彼女に浮気された俺がミステリアスな美貌の同期と××したら溺愛沼から逃げられなくなりました

15.② ＊

「やっ、奥」
「くっそ、締め付けやがって」
「圭吾ッ、いっ……ぃひっ」
「そんな声が出ちゃうくらいイイのかよ」
「ンッ、奥の方まで……ぁ、ん」
　貴臣は身を捩りながらギュッと後孔を締め付け、勃起した性器から先走りを溢す。
　よく締まる後孔に淫刀を突き立て、俺に身を預ける貴臣の乳首をカリカリと爪で引っ掻くと、貴臣をビクッと体を震わせて後孔をさらに締め付ける。
「もっと気持ち良くなろうな」
「ぁんっ、圭吾ぉ」
「可愛い声出すなよ」
　ピンと乳首を指で弾くと、美味そうに淫刀を咥え込む後孔からそれを引き抜き、突然の喪失感に困惑する貴臣を仰向けにさせて、大きく足を広げさせる。
「圭吾？」
「キスしながら突かれる方が好きだろ」
　とろりとローションを垂らして後孔を更に濡らすと、再び淫刀をゆっくりと沈めていく。
「んっ、また」
　たっぷり濡れた後孔は肉襞が絡み付くように、抽送する淫刀にねっとりと絡み付いてくる。
「お前の体、マジでエロいな」
「圭吾が育ててるんだよ」
「なにそれエロい」
「ふふ。ねえ、それよりキスしてよ」
　貴臣の手が伸びて俺の頬を緩やかに撫でる。
　恍惚とした表情がやたらと厭らしくて、これ以上ないくらい劣情を煽られる。
「随分と余裕があるみたいだな」
　貴臣の熱り立つ性器を握ると、腰がビクッと震え、それと同時に後孔がギュッと締まる。
「キスしてって、言ってるのに……んっ」
「こうされたら強気に出られないんだろ」
　抽送を速くして貴臣の性器を扱くと、鈴口から先走りを滴らせて貴臣が身を捩って甘ったるい息を吐く。
　その姿がたまらなく愛おしくて、すぐに飛びそうな理性をなんとか働かせて抽送を速くさせる。
　それに合わせて手首を強くしならせると、熱の集まった貴臣の性器は白濁した迸りを放ちながらビクビクと小刻みに震える。
「俺も、そろそろ達きそうかも」
「んっ……圭吾」
　首の後ろに手を回されてグッと抱き寄せられると、それに応えるように唇を合わせ、キスをして舌を絡めながら一気に抽送を速めて激しく奥を穿つ。
　息をするのもやっとなくらい激しいキスを貪りながら、速い律動で腰を打ちつけると、貴臣が切ない顔をして後孔をギュッと締め付ける。
　雁首が肉襞に擦れて失禁するような焦燥が込み上げると、激しい抽送を繰り返して貴臣の奥に一気に精を吐き出す。
「くっ……」
「中でビクビクしてる」
「余裕かよ」
「圭吾の達ってる時の顔、めっちゃ好き」
「見てんなよ」
　腰を突き上げ、まだ奥に吐精する淫刀で肉襞を擦ると、貴臣が短く喘いで口角を上げる。
　それが可愛くて、柔くなりかけた淫刀で更に抽送してやると、気持ちよさそうにだらしなく口を開いて甘ったるい息を吐く。
「エロい顔しやがって」
「だって気持ち良いから」
　キスをせがむ顔は妖艶で、まだまだ欲しいとねだられている気がして鎮まったばかりの股間にカッと熱が再び溜まっていく。
　ずるりと淫刀を引き抜いて、キスを貪りながら避妊具を処理すると、サイドテーブルに手を伸ばして新しいパッケージを掴み取る。
「お前が煽ったんだからな」
「あれ？　俺のせい」
「そうだよ」
　ピンと勃った乳首を口に含んで舌で転がして刺激すると、貴臣の萎えた性器が徐々に膨らみを取り戻す。
「さあ、第二ラウンドと行こうか」
　避妊具のパッケージを噛み切って破ると、ギラついた目で貴臣を見下ろし、濡れた後孔に淫刀を突き立てた。