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9.② *
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鈴口を舌先で刺激し続けながら、屹立を扱く手の動きを速めてやると、くちくち粘つく音を立てながら硬く勃起した性器が更に太さを増す。
そして雁首を咥え、変わらず尖端を虐めながら一層速く手を動かすと、貴臣はビクッと大きく腰を揺らして小さく喘ぎ、口の中に吐精した。
独特の匂いよりも、俺の拙い口淫で貴臣が果てた方が嬉しくて、残滓の一滴まで搾り出すように、窄めた唇に力を込め、ビクビク震える屹立を緩く扱く。
「ちょ、やぁあ……」
貴臣の手が伸びてきて俺の髪を掴むが、それには構わずにわざと音を立てて啜り上げる。
「も、出ないって。圭吾ぉ」
「ん。ティッシュくれ」
口から溢さないように顎に手を添えると、ヘッドボードからティッシュを数枚抜き取って貴臣が俺にそれを手渡す。
受け取ったティッシュに口の中で溜めた白濁した液体を全て吐き出すと、手の甲で濡れそぼった口周りを拭き取りながら貴臣を見つめる。
「気持ち良かった?」
「正直、めちゃくちゃ良かった」
「そりゃ良かった」
そのままチュッと貴臣にキスすると、余韻で火照っているのか色っぽい息を吐くので俺の体もゾクッとする。
お互いに着ているものを全て脱ぎ捨てると、サイドテーブルに手を伸ばし、ローションのボトルを手に取って、手のひらにトロリと垂らしてくちゅくちゅと泡立てる。
「冷たいかも知れないけど、後ろ触って良い?」
「ん。大丈夫」
貴臣は俺が触りやすいように足を大きく広げ、腰を少し突き上げる。
すかさず体を寄せてさらに腰を持ち上げると、露わになった後孔にローションをゆっくり馴染ませてから、人差し指をつぷりとその中に沈めた。
「痛くない?」
「平気」
くちゅくちゅと空気を含んで泡立つ音は、女の潤った泥濘を想像させるが、慌てると貴臣を傷付けてしまうので、慎重に中をほぐしてローションを馴染ませる。
人差し指が完全に根元まで沈むと、奥の方をスリスリと擦って刺激する。
男の場合は前立腺を刺激すると気持ち良いらしいことは、何気なく調べて知っている。
だけど初めてでは、さすがにそこまで気持ち良いところをピンポイントに可愛がってやれる自信がない。
「気持ち良いトコあったら教えて」
「ん……分かった。ンンッ」
可愛く喘ぐ甘ったるい息遣いに、俺の股間もいよいよ熱が溜まってきている。だけど焦れば貴臣を傷付けてしまう。
処女を抱いたことはないが、こんな感じなんだろうか。
人差し指が充分に馴染んだのを確認すると、ローションをさらに垂らして今度は中指も添える。
窮屈な後孔を押し拡げるように指を沈めると、ブチュッと空気に押し返されるような感覚があって、貴臣の頬が紅潮する。
それでも構わずに後孔をほぐしてやると、だいぶ柔らかくなってきたので、体勢を変えて貴臣の緊張をほぐすようにキスをしながら、後孔に沈めた指を動かして中をほぐす。
ぐちゅぐちゅに蕩けた後孔に、いよいよ三本目の指を指し込むと、隘路がギュッと締まって貴臣が力んだのが分かる。
「今日は指だけにしとく?」
「ん、大丈夫」
「無理すんなよ」
「うん。アァッ」
さすがに三本はキツいのか、それでも俺を受け入れようとしてる姿がいじらしくて、ジュブジュブ音を立てながら浅瀬が柔くなるまでじっくりほぐすと、貴臣がもう大丈夫だと思うと小さく呟いた。
「無理なら言えよ」
そして雁首を咥え、変わらず尖端を虐めながら一層速く手を動かすと、貴臣はビクッと大きく腰を揺らして小さく喘ぎ、口の中に吐精した。
独特の匂いよりも、俺の拙い口淫で貴臣が果てた方が嬉しくて、残滓の一滴まで搾り出すように、窄めた唇に力を込め、ビクビク震える屹立を緩く扱く。
「ちょ、やぁあ……」
貴臣の手が伸びてきて俺の髪を掴むが、それには構わずにわざと音を立てて啜り上げる。
「も、出ないって。圭吾ぉ」
「ん。ティッシュくれ」
口から溢さないように顎に手を添えると、ヘッドボードからティッシュを数枚抜き取って貴臣が俺にそれを手渡す。
受け取ったティッシュに口の中で溜めた白濁した液体を全て吐き出すと、手の甲で濡れそぼった口周りを拭き取りながら貴臣を見つめる。
「気持ち良かった?」
「正直、めちゃくちゃ良かった」
「そりゃ良かった」
そのままチュッと貴臣にキスすると、余韻で火照っているのか色っぽい息を吐くので俺の体もゾクッとする。
お互いに着ているものを全て脱ぎ捨てると、サイドテーブルに手を伸ばし、ローションのボトルを手に取って、手のひらにトロリと垂らしてくちゅくちゅと泡立てる。
「冷たいかも知れないけど、後ろ触って良い?」
「ん。大丈夫」
貴臣は俺が触りやすいように足を大きく広げ、腰を少し突き上げる。
すかさず体を寄せてさらに腰を持ち上げると、露わになった後孔にローションをゆっくり馴染ませてから、人差し指をつぷりとその中に沈めた。
「痛くない?」
「平気」
くちゅくちゅと空気を含んで泡立つ音は、女の潤った泥濘を想像させるが、慌てると貴臣を傷付けてしまうので、慎重に中をほぐしてローションを馴染ませる。
人差し指が完全に根元まで沈むと、奥の方をスリスリと擦って刺激する。
男の場合は前立腺を刺激すると気持ち良いらしいことは、何気なく調べて知っている。
だけど初めてでは、さすがにそこまで気持ち良いところをピンポイントに可愛がってやれる自信がない。
「気持ち良いトコあったら教えて」
「ん……分かった。ンンッ」
可愛く喘ぐ甘ったるい息遣いに、俺の股間もいよいよ熱が溜まってきている。だけど焦れば貴臣を傷付けてしまう。
処女を抱いたことはないが、こんな感じなんだろうか。
人差し指が充分に馴染んだのを確認すると、ローションをさらに垂らして今度は中指も添える。
窮屈な後孔を押し拡げるように指を沈めると、ブチュッと空気に押し返されるような感覚があって、貴臣の頬が紅潮する。
それでも構わずに後孔をほぐしてやると、だいぶ柔らかくなってきたので、体勢を変えて貴臣の緊張をほぐすようにキスをしながら、後孔に沈めた指を動かして中をほぐす。
ぐちゅぐちゅに蕩けた後孔に、いよいよ三本目の指を指し込むと、隘路がギュッと締まって貴臣が力んだのが分かる。
「今日は指だけにしとく?」
「ん、大丈夫」
「無理すんなよ」
「うん。アァッ」
さすがに三本はキツいのか、それでも俺を受け入れようとしてる姿がいじらしくて、ジュブジュブ音を立てながら浅瀬が柔くなるまでじっくりほぐすと、貴臣がもう大丈夫だと思うと小さく呟いた。
「無理なら言えよ」
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