私に・・・大切なモノをください。

瑞樹 透夜

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今のハナシ39

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んーやっぱギアとかは使う人少ないかぁ・・・全然減ってない・・・

使い方次第ですっごいよくなるのに・・・

まぁ、私が使えるものが多くなるから良いけど。



~三分後~

ん、こんなものかな。

あとは固めるだけ・・・

「優。コンセント挿してもいい?」

「良いよ。篠葉さんはもう完成?」

「私はみんなより作ってるからね。慣れたよ。」

「そう。」

あとはライト当てて十分間放置してれば完成。

「ん、悩んでるみたいだけど大丈夫?」

「あぁ、この色少し透明すぎるんだよ。あとどれぐらい入れたらいいのか分からなくて。」

クリアカラーのみか・・・

「だったらこっちのミルキーカラーを入れて調整だね。量は、横から見て盛り上がってるぐらいがいいかな。」

「ありがとう!」

んー・・・暇・・・新商品のデザインでも考えてようかな。

どこかと共同制作って言うのも良いかもな・・・

とりあえずそれは置いといて・・・立ち上げたばかりの会社の商品についてだ・・・

アクセサリーと小物・・・アクセサリーはバレッタとか良いかも。小物についてはブックマーカーとか・・・種類もたくさん作って・・・それにするにしてもデザインは・・・

「バラとハイビスカスは間違いなく作るとして、花言葉とかで考えるか・・・」

「新商品考えてるの?」

「ん?うん。バレッタにしようと思うんだけどデザインをね、どうしようかなと。」

「立体で色がついてたら可愛いんじゃない?花言葉も良いと思う。男の人から贈り物としてもらえたら嬉しくない?」

「・・・うん。そうだね。やっぱり花言葉がいいね。ちゃんとリアルに再現して・・・・・・うん、可愛いかも。もしそっちが良かったらこのアクセ共同制作しない?そっちもたしかブランドあったよね?」

「うん。あるよ。」

「こっちはアイディア貰ったのにそっちに何の利益もないでしょ。」

「まぁ、そこは響介さんに要相談、だね。」

「うん。」

まぁ、社長は響介だしね。

女性がもらって嬉しい花と花言葉・・・結婚する人にはイチゴの『幸福な家庭』、夢を追いかける人にはエキザカムの『あなたの夢は美しい』、ご年配の方にもいいかも。そうなると、イチョウの『長寿』とか。家族や友人も対象にしてもっといろいろなものが作れそう。

「ん、十分たった。・・・いい感じ。あと裏を綺麗に・・・いや、いいか。見えないし。」

そういえば他の人は・・・まだ悩んでる人もいるけど、まぁ大体できたかな。

「男子二人と女子三人持ってきて。・・・・・・うん。良い感じだね。じゃあ、十分待ってね」

接着剤で金具と今作ったやつをくっつけて・・・完成。

「優。ネクタイ外して。」

「ん?・・・はい。外したよ。」

キュッ

「これでお揃い。響介と優の分も作ったんだ。」

「すごいね・・・配置が綺麗。」

「ありがと。そだ、これちょっと見てくれる?さっきデザイン考えたんだけど・・・」

「恋人のみを対象にしたものからすべての人を対象にしたものに変えたんですね。」

「うん。対象を変えれば売れるものも多くなるからね。」

その分作るの大変だけど。
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