよ」
「そうなの?」
「つか咥えるか喋るかどっちかにしろよ」
「じゃあ舐めたげる」
 貴臣は性器を握り込んだ手を緩やかにしならせ、硬く反り返った屹立の裏筋をねっとりとねぶる。
 唾液に濡れた熱い舌が根元から雁首までを何度も行き来して、迫り上がる劣情に一層性器を硬くすると、貴臣がクスッと笑って鈴口から溢れる雫を舐める。
 柔らかくて弾力のある唇が、キスをするように鈴口に当てられると、締まりの良い後孔のように唇を窄め、グリグリと押し付けた後に雁首まで呑み込まれる。
「くっ」
 貴臣の口の中でチロチロと舌先が動き回り、時折甘噛みされながら手と唇を使って竿を扱かれると、早くも失禁してしまいそうな感覚が迫り上がってくる。
「凄い匂いが濃い」
「うるせえよ、実況すんなって」
「おしりムズムズしてきた」
「ムズムズって」
「早くこれ挿れたい」
「急に可愛いこと言うな」
「ふふ、硬くなった」
 貴臣は俺の屹立を根元まで一気に咥え込むと、唇を窄めて器用に舌で裏筋を舐り、溢れる唾液を啜る音を立てる。
 たまに上目遣いになって俺の顔を見上げる顔は恍惚として、酷く淫靡な空気を纏う背徳的な行為が酷く劣情を煽る。
「お前が煽ったんだからな」
「えっ」
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